エイリア学園/真帝国編
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無事に佐久間とゆうが退院し、1週間が経過した頃に鬼道から1通のメールが届いた。
内容は"エイリア学園マスターランクに勝つため、デスゾーンを習得したい。その為に、実際に帝国イレブンと一緒にプレイをしたい。"との事だ。
その知らせが入った時、佐久間と源田そして帝国イレブン皆が鬼道のお願いに賛同した。
記録係として近くにいたゆうに佐久間は声をかける。
「ゆうも当日来いよ。雷門で戦ってたし、懐かしいだろ?」
「えぇ〜、良いんっすか?私、一応帝国サッカー部では無いけどなぁ。まあただの部活記録係なんで…。」
ゆうが少しおちゃらけながらも困った風に言うので、佐久間は苦笑いしつつ答える。
「いや、今更だろ!ほぼサッカー部所属みたいなものじゃないか…。」
「そーね、今のマネージャー記録苦手だからね…。ううん、けどなー。」
「何か用事でもあるのか?」
「一応その日にしか私の担当医が出勤しないみたいで、病院行かなきゃなんだよねぇ。」
「そうか…。骨折箇所まだ痛むか?」
そう言うと佐久間は眉を下げ、申し訳なさそうに尋ねてくる。そんな様子を見てゆうも焦り、誤解を解こうとする。
「じろーちゃん、気にしないで!これは、私がしたくてやった事だから!!…それに、途中からだったら来れると思うよ。」
そんなゆうの気遣いに触れ、佐久間の胸の内は暖かくなる。
「ふっ、ありがとうな。じゃあ、皆にも伝えておく。」
そう言うと佐久間は松葉杖をつきながら、帝国イレブンが集まってる所へ向かう。
・
・
・
その日ゆうは一人暮らしのアパートに戻り、ベットの上に座りため息をつく。
「マズったなぁ。当日、副作用出ないと良いけど…。」
ゆうは影山と以前交わした約束を果たす為、治療とは別に試作段階の"RHプログラム"の試行実験を施されていた。
その為、普通なら数ヶ月かかった筈だが脅威の速度で回復していった。
彼女の身体はプログラムによる恩恵と同時に、副作用にも悩まされていたのだ。
「でもなぁ、じろーちゃんの悲しそうな顔見たら行かないとって思っちゃったから…。あーもうっ、私のバカバカ!」
大きい独り言を言いながら頭を悩ませるゆうであった。
・
・
・
デスゾーンが完成し、デスゾーンを超える必殺技の特訓をしている時にゆうも合流してきた。
丁度、皆が休憩している時であった。
走ってきたのか、少し息を切らしながらやってくる。
「ひー、滑り込みセーフ…かな?」
鬼道はゆうの姿を確認すると、一番に駆け寄り声をかける。
「…久しぶりだな。ふっ、滑り込みアウトって所だな。」
「うわっ、キツいお言葉で歓迎ありがとうございますぅ。」
そんな気安いやり取りをしていると、ゆうと面識がある雷門イレブン皆が名前を呼びながら彼女の周りに集まりだす。
ゆうは皆に挨拶をして、自分の治療の状況を説明し安心させる。
幾分エイリア学園との戦いの状況や新たな仲間の紹介、離脱したメンバーの話をしていく内に、自然と佐久間、鬼道、ゆうの3人になっていた。
気まずい空気が流れる。
ゆうは"好きだ"とハッキリと気持ちは伝えられてないが佐久間と鬼道の好意は感じ取ってる。
佐久間と鬼道も互いのゆうに対しての好意に気付いてる。
一対一なら問題ないが、いざ3人になると皆黙ってしまい気まずそうにしている。
そんな様子を遠目に見ていてリカが恋愛の電波をキャッチしたのか、乗り込みに行こうとしたが春奈に止められる。
「何でやー!!あのもどかしい空間、今首突っ込まな、いつ突っ込むんや!!」
「だーめーですっ!邪魔はさせませんよ!!」
春奈も兄である鬼道の気持ちに気付いていたのか、いつも以上に強気にリカを止める。これも、兄の恋路を思っての行動だ。
その様子を見ていたゆう達3人は緊張が解けたのか、笑い出す。
鬼道が最初に口火を切る。
「ふっ、まだ佐久間は告白はしてないのか?」
佐久間はギョッとした顔をし口をぱくぱくさせる。
佐久間とゆうは曖昧な関係である、恋人ではないのだ。
そんな状態の佐久間を横目に静かに笑いゆうが答える。
「まだ、好きだとは告白されてないかな。」
「…それなら戦うチャンスはあるか?」
「そーね…。あんまりに遅いと振り向いちゃうかもね。」
「なら、振り向かせてみせる。」
鬼道は強気にゆうと佐久間を見据えて宣言する。
佐久間はその言葉に一瞬青ざめるが、すぐに表情を引き締めてからニッと挑戦的に笑う。
「俺だって負けない。もっと、ゆうに似合う男になる。」
佐久間がそう言い切ると、3人顔を合わせ笑い合う。蟠りが溶けて佐久間と鬼道は、良い意味で恋のライバル関係となった。
・
・
・
帝国学園の粋な計らいで、皆で学食を食べれる事になった。
丁度昼時でもあったので雷門イレブンと帝国イレブン皆で学食のビュッフェを楽しむ。
が、何故かリカ主導で女子が集められて女子会が開かれる事になった。
リカはご満悦そうにゆうの肩を組みながら話す。
「いやー!先程は良いもん見せてもらいましたなぁ。」
「ありゃ、見てたの?恥ずかしー。」
ゆうのあんまり恥ずかしそうではない反応に皆が少しびっくりしながら頭にハテナを浮かべる。
リカはそれでもグイグイとゆうに質問する。
「それで…実際の所、本命はどっちなん?ほらほら!答えな!!」
「ふーん…じゃあ、一之瀬君。」
ゆうは意地が悪そうにニヤニヤと答える。
その答えにびっくりしたのかリカも秋も「「えっ、」」と固まる。いち早く状況を飲み込んだリカが突っ込みを入れる。
「だめだめだめやー!ダーリンは渡しはせーへんでっ!!」
「うーん…じゃあ、えんどー君。」
またしても意中以外の人物の名前を挙げ秋、夏未は青ざめて固まる。今度は塔子が本能的に危ないと思ったのか、ゆうに突っ込みを入れる。
「円堂はダメだっ!それ以外の男にしろ!」
「ふふっ、私の恋バナだけ聞き出そうとしたからねー。ちょっとした意地悪だよ。」
「夢見先輩って本当に食えない人ですねぇ…。けど、そんな先輩も可愛いです!!」
春奈はキャーとなりながらゆうの腕を掴む。そう、音無春奈はゆうの顔ファンである。
鬼道と春奈、どちらも血は争えない。
そんなやり取りを一部の男子達は女子って怖いと思いながら、自分の中の理想を崩さない為にも聞かないようにしていた。
・
・
・
食堂でのランチタイムも終わり引き続き練習へと戻る。
そして、遂に新必殺技が完成しデスゾーン2に進化を遂げた。
佐久間が誰よりも一番に嬉しそうに鬼道に駆け寄る。
「やったな、鬼道。帝国のチームカラーは全員の意思統一。雷門はウチとは全然違って個性のぶつかり合いだ。
お前はそれを利用し、デスゾーンをデスゾーン2に成長させた。デスゾーン2は雷門だからこそ、お前が雷門の一員になったからこそ出来た必殺技なんだ。
鬼道、お前の個性が発揮される1番輝く場所は雷門なんだ。良いチームを見つけたな。」
佐久間は真帝国での戦いを経て、想いを昇華した。そんな彼の心からの言葉であった。
そして、空から黒ボールが勢いよく降ってきて…カオス戦へと戦いは続く。
無事に佐久間とゆうが退院し、1週間が経過した頃に鬼道から1通のメールが届いた。
内容は"エイリア学園マスターランクに勝つため、デスゾーンを習得したい。その為に、実際に帝国イレブンと一緒にプレイをしたい。"との事だ。
その知らせが入った時、佐久間と源田そして帝国イレブン皆が鬼道のお願いに賛同した。
記録係として近くにいたゆうに佐久間は声をかける。
「ゆうも当日来いよ。雷門で戦ってたし、懐かしいだろ?」
「えぇ〜、良いんっすか?私、一応帝国サッカー部では無いけどなぁ。まあただの部活記録係なんで…。」
ゆうが少しおちゃらけながらも困った風に言うので、佐久間は苦笑いしつつ答える。
「いや、今更だろ!ほぼサッカー部所属みたいなものじゃないか…。」
「そーね、今のマネージャー記録苦手だからね…。ううん、けどなー。」
「何か用事でもあるのか?」
「一応その日にしか私の担当医が出勤しないみたいで、病院行かなきゃなんだよねぇ。」
「そうか…。骨折箇所まだ痛むか?」
そう言うと佐久間は眉を下げ、申し訳なさそうに尋ねてくる。そんな様子を見てゆうも焦り、誤解を解こうとする。
「じろーちゃん、気にしないで!これは、私がしたくてやった事だから!!…それに、途中からだったら来れると思うよ。」
そんなゆうの気遣いに触れ、佐久間の胸の内は暖かくなる。
「ふっ、ありがとうな。じゃあ、皆にも伝えておく。」
そう言うと佐久間は松葉杖をつきながら、帝国イレブンが集まってる所へ向かう。
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その日ゆうは一人暮らしのアパートに戻り、ベットの上に座りため息をつく。
「マズったなぁ。当日、副作用出ないと良いけど…。」
ゆうは影山と以前交わした約束を果たす為、治療とは別に試作段階の"RHプログラム"の試行実験を施されていた。
その為、普通なら数ヶ月かかった筈だが脅威の速度で回復していった。
彼女の身体はプログラムによる恩恵と同時に、副作用にも悩まされていたのだ。
「でもなぁ、じろーちゃんの悲しそうな顔見たら行かないとって思っちゃったから…。あーもうっ、私のバカバカ!」
大きい独り言を言いながら頭を悩ませるゆうであった。
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デスゾーンが完成し、デスゾーンを超える必殺技の特訓をしている時にゆうも合流してきた。
丁度、皆が休憩している時であった。
走ってきたのか、少し息を切らしながらやってくる。
「ひー、滑り込みセーフ…かな?」
鬼道はゆうの姿を確認すると、一番に駆け寄り声をかける。
「…久しぶりだな。ふっ、滑り込みアウトって所だな。」
「うわっ、キツいお言葉で歓迎ありがとうございますぅ。」
そんな気安いやり取りをしていると、ゆうと面識がある雷門イレブン皆が名前を呼びながら彼女の周りに集まりだす。
ゆうは皆に挨拶をして、自分の治療の状況を説明し安心させる。
幾分エイリア学園との戦いの状況や新たな仲間の紹介、離脱したメンバーの話をしていく内に、自然と佐久間、鬼道、ゆうの3人になっていた。
気まずい空気が流れる。
ゆうは"好きだ"とハッキリと気持ちは伝えられてないが佐久間と鬼道の好意は感じ取ってる。
佐久間と鬼道も互いのゆうに対しての好意に気付いてる。
一対一なら問題ないが、いざ3人になると皆黙ってしまい気まずそうにしている。
そんな様子を遠目に見ていてリカが恋愛の電波をキャッチしたのか、乗り込みに行こうとしたが春奈に止められる。
「何でやー!!あのもどかしい空間、今首突っ込まな、いつ突っ込むんや!!」
「だーめーですっ!邪魔はさせませんよ!!」
春奈も兄である鬼道の気持ちに気付いていたのか、いつも以上に強気にリカを止める。これも、兄の恋路を思っての行動だ。
その様子を見ていたゆう達3人は緊張が解けたのか、笑い出す。
鬼道が最初に口火を切る。
「ふっ、まだ佐久間は告白はしてないのか?」
佐久間はギョッとした顔をし口をぱくぱくさせる。
佐久間とゆうは曖昧な関係である、恋人ではないのだ。
そんな状態の佐久間を横目に静かに笑いゆうが答える。
「まだ、好きだとは告白されてないかな。」
「…それなら戦うチャンスはあるか?」
「そーね…。あんまりに遅いと振り向いちゃうかもね。」
「なら、振り向かせてみせる。」
鬼道は強気にゆうと佐久間を見据えて宣言する。
佐久間はその言葉に一瞬青ざめるが、すぐに表情を引き締めてからニッと挑戦的に笑う。
「俺だって負けない。もっと、ゆうに似合う男になる。」
佐久間がそう言い切ると、3人顔を合わせ笑い合う。蟠りが溶けて佐久間と鬼道は、良い意味で恋のライバル関係となった。
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帝国学園の粋な計らいで、皆で学食を食べれる事になった。
丁度昼時でもあったので雷門イレブンと帝国イレブン皆で学食のビュッフェを楽しむ。
が、何故かリカ主導で女子が集められて女子会が開かれる事になった。
リカはご満悦そうにゆうの肩を組みながら話す。
「いやー!先程は良いもん見せてもらいましたなぁ。」
「ありゃ、見てたの?恥ずかしー。」
ゆうのあんまり恥ずかしそうではない反応に皆が少しびっくりしながら頭にハテナを浮かべる。
リカはそれでもグイグイとゆうに質問する。
「それで…実際の所、本命はどっちなん?ほらほら!答えな!!」
「ふーん…じゃあ、一之瀬君。」
ゆうは意地が悪そうにニヤニヤと答える。
その答えにびっくりしたのかリカも秋も「「えっ、」」と固まる。いち早く状況を飲み込んだリカが突っ込みを入れる。
「だめだめだめやー!ダーリンは渡しはせーへんでっ!!」
「うーん…じゃあ、えんどー君。」
またしても意中以外の人物の名前を挙げ秋、夏未は青ざめて固まる。今度は塔子が本能的に危ないと思ったのか、ゆうに突っ込みを入れる。
「円堂はダメだっ!それ以外の男にしろ!」
「ふふっ、私の恋バナだけ聞き出そうとしたからねー。ちょっとした意地悪だよ。」
「夢見先輩って本当に食えない人ですねぇ…。けど、そんな先輩も可愛いです!!」
春奈はキャーとなりながらゆうの腕を掴む。そう、音無春奈はゆうの顔ファンである。
鬼道と春奈、どちらも血は争えない。
そんなやり取りを一部の男子達は女子って怖いと思いながら、自分の中の理想を崩さない為にも聞かないようにしていた。
・
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・
食堂でのランチタイムも終わり引き続き練習へと戻る。
そして、遂に新必殺技が完成しデスゾーン2に進化を遂げた。
佐久間が誰よりも一番に嬉しそうに鬼道に駆け寄る。
「やったな、鬼道。帝国のチームカラーは全員の意思統一。雷門はウチとは全然違って個性のぶつかり合いだ。
お前はそれを利用し、デスゾーンをデスゾーン2に成長させた。デスゾーン2は雷門だからこそ、お前が雷門の一員になったからこそ出来た必殺技なんだ。
鬼道、お前の個性が発揮される1番輝く場所は雷門なんだ。良いチームを見つけたな。」
佐久間は真帝国での戦いを経て、想いを昇華した。そんな彼の心からの言葉であった。
そして、空から黒ボールが勢いよく降ってきて…カオス戦へと戦いは続く。