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合宿の一時

「不二は、俺とデートするんだから邪魔しないで!」
「アカンで?菊丸くん、不二クン独り占めしたら」
「そうだよ?今日は俺と植物園に行くんだから邪魔しないでくれる?」
「アーン?俺様は今から周とお茶を飲みに行くんだよ、テメーら全員俺様の邪魔をするんじゃねぇよ」

「、、、、あ、あの、、、」

今日の練習は、午前中で終わりで午後からは各自自由時間となっている
不二は、図書室でゆっくり本を読もうとお昼のご飯を食べ終わってから図書室に向かおうとしたところ
同じ青学に通う親友の菊丸
そして、合宿で同じ部屋のルームメイトである白石、幸村と
幼なじみである
跡部が不二の、元に来たと思えば
いきなり誰が不二と一緒に時間を過ごすのかと争いを始めた。

いつもならここで
自分の意見を素直に話せば
大体納得してくれるはずなのだが
それが出来ないでいる

何故なら、、、

「だーからーっ!不二は俺と一緒にデートするの!」
「いや!俺は不二クンと一緒にトレーニングするや!」
「白石、、?何言ってるの?トレーニングするって言いながらさり気なく不二に淫らな事をしようとしてるんじゃないの?」
「?!ち、ちゃうわ!不二クンがあまりにも細いから一緒に鍛えるんや!」
「ハッ!図星かよ!そんなんだからテメーは変態部長なんだよ!」
「ちょっ!跡部クン!変態、変態って煩いわっ!」

この通り不二が返事をしようとしても
先程からこの馬鹿みたいな口論が約30分ほど続いていて
不二の声は、今いる
この馬鹿4人には聞こえてはいないのだ

(うーん、、流石にどうしようかな、、?)

あまりにもおさまらない
口論に不二は、困りかけてて
悩んでいた
だがしかし、ここでこの4人の誰かと行動すると言っても
またそれも口論が続くもと、、
これは、どうしたものかと
考えてた不二の後ろから
声が聞こえた

「よぉ?不二!なんか困ってるみたいだけど、どうした?」
「あっ、丸井君、、それがね、、?」

不二は、先程の事を全て
ブン太に、説明すると
ブン太は、少し考えて
不二の、腕をとり

「なら!不二!今から俺とケーキ屋に行こうぜ?」
「えっ?ケーキ屋さん、?」
「最近噂のケーキ屋が出来たんだよ!裕太は確か甘いものが好きなんだろ?ならそこのケーキ屋に行って裕太にケーキを土産に持って行ってやればいいじゃん?」
「!じゃあ、丸井君も裕太にもってくケーキ一緒に考えてくれる?」

不二は、嬉しそうに微笑みながらブン太に言うとブン太は
無邪気な笑顔を見せ
「この俺にまっかせろぃ!」
と言いい、そのまま口論してる4人にバレないように
不二とその場を離れた

口論真っ最中の
馬鹿4人が、不二がいなくなったのに気づいたのは
30分後であった
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