FFI編
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ネオジャパンとの戦いに勝利し、彼らの思いを受け継いだイナズマジャパン。
時は韓国代表ファイアードラゴン戦、この戦いに勝ち抜けば世界への切符を手に入れられる。
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ゆうside
現在、韓国代表ファイアードラゴンと試合を行っている。
吹雪、綱海、土方の怪我により交代しつつも、泥のフィールドでの練習を思い出し何とか「パーフェクトゾーンプレス」を新タクティクス「ルート・オブ・スカイ」にて攻略出来た。
それは良いのだが、鬼道の動きが悪くなってる。膝を庇う様にプレーをしている様に見える。
おそらく、土方と衝突した時に痛めたのであろう。
今ベンチにある作られてある氷嚢の数は足りないだろう。
「はるちー、新しい氷嚢作ってくるね!」
「えぇ!?今ですか?」
「先読みだよ〜」
「?何だか、分からないですが行ってらっしゃいませ!」
嫌な予感は大体当たる。私は皆に行ってくるねと声を掛けて、ベンチを後にする。
氷嚢や新たな冷却スプレーを持ってくる最中、この試合について考える。
このまま何も起こらなければ、イナズマジャパンは負ける…。
今問題としては円堂、飛鷹、豪炎寺が上がるだろう。彼らの問題は彼らにしか解決出来ないものだ。
そして監督はおそらく打開策として今まで試合に出してなかった取っておいた不動明王を投入するだろう。
ココしかない、世界へ行くための踏ん張り所だ。
敵も味方も何も知らない不動のサッカーでやるしかないのだ。
それでも私は…不動なら大丈夫と思うのだ、ベンチにいた時の彼はずっとチームメイトの動きを見ていた。
お互いに信頼出来たら…だけどね。
そんな事を考えながらベンチへ戻っていき、新たなクーラーボックスを地面に置く。
そんな私を横目に不動は嫌味全開に声を掛けてくる。
「ご苦労なこった。また誰か怪我でもするとでも?」
「念には念だよ。」
いつもの事なので適当に交わしつつ、自分の聞きたい事を聞く事にする。
「ねぇ、あの時の質問の答え出た?」
不動の瞳が揺れる、動揺してるのだ。
きっと、彼の中では答えなんて既に出ているのだ。ただ素直に表さないだけで。
「…チッ。何のことだか分からないね」
「そう。でも、この試合できっと皆にわかってもらえると良いね」
「はぁ?お前何言って…」
不動がそう言いかけた瞬間、アフロディの新必殺技「ゴッド・ブレイク」が決まりそれどころではなくなった。
点差を逆転され、前半終了となった。
ハーフタイムに入り、久遠監督から緑川、鬼道がベンチに入るよう指示が入った。
鬼道は土方とぶつかった時に膝を痛めた事、緑川は疲労によるもので下げるみたいだ。
そして代わりに、不動が投入される事となった。
その名前が出された時、皆が目を丸くし驚いていた。不動本人でさえ…。
「へぇ…やっとですか」
そう言うと満更でもない様子で不動は立ち上がる。
それを制する様に鬼道が久遠に抗議をする。
「待って下さい!不動はまだチームに溶け込んでいません。世界進出のかかった大事な試合でなぜ不動を…」
その言葉を聞いて不動は笑顔から少しムッとする。
やっぱりこの試合前に鬼道に突っかかってたのも、ずっと試合に出れなかった事で不貞腐れてたのであろう。それにしても不器用な男だ。
「敵は不動を知らない…不動はジョーカーだ」
その言葉を聞いて風丸は納得したと言わんばかりに話し出す。
「今まで試合に出てない不動。きっと韓国にはデータがない!」
その言葉をきっかけに円堂、基山…皆も納得していく。
そして、不動は円堂に「良いこと言うねぇ」と肩を叩きながら鬼道を煽る様に見てグラウンドの方へ出ていく。
「強い者は弱い者を喰らって生きる。それが自然界の掟だ」
これまで生きてきた彼の哲学なのだろう。
それなのにチームスポーツであるサッカーを選んだのは…もしかしたら私と同じかもしれない。
そしてチームは1人欠けた状態で後半戦がスタートとなった。
その間に私はベンチに座る鬼道に氷嚢を渡す。
「すまないな。…なぁ、夢見は今のこの現状どう思う?」
悩むよね、こんな状況。きっと誰しもが疑問に不安に感じてる。
だだ確かに一つ言えることは…。
「きっと、誰も彼も負けようなんて考えてないと思う。"勝ちたい、勝って世界に行く"この思いだけは皆同じだと思う。
それは、ふどーサンも同じだと…思うよ?」
「味方にラフプレーをしててもか?」
鬼道は不動により壁山や風丸が的にされてる試合を観ながら引き攣った顔で私に問いかける。
私も鬼道と同じ顔にはなってしまったが…。
「まあ、まあ、まあ…。あれも個性だと思う…」
「そんな可愛いモノじゃないと思うが…」
まあ私も真帝国の時暴れたので、不動の今のプレーに関しては強く言える立場ではない。若干、彼を庇う様に言うしかない。
・
・
・
no side
試合が進んでいく中で、不動のプレーにより風丸、壁山、基山筆頭にチームの雰囲気が悪くなっていく。
ベンチにいる鬼道、円堂達は何故不動があそこまで強引なプレーをしているのか戸惑いを隠さないでいる。
「鬼道。お前は俺に聞いた、なぜ不動をスカウトしたのか?と」
そして、それを見越した響が不動の過去を語り、スカウトした理由を話した。
鬼道は立ち上がって響に近寄る。
「ありがとうございます。少しアイツが分かってきました」
目線をグラウンドにやると、風丸を煽る不動がいた。
「ですが、それとこれとは別です。あんなプレイをする不動を受け入れることは出来ません」
「勿論、それはお前たち次第だ」
・
・
・
鬼道side
響監督が語った不動の過去と行動原理、久遠監督が円堂に語った「チームを見ろ」
そして、夢見が語っていた「"勝ちたい、勝って世界に行く"この思いだけは皆同じだと思う」
それらを合わせて俺も今のチーム全体と…不動明王というサッカープレイヤーの動きを見る。
プレーを見て行くうちに、俺も隣にいる円堂も気付いていく。
風丸も壁山も普段のプレイなら追いついていた。不動はアイツらの動き、敵の動きを把握した上でパスを出していた。
だがチームは不動を信頼できてないからプレーが噛み合わない。
円堂は久遠監督の元へ行き、フィールドに戻っていく。
イナズマジャパンが世界へ行く為に俺ができる事は…。
夢見が新しく氷嚢を取り替えようと持ってきたのを断る。
彼女は目を丸くし、「どーしたの?」と聞いてきた。
「今から俺はフィールドに戻る」
「えっ、膝痛めてるよ?無茶だよ!」
「今、アイツらと不動をまとめる事が出来るのは俺だけなんだ…だから」
夢見は真剣眼差しになり俺に問いかける。それは、真帝国で見せていた様な顔つきだ。
「壊れるかもよ?貴方はその覚悟はある?」
「あぁ、俺達は世界に行く。その為なら覚悟はできてる」
夢見は呆れながらも笑っている。
「本当、サッカー馬鹿ばっかり…。分かった、その覚悟私も背負うよ」
「ふっ、感謝する」
そして、俺は久遠監督の元へ行く。その後ろからは夢見の声がする。
「きどー君の膝見た感じ大丈夫だから、皆心配しないで」
俺の膝の事を大丈夫と言う事で、夢見は俺の覚悟を後押ししてくれたのだ。
罪悪感はある。だけど今だけは…ありがとな、夢見。
時は韓国代表ファイアードラゴン戦、この戦いに勝ち抜けば世界への切符を手に入れられる。
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ゆうside
現在、韓国代表ファイアードラゴンと試合を行っている。
吹雪、綱海、土方の怪我により交代しつつも、泥のフィールドでの練習を思い出し何とか「パーフェクトゾーンプレス」を新タクティクス「ルート・オブ・スカイ」にて攻略出来た。
それは良いのだが、鬼道の動きが悪くなってる。膝を庇う様にプレーをしている様に見える。
おそらく、土方と衝突した時に痛めたのであろう。
今ベンチにある作られてある氷嚢の数は足りないだろう。
「はるちー、新しい氷嚢作ってくるね!」
「えぇ!?今ですか?」
「先読みだよ〜」
「?何だか、分からないですが行ってらっしゃいませ!」
嫌な予感は大体当たる。私は皆に行ってくるねと声を掛けて、ベンチを後にする。
氷嚢や新たな冷却スプレーを持ってくる最中、この試合について考える。
このまま何も起こらなければ、イナズマジャパンは負ける…。
今問題としては円堂、飛鷹、豪炎寺が上がるだろう。彼らの問題は彼らにしか解決出来ないものだ。
そして監督はおそらく打開策として今まで試合に出してなかった取っておいた不動明王を投入するだろう。
ココしかない、世界へ行くための踏ん張り所だ。
敵も味方も何も知らない不動のサッカーでやるしかないのだ。
それでも私は…不動なら大丈夫と思うのだ、ベンチにいた時の彼はずっとチームメイトの動きを見ていた。
お互いに信頼出来たら…だけどね。
そんな事を考えながらベンチへ戻っていき、新たなクーラーボックスを地面に置く。
そんな私を横目に不動は嫌味全開に声を掛けてくる。
「ご苦労なこった。また誰か怪我でもするとでも?」
「念には念だよ。」
いつもの事なので適当に交わしつつ、自分の聞きたい事を聞く事にする。
「ねぇ、あの時の質問の答え出た?」
不動の瞳が揺れる、動揺してるのだ。
きっと、彼の中では答えなんて既に出ているのだ。ただ素直に表さないだけで。
「…チッ。何のことだか分からないね」
「そう。でも、この試合できっと皆にわかってもらえると良いね」
「はぁ?お前何言って…」
不動がそう言いかけた瞬間、アフロディの新必殺技「ゴッド・ブレイク」が決まりそれどころではなくなった。
点差を逆転され、前半終了となった。
ハーフタイムに入り、久遠監督から緑川、鬼道がベンチに入るよう指示が入った。
鬼道は土方とぶつかった時に膝を痛めた事、緑川は疲労によるもので下げるみたいだ。
そして代わりに、不動が投入される事となった。
その名前が出された時、皆が目を丸くし驚いていた。不動本人でさえ…。
「へぇ…やっとですか」
そう言うと満更でもない様子で不動は立ち上がる。
それを制する様に鬼道が久遠に抗議をする。
「待って下さい!不動はまだチームに溶け込んでいません。世界進出のかかった大事な試合でなぜ不動を…」
その言葉を聞いて不動は笑顔から少しムッとする。
やっぱりこの試合前に鬼道に突っかかってたのも、ずっと試合に出れなかった事で不貞腐れてたのであろう。それにしても不器用な男だ。
「敵は不動を知らない…不動はジョーカーだ」
その言葉を聞いて風丸は納得したと言わんばかりに話し出す。
「今まで試合に出てない不動。きっと韓国にはデータがない!」
その言葉をきっかけに円堂、基山…皆も納得していく。
そして、不動は円堂に「良いこと言うねぇ」と肩を叩きながら鬼道を煽る様に見てグラウンドの方へ出ていく。
「強い者は弱い者を喰らって生きる。それが自然界の掟だ」
これまで生きてきた彼の哲学なのだろう。
それなのにチームスポーツであるサッカーを選んだのは…もしかしたら私と同じかもしれない。
そしてチームは1人欠けた状態で後半戦がスタートとなった。
その間に私はベンチに座る鬼道に氷嚢を渡す。
「すまないな。…なぁ、夢見は今のこの現状どう思う?」
悩むよね、こんな状況。きっと誰しもが疑問に不安に感じてる。
だだ確かに一つ言えることは…。
「きっと、誰も彼も負けようなんて考えてないと思う。"勝ちたい、勝って世界に行く"この思いだけは皆同じだと思う。
それは、ふどーサンも同じだと…思うよ?」
「味方にラフプレーをしててもか?」
鬼道は不動により壁山や風丸が的にされてる試合を観ながら引き攣った顔で私に問いかける。
私も鬼道と同じ顔にはなってしまったが…。
「まあ、まあ、まあ…。あれも個性だと思う…」
「そんな可愛いモノじゃないと思うが…」
まあ私も真帝国の時暴れたので、不動の今のプレーに関しては強く言える立場ではない。若干、彼を庇う様に言うしかない。
・
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no side
試合が進んでいく中で、不動のプレーにより風丸、壁山、基山筆頭にチームの雰囲気が悪くなっていく。
ベンチにいる鬼道、円堂達は何故不動があそこまで強引なプレーをしているのか戸惑いを隠さないでいる。
「鬼道。お前は俺に聞いた、なぜ不動をスカウトしたのか?と」
そして、それを見越した響が不動の過去を語り、スカウトした理由を話した。
鬼道は立ち上がって響に近寄る。
「ありがとうございます。少しアイツが分かってきました」
目線をグラウンドにやると、風丸を煽る不動がいた。
「ですが、それとこれとは別です。あんなプレイをする不動を受け入れることは出来ません」
「勿論、それはお前たち次第だ」
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鬼道side
響監督が語った不動の過去と行動原理、久遠監督が円堂に語った「チームを見ろ」
そして、夢見が語っていた「"勝ちたい、勝って世界に行く"この思いだけは皆同じだと思う」
それらを合わせて俺も今のチーム全体と…不動明王というサッカープレイヤーの動きを見る。
プレーを見て行くうちに、俺も隣にいる円堂も気付いていく。
風丸も壁山も普段のプレイなら追いついていた。不動はアイツらの動き、敵の動きを把握した上でパスを出していた。
だがチームは不動を信頼できてないからプレーが噛み合わない。
円堂は久遠監督の元へ行き、フィールドに戻っていく。
イナズマジャパンが世界へ行く為に俺ができる事は…。
夢見が新しく氷嚢を取り替えようと持ってきたのを断る。
彼女は目を丸くし、「どーしたの?」と聞いてきた。
「今から俺はフィールドに戻る」
「えっ、膝痛めてるよ?無茶だよ!」
「今、アイツらと不動をまとめる事が出来るのは俺だけなんだ…だから」
夢見は真剣眼差しになり俺に問いかける。それは、真帝国で見せていた様な顔つきだ。
「壊れるかもよ?貴方はその覚悟はある?」
「あぁ、俺達は世界に行く。その為なら覚悟はできてる」
夢見は呆れながらも笑っている。
「本当、サッカー馬鹿ばっかり…。分かった、その覚悟私も背負うよ」
「ふっ、感謝する」
そして、俺は久遠監督の元へ行く。その後ろからは夢見の声がする。
「きどー君の膝見た感じ大丈夫だから、皆心配しないで」
俺の膝の事を大丈夫と言う事で、夢見は俺の覚悟を後押ししてくれたのだ。
罪悪感はある。だけど今だけは…ありがとな、夢見。