陸上部仲良し三人組
いつものように今日もあいつのところへいく。
授業の終了と共に小畠の元へいくのはもはや恒例行事で、僕は小畠の猫背な背中に覆いかぶさった。
すると、いつもとは違うさわやかな石鹸の香りが漂う。
その香り鼻腔にはとても心地がよく、彼の首筋に顔を埋める。
おそらく小畠は僕の行動の意味に気が付いたのだろう。
「これなら周りにばれないかなーって…」
そう零す彼の顔には少し照れが混じっていて、それがなんとも僕の心を煽る。
「今日はぜってぇ寝かせねぇ…」
そう首筋で呟いて席へ戻ると、背中には彼の罵声が刺さる。
その罵声すら今は興奮材料になるなんて、彼は思ってもいないだろう。
本日、夜はきっと長い。
授業の終了と共に小畠の元へいくのはもはや恒例行事で、僕は小畠の猫背な背中に覆いかぶさった。
すると、いつもとは違うさわやかな石鹸の香りが漂う。
その香り鼻腔にはとても心地がよく、彼の首筋に顔を埋める。
おそらく小畠は僕の行動の意味に気が付いたのだろう。
「これなら周りにばれないかなーって…」
そう零す彼の顔には少し照れが混じっていて、それがなんとも僕の心を煽る。
「今日はぜってぇ寝かせねぇ…」
そう首筋で呟いて席へ戻ると、背中には彼の罵声が刺さる。
その罵声すら今は興奮材料になるなんて、彼は思ってもいないだろう。
本日、夜はきっと長い。
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