第三章 啖呵
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その後…。
天使がパレード作って通るくらいの沈黙があって…。
それから…。
吉之助君が、
「んにゃんにゃー…ひったまがったぁ…」
と、わけの分からない方言をつぶやいた。(「ああ、びっくりした」という意味)
「竜助、弥助。さらわれそうになって助けてもらったというのは、本当か?」
「うん…」
「正助が代わりに縛られちゃったから、助けに行ってたんだ」
「そうか…」
と、吉之助君は言うと、いきなり、地面に座り込んで正助君に土下座した。
「申し訳なかっ!
今の数々の無礼、許したもんせっ!」
今度は、正助君の方が、わたわたしてしまう。
「なっ…なんでだ?ちょっと待てっ…なんでそこで土下座なんだよっ」
…と言うか、もう、「ここどこ?私は誰?」みたいな顔で、混乱しまくっている。
「やめろっ!頭を上げろっ!とにかく今すぐ立てっ!!」
もしかしたらこの子、今までひとに謝られたことがないのかな、と思った。
なんかもう、正助君はどうしたらいいのかわかんないって感じで、可哀相なくらいあせりまくっていた。
うーん。
でも…。
なんか二人とも、いい子じゃないですか。
どうも今までお互いに誤解してたみたいだけど。
潔いくらい素直な吉之助君と、ひねくれまくってるけど優しい正助君か。
なんか見てると面白いかも。
天使がパレード作って通るくらいの沈黙があって…。
それから…。
吉之助君が、
「んにゃんにゃー…ひったまがったぁ…」
と、わけの分からない方言をつぶやいた。(「ああ、びっくりした」という意味)
「竜助、弥助。さらわれそうになって助けてもらったというのは、本当か?」
「うん…」
「正助が代わりに縛られちゃったから、助けに行ってたんだ」
「そうか…」
と、吉之助君は言うと、いきなり、地面に座り込んで正助君に土下座した。
「申し訳なかっ!
今の数々の無礼、許したもんせっ!」
今度は、正助君の方が、わたわたしてしまう。
「なっ…なんでだ?ちょっと待てっ…なんでそこで土下座なんだよっ」
…と言うか、もう、「ここどこ?私は誰?」みたいな顔で、混乱しまくっている。
「やめろっ!頭を上げろっ!とにかく今すぐ立てっ!!」
もしかしたらこの子、今までひとに謝られたことがないのかな、と思った。
なんかもう、正助君はどうしたらいいのかわかんないって感じで、可哀相なくらいあせりまくっていた。
うーん。
でも…。
なんか二人とも、いい子じゃないですか。
どうも今までお互いに誤解してたみたいだけど。
潔いくらい素直な吉之助君と、ひねくれまくってるけど優しい正助君か。
なんか見てると面白いかも。