ワンピ短編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
……
…………
エネル様はずっと月を見上げていた。
『……』
私は盃が空になっているのを見かねて酒をつぐ。
確かに神に私を想って欲しいなんて思うのは不届き千万なことだろう。
私は隣に居られるだけでも確かに十分な程に嬉しいのだ。
月。
『(…もういいか)』
神は月に随分ご執心のようだし。
私は月なんて興味無いし。
月がなんだって言うの。
そう思い部屋に入ろうとすると腕を掴まれた。
『…?』
「不遜な女だ」
『?』
「フェアリーヴァースに妬くとはな」
それを聞くとぶわ、と顔が一気に熱くなり思考がぐちゃぐちゃになっていった。
『あ……え、ちが、だって、その』
そう焦る私を他所に神は一口酒を飲んだ
と思ったら口付けをされその酒は私の口内と喉を焼きつかせた。
ピリピリして辛いような焼けるようなキツイ香り、強い刺激と味が私を襲った。
しかし酒を飲み終わっても神は離れずにずっと私の口内を愛でていたので我に返り強く抵抗するとやっと解放される。
『はぁ…っ///はぁ……//』
驚く私にエネル様はに、と笑う。
『な、な、に、を……/////』
「あれに妬くほど私に惚れ込んでいるのだろう?」
『っ……?!/////』
「ヤハハハ そんなに構って欲しいのなら」
私はベッドに降ろされた弾力で跳ねたがすぐに彼が私を押さえつける。
月の光は彼に遮られ私に影を落とした。
「今日はお前に構ってやろう なあ?[リリィ]」
そう言い見下ろす彼の視線は、
今日は私を映して
この夜、私を酔わせたのは
口で移されたいつもより数倍度数の高い酒では無く
降った無数の口付けと
まっすぐ私を焦がした神の視線だった
抱かれ快感にさらされ美しい彼に縋るばかり
視線を向けられて初めて、こう思う
神の視線にはきっと月も恥じらうに違いない
…………
エネル様はずっと月を見上げていた。
『……』
私は盃が空になっているのを見かねて酒をつぐ。
確かに神に私を想って欲しいなんて思うのは不届き千万なことだろう。
私は隣に居られるだけでも確かに十分な程に嬉しいのだ。
月。
『(…もういいか)』
神は月に随分ご執心のようだし。
私は月なんて興味無いし。
月がなんだって言うの。
そう思い部屋に入ろうとすると腕を掴まれた。
『…?』
「不遜な女だ」
『?』
「フェアリーヴァースに妬くとはな」
それを聞くとぶわ、と顔が一気に熱くなり思考がぐちゃぐちゃになっていった。
『あ……え、ちが、だって、その』
そう焦る私を他所に神は一口酒を飲んだ
と思ったら口付けをされその酒は私の口内と喉を焼きつかせた。
ピリピリして辛いような焼けるようなキツイ香り、強い刺激と味が私を襲った。
しかし酒を飲み終わっても神は離れずにずっと私の口内を愛でていたので我に返り強く抵抗するとやっと解放される。
『はぁ…っ///はぁ……//』
驚く私にエネル様はに、と笑う。
『な、な、に、を……/////』
「あれに妬くほど私に惚れ込んでいるのだろう?」
『っ……?!/////』
「ヤハハハ そんなに構って欲しいのなら」
私はベッドに降ろされた弾力で跳ねたがすぐに彼が私を押さえつける。
月の光は彼に遮られ私に影を落とした。
「今日はお前に構ってやろう なあ?[リリィ]」
そう言い見下ろす彼の視線は、
今日は私を映して
この夜、私を酔わせたのは
口で移されたいつもより数倍度数の高い酒では無く
降った無数の口付けと
まっすぐ私を焦がした神の視線だった
抱かれ快感にさらされ美しい彼に縋るばかり
視線を向けられて初めて、こう思う
神の視線にはきっと月も恥じらうに違いない