羽衣さん、春島【初春】
チェンジ
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その後、無事情報を手に入れ任務を終えた2人に飛び込んできたのは、フルカラで暴れたローたちが載った新聞だった
《トラファルガー・ロー大暴れ!フルカラの美しい街並みが奪われ“白い町”へ!先代の王が遺した最後の芸術も失われた…被害は甚大!彼の動機はどこから》
「マジか!ベポの手配書まである!!」
「ッ〜〜、見逃した〜」
まさかベポに懸賞金がかかるとは、この偉大なる航海は本当になにが起こるかわからないモノだ
いったいなにが起きたんだ
今日の昼ごろに到着すると言う船を待ちながら、2人は落ち着かない時間を過ごした
………
……
…
島の南の表門の港は観光用に開かれ目立つため、ハートの海賊団は北の外れの岩肌に船を止めた
「どうだった?」
今朝の新聞のことを聞く前に任務の報告だ
横でイッカクが今朝の新聞のことを聞きたそうにそわそわしている
「予想通りです
この島には大規模な裏カジノ場があります…ですが、入場料だけで1人500万ベリー必要だそうで…中まではまだ」
「ペンギン、うちにいくらあった」
「現金で400万…課金してないものが300万ほど」
「そうか…それを倍額でふっかける
タヌキついてこい」
『ん』
結局、お姫様を治した手術費用を置いてきたロー
ハートの海賊団にある手持ちだけでは1人も入ることすら出来ない
懸賞金がついたローとタヌキ、そしてベポと荷物持ちに強面のクルーを何人か引き連れ町の課金所へと出掛けた
『カジノ…なんでしょ?
そんな入るだけで全額ふっかけるなんて、中に何かあるの?』
ローが気になったと言ったのはこの町にある裏カジノだった
この栄えた国に蔓延る闇の情報を手に入れる算段だ
「さぁな…なにもなけりゃぁ、ハートの海賊団もアガリだな」
アガリ…終わりだなんて縁起の悪い
ニヤついたローの表情が、このカジノに確実何かあるのだろうと思いタヌキはそれ以上言わなかった
予定通りきっちり600万で課金を終え、ローは次の計画へと移った