その五 一週間後
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昔の地球儀って、プラスチックとかじゃなくて、木でできてるから、かなり重い。
大久保さんは起き抜けに、頭を直撃されて相当痛かったらしくて、文机につっぷした姿勢のまま、しばらく動かなかった。
「…」
「ご…ごめんなさいっ!」
私は、あわてて大久保さんのところに駆け寄って、立ったまま、上から覗き込んだ。
いつもだったら、ここできつい嫌味のひとつでも出るところなんだけど…。
なぜか大久保さんは、文机にへばりついたような格好のまま、まじまじと私を見て、黙っている。
まだ、寝ぼけているのかな。
「あ…あの…痛かったですよね。大丈夫ですか?」
「ん…ああ…いや…」
なんか妙に歯切れが悪い。
「す…すいません。なんかあの…書類も、積んであったの崩しちゃって…。
お仕事忙しいんですよね…。余計な仕事増やしちゃって…その…」
私がもっと近くで様子を見ようと腰をかがめると、大久保さんは少しだけ顔を赤くした。
「いや…忙しいのは毎日のことだから、気にせんでいいが…それより。
着物は、お前ひとりで着たのか?」
「え…そうですけど」
「着崩れとる。
その体勢で上から覗き込まれると、着物の下の、はだけた胸と脚が、まともに目に入ってくるんだが」
私は、自分の胸を見下ろした。
え…。
転んだ拍子に大きく胸元が開いちゃったらしくて…確かに、この体勢だと…大久保さんからは多分もろにブラが見えてた。
脚も…太もものあたりまで、いつの間にか露出してて…。
「きゃっ」
「夜這いに来るにはちと時刻が早すぎるぞ」
「ちっ、違いますっ」
ど…どうしよう。
は…恥ずかしいよっ。
大久保さんは起き抜けに、頭を直撃されて相当痛かったらしくて、文机につっぷした姿勢のまま、しばらく動かなかった。
「…」
「ご…ごめんなさいっ!」
私は、あわてて大久保さんのところに駆け寄って、立ったまま、上から覗き込んだ。
いつもだったら、ここできつい嫌味のひとつでも出るところなんだけど…。
なぜか大久保さんは、文机にへばりついたような格好のまま、まじまじと私を見て、黙っている。
まだ、寝ぼけているのかな。
「あ…あの…痛かったですよね。大丈夫ですか?」
「ん…ああ…いや…」
なんか妙に歯切れが悪い。
「す…すいません。なんかあの…書類も、積んであったの崩しちゃって…。
お仕事忙しいんですよね…。余計な仕事増やしちゃって…その…」
私がもっと近くで様子を見ようと腰をかがめると、大久保さんは少しだけ顔を赤くした。
「いや…忙しいのは毎日のことだから、気にせんでいいが…それより。
着物は、お前ひとりで着たのか?」
「え…そうですけど」
「着崩れとる。
その体勢で上から覗き込まれると、着物の下の、はだけた胸と脚が、まともに目に入ってくるんだが」
私は、自分の胸を見下ろした。
え…。
転んだ拍子に大きく胸元が開いちゃったらしくて…確かに、この体勢だと…大久保さんからは多分もろにブラが見えてた。
脚も…太もものあたりまで、いつの間にか露出してて…。
「きゃっ」
「夜這いに来るにはちと時刻が早すぎるぞ」
「ちっ、違いますっ」
ど…どうしよう。
は…恥ずかしいよっ。