イラストレーターとして在宅で働くメリット&仕事を始める方法とは!
DWORK 2018.02.27 13:00
ソーシャルゲームが流行し、漫画の電子書籍化が進む現在。
デジタルイラストの需要はどんどん増え、最近では多くの商業用イラストが、パソコン上で制作されています。
そんな中、在宅イラストレーターとして働くことを選ぶ人も増えてきました。
今回の記事では、イラストレーターとして在宅で働くメリットや、仕事を始める方法についてご紹介していきます。
在宅イラストレーターとは?
在宅イラストレーターとは、文字通り、自宅でイラストレーターとして働く人たちのこと。
作業ができる環境と、完成した作品やメッセージを送る連絡手段があれば、自宅でもイラストレーターとして仕事ができます。
毎日会社に出勤して働くイラストレーターももちろん多くなっていますが、在宅で働いている人も、かなり増えてきていますね。
どんな業務内容?
在宅イラストレーターの仕事は、ゲームや広告、グッズなどに使われるキャラクターイラストや、デザイン、漫画の作成など……、さまざまな仕事があります。
自宅が作業場になる・連絡手段が電話やメール中心になるだけなので、仕事の内容自体は、会社に出勤して働く場合とあまり変わらないかもしれませんね。
ネットに掲載されている求人情報を見ても、業務内容の種類は多岐に渡ります。
募集内容によく目を通し、自分のスキルを活かせる案件に応募しましょう。
在宅イラストレーターとして働く3つのメリット
ここからは、在宅イラストレーターとして働くメリットを3つご紹介していきます。
■時間の自由がきく
出勤時間や業務時間に決まりがなく、自分の好きな時間に好きなだけ作業できるのは、在宅ワークの最大のメリット。
そのため、平日は別の仕事をして、週末はイラストレーターとして働くといった、兼業を選ぶ人も多くなっています。
■好きな場所で作業できる
「在宅」といっても、実際のところ、仕事さえできれば、どこで作業をしても問題はありません。
ノートパソコンや画材など、必要な道具があれば、外出先や旅行先など、好きな場所で仕事ができます。
ただし、依頼されて描くイラストの情報は、社外秘となっている場合がほとんど。
作業中の画面を第三者に見られないよう、作業場所を選ぶ際は十分に注意してください。
在宅イラストレーターに向いているのはこんな人!
ここまで在宅イラストレーターの概要や、メリットについてご紹介してきました。
では、どんな人が在宅イラストレーターに向いているのでしょうか。
■空いた時間を有効活用したい人
- 学校に通いながら、在宅で絵を描く仕事も経験したい
- 仕事が休みの日や、時間に余裕がある時は、絵を描いてお金を稼ぎたい
- 家事や子育てが忙しく、毎日通勤するのは難しいけれど、空いた時間を有効に使いたい
など、普段の生活で余った時間を有効に使いたい人にとって、在宅イラストレーターはオススメの仕事です。
仕事後の数時間や、時間のある週末だけ作業することもできるので、自分のスケジュールに合わせて無理なく働けます。
■イラスト修行中の人
将来、絵を描く仕事に就くためには、基礎画力やイラスト制作の知識が必須。
美大や美術系の専門学校に通い勉強しながら、在宅でイラストの仕事を受けて技術を磨いている人も多くなっています。
また、イラストの仕事を経験すると、自分の実績になるため、就職時やフリーランスとして働く際にも有利です。
在宅で働くための4つのポイントとは?
ここからは、在宅イラストレーターとして働く4つのポイントをご紹介します。
■道具を揃える
在宅で働くためには、絵を描く道具を揃える必要があります。
アナログで作業する場合は、絵を描くための道具を一式揃えなくてはいけません。
デジタルの場合は、メモリが8GB以上あるパソコン、PhotoshopやIllustratorなどのイラストソフト、ペンタブレットや液晶タブレットなどを揃えておいてください。
■ネット環境を整える
在宅イラストレーターは、クライアントとのやり取りを電話やメールなどで行います。
メールやスカイプ、チャットワークなど、連絡手段が必須になるため、ネット環境を整えておきましょう。
また、完成したイラストは、容量がかなり重くなってしまうことも。
重すぎるファイルは、メールで送信できない可能性が高くなるため、クライアントに納品する際は、ネット上のファイル転送サービスや、ファイルサイズ縮小サービスを活用しましょう。
■絵の勉強や練習を続ける
お金を貰って作業する以上、完成品にはある程度のクオリティが求められます。
在宅で働くと気が緩みやすいですが、仕事を依頼してくれたクライアントの期待に応えるためにも、常に絵の練習は怠らないように努力してくださいね。
■SNSやブログを活用する
個人的に描いたイラストや、クライアントから公開の許可を得たイラストは、SNSやブログ、個人サイトなどで積極的に公開するといいでしょう。
ネット上に作品を公開すれば、自分のイラストの宣伝になり、知名度が上がれば仕事の相談も来るかもしれません。
この時のポイントは、完成していて質のいい作品を、継続的に公開すること。
そうすることで、積極的に活動している様子や、仕事の速さをアピールできます。
まとめ
最後に、今回の内容について、簡単にまとめました。
- 在宅イラストレーターとは、会社に通勤せず、自宅で仕事を受けるイラストレーターのこと
- 仕事・学校・家事といった本業の合間に、在宅イラストレーターとして働く人も多い
- 在宅で働くと、作業時間や働くタイミング、働く場所などを自由に決められるメリットがある
- 在宅で絵の仕事をする際は、作業環境を整え、画力を上げて、積極的に自分を売り込むのがポイント
在宅イラストレーターは、イラストが得意でも、事情があって会社に通勤できない人や、空いた時間を有効活用したい人に向いている仕事です。
絵を描く仕事の幅は広がり、毎朝会社に通勤し、決まった時間に作業をこなす以外の働き方も増えてきています。
在宅イラストレーターとして働くという方法も、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。