FFI編
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不動 side
元々、真帝国の時初めてみた時から気に食わない女だと思ってた。
"私可哀想です"みたいな態度や表情全てが悲劇のヒロイン気取りで気色悪かった。
——だからなのか、あの時真帝国で見せられた夢見のサッカー。
この女と1on1で出し抜かれたことが、1人でゴールまで決めた事が……無性に腹立たしく、そしてイカレてると思った。
これはあの時の雪辱を晴らす為、そしてもう一度コイツのサッカーを感じる為の勝負だ。
「…それなら俺と勝負しろ、1on1だ。」
俺は夢見の髪先を掴み引っ張り返す。
夢見は目を見開き、グッと俺を睨みつける。
「分かった、勝負よ。」
・
・
・
no side
不動とゆうはお互い向かい合う。
不動は不遜な態度でニヤつきながら、ゆうは刺す様な視線わ送る。
「あーと、一つ。勝負に負けたら、勝った方の言う事を聞く…なーんて賭け事してみないか?」
「何で、そんな事…。」
「まあまあまあ、ただの遊びだ。一種のスパイだヨォ、夢見チャン。」
不動の真意は定かではないが、ゆうも不動に対して思う所はある。
ゆうは呆れた様に嗤い、挑発するように話す。
「ふんっ、乗ってあげる。後悔しても知らないよ〜。」
「はっ、そーこなくっちゃなぁ!」
そして、夜2人だけの1on1が始まった。
・
・
・
不動とゆうのプレイスタイルは似ている。個人技によるテクニック…主にドリブルを得意としている。
その為お互いに相性が悪いのか、直ぐには決着が付かず2-2までもつれ込んでいた。
「っはは、中々やるじゃねーの?」
「…そっちこそ!」
そして、次の勝負で勝敗が決まる。
攻撃側は不動からだ。ゆうはじゃんけんに負け、守備側スタートであった。
2人とも先程の険悪な雰囲気を忘れ、サッカーに夢中になっている。
「まあ、どんなに強くても勝負運がなけりゃ意味はないがなぁ!!」
「やってみなきゃ、分からないよ!!」
そして、最後のゲームが始まる。
不動のドリブルテクニックによりゆうは思う様にボールを奪えない。
「くそっ!」
「これで、終わりかナァ?」
「だったら…。この技を使う!フィオーリ・コントオルコーノ(蠢く花々)」
「なっ!?」
不動の身体全体、花が人の様ゆ笑い捩れ大小次々と変化し纏わりつく。
その隙を狙い、ゆうは不動からボールを奪う。
勝負は決まった。ゆうの勝利だ。
・
・
・
ゆう side
DF技は出したくなかったが、必要経費ってやつだ…仕方ない。
私は少しため息をついて、不動の方に視線をやる。
不動は呆然としていたが、私の視線に気づくと眉を吊り上げ怒りの表情になった。
「おい!必殺技は卑怯だろ!?」
「何で?最初に必殺技使う、使わないは言ってなかったじゃない。」
「……チッ。はいはい、負け負け俺の負け。確認不足の俺が悪いって事ねぇ。」
不動は負けた事が悔しいのか嫌味ったらしく言ってくる。
彼を見てると日本に来る前の自分を思い出して、嫌になる。
私も彼もお互いに嫌い合うのは所謂…同族嫌悪だ。
「態度わっる。まあ…いいや。私勝ったしぃ!」
「チッ。やっぱ、その態度ムカつくゼ。お前が勝ったんだ、さっさと言え。」
負けたら言う事を聞く…不動から話題に出すのが意外で、少しビックリだ。
「……なら一つ。ちゃんと練習して。」
不動は私の言葉にキョトンとする。いつもの嫌味ったらしい表情とは裏腹に純に何故と言いたげな表情だ。
「はぁ?ふざけてるのか、テメェ。」
「ふざけてないよ。…ふどーサンは世界一目指してるんでしょ?今は皆の事信頼してなくても、練習だけでもパスしたりえんどー君やきどー君の指示通り動きな。」
今の空気の悪さ、こんなのよくある部活と同じだ。
これでは到底世界一なんて夢のまた夢。多分アジア予選で負ける。
それは困る。彼等を世界に送る使命がある。これも総帥からの命令の一つだ。
だから、この挑発に乗った。
「ふどーサンは、サッカーに対しては嘘は付けてないよね。大好きじゃん。」
「何を…!!」
言い出すんだとも言いたげに私を睨みつける。
「皆に対して悪態はついても、サッカーに対してだけは真剣、大好きが溢れてるよ。……でも、練習で空気が悪いと貴方も皆も強くならない。このままだと、アジア予選で負けちゃうよ?そんなの、貴方も本望じゃないでしょ。
だから、私からのお願い。ちゃんと練習をして。」
私は不動に向けて頭を下げる。
命令だけじゃない、私の気持ちも彼等に勝って欲しい。
皆の努力はみてた。這い上がるため頑張ってる人もいる。
「……クソッ!分かった!分かった!!やればいいんだろぉ!!」
それだけ言うと不動は足早に寄宿舎に戻っていく。
って、まだ言いたい事はある!
「ふどーサン、私アンタのサッカー嫌いじゃないよ!」
その言葉は届いてるか分からない。彼は振り返らずに戻って行った。
元々、真帝国の時初めてみた時から気に食わない女だと思ってた。
"私可哀想です"みたいな態度や表情全てが悲劇のヒロイン気取りで気色悪かった。
——だからなのか、あの時真帝国で見せられた夢見のサッカー。
この女と1on1で出し抜かれたことが、1人でゴールまで決めた事が……無性に腹立たしく、そしてイカレてると思った。
これはあの時の雪辱を晴らす為、そしてもう一度コイツのサッカーを感じる為の勝負だ。
「…それなら俺と勝負しろ、1on1だ。」
俺は夢見の髪先を掴み引っ張り返す。
夢見は目を見開き、グッと俺を睨みつける。
「分かった、勝負よ。」
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no side
不動とゆうはお互い向かい合う。
不動は不遜な態度でニヤつきながら、ゆうは刺す様な視線わ送る。
「あーと、一つ。勝負に負けたら、勝った方の言う事を聞く…なーんて賭け事してみないか?」
「何で、そんな事…。」
「まあまあまあ、ただの遊びだ。一種のスパイだヨォ、夢見チャン。」
不動の真意は定かではないが、ゆうも不動に対して思う所はある。
ゆうは呆れた様に嗤い、挑発するように話す。
「ふんっ、乗ってあげる。後悔しても知らないよ〜。」
「はっ、そーこなくっちゃなぁ!」
そして、夜2人だけの1on1が始まった。
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不動とゆうのプレイスタイルは似ている。個人技によるテクニック…主にドリブルを得意としている。
その為お互いに相性が悪いのか、直ぐには決着が付かず2-2までもつれ込んでいた。
「っはは、中々やるじゃねーの?」
「…そっちこそ!」
そして、次の勝負で勝敗が決まる。
攻撃側は不動からだ。ゆうはじゃんけんに負け、守備側スタートであった。
2人とも先程の険悪な雰囲気を忘れ、サッカーに夢中になっている。
「まあ、どんなに強くても勝負運がなけりゃ意味はないがなぁ!!」
「やってみなきゃ、分からないよ!!」
そして、最後のゲームが始まる。
不動のドリブルテクニックによりゆうは思う様にボールを奪えない。
「くそっ!」
「これで、終わりかナァ?」
「だったら…。この技を使う!フィオーリ・コントオルコーノ(蠢く花々)」
「なっ!?」
不動の身体全体、花が人の様ゆ笑い捩れ大小次々と変化し纏わりつく。
その隙を狙い、ゆうは不動からボールを奪う。
勝負は決まった。ゆうの勝利だ。
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ゆう side
DF技は出したくなかったが、必要経費ってやつだ…仕方ない。
私は少しため息をついて、不動の方に視線をやる。
不動は呆然としていたが、私の視線に気づくと眉を吊り上げ怒りの表情になった。
「おい!必殺技は卑怯だろ!?」
「何で?最初に必殺技使う、使わないは言ってなかったじゃない。」
「……チッ。はいはい、負け負け俺の負け。確認不足の俺が悪いって事ねぇ。」
不動は負けた事が悔しいのか嫌味ったらしく言ってくる。
彼を見てると日本に来る前の自分を思い出して、嫌になる。
私も彼もお互いに嫌い合うのは所謂…同族嫌悪だ。
「態度わっる。まあ…いいや。私勝ったしぃ!」
「チッ。やっぱ、その態度ムカつくゼ。お前が勝ったんだ、さっさと言え。」
負けたら言う事を聞く…不動から話題に出すのが意外で、少しビックリだ。
「……なら一つ。ちゃんと練習して。」
不動は私の言葉にキョトンとする。いつもの嫌味ったらしい表情とは裏腹に純に何故と言いたげな表情だ。
「はぁ?ふざけてるのか、テメェ。」
「ふざけてないよ。…ふどーサンは世界一目指してるんでしょ?今は皆の事信頼してなくても、練習だけでもパスしたりえんどー君やきどー君の指示通り動きな。」
今の空気の悪さ、こんなのよくある部活と同じだ。
これでは到底世界一なんて夢のまた夢。多分アジア予選で負ける。
それは困る。彼等を世界に送る使命がある。これも総帥からの命令の一つだ。
だから、この挑発に乗った。
「ふどーサンは、サッカーに対しては嘘は付けてないよね。大好きじゃん。」
「何を…!!」
言い出すんだとも言いたげに私を睨みつける。
「皆に対して悪態はついても、サッカーに対してだけは真剣、大好きが溢れてるよ。……でも、練習で空気が悪いと貴方も皆も強くならない。このままだと、アジア予選で負けちゃうよ?そんなの、貴方も本望じゃないでしょ。
だから、私からのお願い。ちゃんと練習をして。」
私は不動に向けて頭を下げる。
命令だけじゃない、私の気持ちも彼等に勝って欲しい。
皆の努力はみてた。這い上がるため頑張ってる人もいる。
「……クソッ!分かった!分かった!!やればいいんだろぉ!!」
それだけ言うと不動は足早に寄宿舎に戻っていく。
って、まだ言いたい事はある!
「ふどーサン、私アンタのサッカー嫌いじゃないよ!」
その言葉は届いてるか分からない。彼は振り返らずに戻って行った。