青天の霹靂とはまさにこの事
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「なぁなぁ唐瓜ィ」
それは何てことない地獄の日常の、何気ない会話の一コマだった。
「お前さぁ、『この人にだけは逆らえないなぁ』っていう人いる?」
「また突然だな…うーん、俺はやっぱり姉ちゃんかな。茄子は?」
「俺は母ちゃん。何時もは優しいけど、怒った母ちゃんには絶対逆らえない。」
「あー分かる…でもいきなりなんだよ?
気になる事でもあんのか?」
「あーうん、閻魔様もさ、鬼灯様には逆らえないだろ?じゃあ鬼灯様にも逆らえない人っているのかなぁって。」
「いやいやいやいや、絶対いねーだろ!だってあの鬼灯様だぜ?
あの人が逆らえない人なんて」
「あ!鬼灯様だー!」
「えっ」
脳天気な幼なじみの声が遠ざかっていく事に気づき横を見れば、
先程まで居たはずの彼は既にいなくなっていた。
「ねぇねぇ鬼灯様、鬼灯様にも逆らえない人っているの?」
しかもとんでもないこと聞いてやがる。
顔を真っ青にして茄子を止めにいった唐瓜の耳にはいったのは
「えぇ、いますよ。一人だけ。」
天変地異の合図だった。
それは何てことない地獄の日常の、何気ない会話の一コマだった。
「お前さぁ、『この人にだけは逆らえないなぁ』っていう人いる?」
「また突然だな…うーん、俺はやっぱり姉ちゃんかな。茄子は?」
「俺は母ちゃん。何時もは優しいけど、怒った母ちゃんには絶対逆らえない。」
「あー分かる…でもいきなりなんだよ?
気になる事でもあんのか?」
「あーうん、閻魔様もさ、鬼灯様には逆らえないだろ?じゃあ鬼灯様にも逆らえない人っているのかなぁって。」
「いやいやいやいや、絶対いねーだろ!だってあの鬼灯様だぜ?
あの人が逆らえない人なんて」
「あ!鬼灯様だー!」
「えっ」
脳天気な幼なじみの声が遠ざかっていく事に気づき横を見れば、
先程まで居たはずの彼は既にいなくなっていた。
「ねぇねぇ鬼灯様、鬼灯様にも逆らえない人っているの?」
しかもとんでもないこと聞いてやがる。
顔を真っ青にして茄子を止めにいった唐瓜の耳にはいったのは
「えぇ、いますよ。一人だけ。」
天変地異の合図だった。
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