散文というかメモまとめ
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(導入) お帰りなさいませ、ご主人様 ビブリオメイドカフェ、よるべ館へようこそ ここは本好きのお客様と同じく本好きのメイド達が本について語らうカフェです。 私はメイドのセルキと申します、お見知り置きを。(カーテシー衣擦れ) 上着をお預かりしてもよろしいでしょうか(服脱ぐ) ありがとうございます。 それではお席にご案内いたします (椅子を引く音) 本館ではおいしい紅茶をお楽しみになりながら、読書を一人で楽しんだりメイドと語らったりす る場所です。 読書というと、少々高尚な趣味に聞こえる気がいたしますがそんなことはありません。皆さま本 が大好きで、(少し考えて)普段は読書って一人でするものですよね? でも映画やドラマなどの作品を鑑賞することには人と分かち合う楽しみがあるでしょう? 本は一度にたくさんの人が読めない分共有が難しいのですが、人がたくさんいれば読み取り方も たくさんあります。読書は他人の言葉に無意識ながらも向き合うことと考えています。 その読書に何か気持ちを動かされたのなら人に伝えたくなる人がいてもおかしくないですよね。 しかし、読書の話は自分の話を一方的にすることになるし気が引ける方が多いのも事実です。 けれどもやっぱり誰かに読んだ本のことを伝えて、自分の気持ちを受け取って欲しい! そういう本好きな方のための拠り所、寄る辺(べ)なのがここです。 もちろん紅茶を飲みながら、一人で読書を楽しむのも大歓迎です。 周りに人がいるからこそ孤独との耐久性のある読書が進むこともありますよね。 実は私もそのタイプなのです。 (ここから小声で) でもここだけの話なのですが、よるべ館の一番の楽しみ方は聞き耳を立てて見ることかもしれま せん。 おいしい紅茶を飲んでいると聞こえてくる、本について語らうお客様とメイドの声。 どんな本を読んでどんなことを考えているのか、というのはその人が現れてきてかなり興味深いで すよ。 え、盗み聞きなんて行儀が悪い、ですか? うふふ、面白い話を聞こえるとこでしちゃう方が問題ですよぉ それに私、時給1150円ぽっちの雇われメイドなので、そこまで高尚なこと求められても困っちゃ います。 でも本好きの人が興味を持った、人にも勧めたくなっちゃうくらいの本って気になりませんか? 楽しそうに語らうその声に耳を傾けてみるのも他では楽しめないことですよ。 あ、そんなことをいっていたら、窓辺の席でお客様とメイドがビブリオバトルトークを始めまし
たね。
(小声ここまで) それではお客様、まずはいっぱい目の紅茶を注がせていただきます。 (紅茶を注ぐ音) 何かありましたらこのペルでお呼びくださいませ。私、セルキが参りますので。 それでは失礼いたします。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。 (徐々に入っていく喫茶店のガヤガヤ音)
聞き耳して見る 一人で読書 メイドと会話
(かえる) (ベルの音) お呼びでしょうか、ご主人様。 はい、お発ちになるのですのですね。 かしこまりました、それでは上着をどうぞ。 いってらっしゃいませご主人様。またのおかえりをお待ちおりしております
たね。
(小声ここまで) それではお客様、まずはいっぱい目の紅茶を注がせていただきます。 (紅茶を注ぐ音) 何かありましたらこのペルでお呼びくださいませ。私、セルキが参りますので。 それでは失礼いたします。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。 (徐々に入っていく喫茶店のガヤガヤ音)
聞き耳して見る 一人で読書 メイドと会話
(かえる) (ベルの音) お呼びでしょうか、ご主人様。 はい、お発ちになるのですのですね。 かしこまりました、それでは上着をどうぞ。 いってらっしゃいませご主人様。またのおかえりをお待ちおりしております