乱入
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[薩摩藩邸 廊下]
大久保「あいつらを迎えに出る。川舟を出すぞ。1隻は材木屋、もう1隻は寺田屋へ回せ。
寺田屋組は私が指揮する。全員、刀と弓を置いていけ。身元を知られると面倒だ。
あとは、二本松の別邸に伝令を走らせて西郷を呼べ。医者の手配も忘れるな」
ゆう「私も龍馬さんを迎えに行く」
大久保「お前は来るな」
ゆう「でも…私だって、龍馬さんたちが心配なんだよっ!」
大久保(ため息)「だったらなおのことだ」
ゆう「えっ…」
大久保「薩摩藩邸にたどり着けば、それで安全というわけにはいかん。
刀傷を受けて、物陰を走り回ったんだ。すぐに手当てせねば悪い風が傷から入って、死ぬぞ。
未来から来たお前の方が、消毒のしかたは詳しいだろう。ここで、準備万端整えて、待ってろ」
ゆう「…わかった。でもお願い、無理はしないでね」
大久保「…心配するな」
利通さんは、私の頭をぽんと叩いて出て行った。
私は落ち着くために深呼吸すると、女中さんたちに向かって、大声で言った。
ゆう「できるだけたくさんお湯を沸かして!
それから…えーと、消毒用のアルコール…は無いから…焼酎たくさん集めて。できるだけ強いやつ!
生水は使っちゃだめよっ」
とにかく、おろおろしてる場合じゃない。
私もなんとか頑張って、みんなを助けなきゃ。
大久保「あいつらを迎えに出る。川舟を出すぞ。1隻は材木屋、もう1隻は寺田屋へ回せ。
寺田屋組は私が指揮する。全員、刀と弓を置いていけ。身元を知られると面倒だ。
あとは、二本松の別邸に伝令を走らせて西郷を呼べ。医者の手配も忘れるな」
ゆう「私も龍馬さんを迎えに行く」
大久保「お前は来るな」
ゆう「でも…私だって、龍馬さんたちが心配なんだよっ!」
大久保(ため息)「だったらなおのことだ」
ゆう「えっ…」
大久保「薩摩藩邸にたどり着けば、それで安全というわけにはいかん。
刀傷を受けて、物陰を走り回ったんだ。すぐに手当てせねば悪い風が傷から入って、死ぬぞ。
未来から来たお前の方が、消毒のしかたは詳しいだろう。ここで、準備万端整えて、待ってろ」
ゆう「…わかった。でもお願い、無理はしないでね」
大久保「…心配するな」
利通さんは、私の頭をぽんと叩いて出て行った。
私は落ち着くために深呼吸すると、女中さんたちに向かって、大声で言った。
ゆう「できるだけたくさんお湯を沸かして!
それから…えーと、消毒用のアルコール…は無いから…焼酎たくさん集めて。できるだけ強いやつ!
生水は使っちゃだめよっ」
とにかく、おろおろしてる場合じゃない。
私もなんとか頑張って、みんなを助けなきゃ。