エイリア学園/真帝国編
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佐久間side
仲間からボールを奪い、1人で全てを交わしゴールまで決める。
傍若無人だ、身勝手で理不尽で独善的で
——こんなにも自由なプレイをするんだな、ゆうは。
俺は鬼道と肩を並べて同じ景色を見てみたかった、ゆうの隣で笑い合いたかった。
だが、これは俺がサッカーをしている最初の理由じゃない。
ただひたすらにボールを蹴るのが楽しかった。
だからもっと上手くなりたかった。
きっと、これだけで十分だったはずだ。
…次のシュートは鬼道を越えるためでも、ゆうを取り戻すためでもない。
俺が……俺自身の為だけのゴールを決めるっ!
そう決意した矢先、不動からパスがくる。
シュートコースは誰もいない。
「これで決めるっ!!!」
皇帝ペンギン1号を放つ寸前、右サイドから人影が現れる。
そして、シュートを撃たせないようにボールを蹴り返そうとする。
「ゆう…何故ッ!?」
「ずっと、ずっっと見てた…だから、分かるっ!!!!
——アンタの"傷"、私も勝手に貰うよ。」
…ずっと、見てたかぁ。それなら、仕方ないな。
そのゆうの行動に勝手に勇気付けられてたなんて、今の俺には口が裂けても言えないな。
・
・
・
no side
佐久間とゆうの両者の苦痛の悲鳴がフィールド上に響き渡る。
ゆうは吹き飛ばされ、佐久間が放ったシュートは無慈悲にも円堂へ向かう。
間一髪でゴール前まで戻ってきていた染岡の右足の犠牲を払い
何とか一点を防せぎ、
雷門VS真帝国は2対2の同点で引き分けとなった。
・
・
・
その後、影山の手により戦艦が爆破され真帝国、雷門メンバー全員退避を余儀なくされた。
道中、意識が朦朧としていたゆうを一之瀬と土門が肩を貸してその場から逃げていた。
「あ…れ?試合…は。」
目を覚ましたゆうに土門は怒りや悲しみを抱いていたのか質問には答えずに捲し立てるように話す。
「お前は、無茶し過ぎだ!!何で…何でこんな無茶するんだよぉ…。」
その顔は怒りや悲しみをはらんでいたが、ひとえに仲間を思っているからこそ怒っている。
そんな土門の悲痛な思いを制するように、一之瀬は止める。
「きっと夢見さん達は俺達とは違う経験をしてきた。だから…あの時は怒ってごめん。」
「ううん…私も貴方達のこと全然理解してなかったから。ごめん。
ねぇ…感情って、心ってほんっと厄介よね。」
一之瀬も土門も思い当たる節があるのか俯きながら、3人は逃げる為進み続ける。
・
・
・
真帝国の戦艦を後にし、佐久間は鬼道に自分の思いの丈を話し源田と一緒に瞳子が手配した病院へ救急搬送される。
その際、ゆうも右足首を痛め腫れ上がっていたので救急隊に診てもらうことになった。
その結果、複雑骨折をしている可能性があると。
その為、緊急性があるため入院の必要があると判断がくだり、彼女はイナズマキャラバンを降りる事となった。
ゆうも佐久間達と一緒の病院にて治療を受けることになり、鬼道を始め雷門イレブン皆がゆうの周りに集まり別れの言葉を交わす。
「きどー君、みんな。…最後まで戦えなくて、ごめん。」
鬼道は皆より一歩前に出て口を歪ませ震える声を絞り出すかのように話しかける。
「…ごめん。俺は何も理解できてなかったんだな…。佐久間達の事も…、お前の事も…。」
そんな鬼道の様子にびっくりしたのか、ゆうは落ち着かせるように優しく諭す。
「…私も分からない事ばっかりだよ。きどー君、貴方は背負いやすいから…。私や、多分じろーちゃん達も思いのまま戦った結果だから大丈夫だよ。思い詰めないで。」
そう言うとゆうは鬼道の手を取り、両手で優しく握り込む。
鬼道はギョッとし、良い意味でも悪い意味でも緊張が走る。手先からゆうの熱が伝わり、身体が熱くなる。
そして、鬼道の状態の事なんてつゆ知らず、ゆうは満足そうに微笑む。
「きどー君、私はイナズマキャラバンに参加できて楽しかったよ。…ありがとね。」
この想いも彼女の本心の一つであった。
そして、ゆうは別れを告げて救急搬送された。
仲間からボールを奪い、1人で全てを交わしゴールまで決める。
傍若無人だ、身勝手で理不尽で独善的で
——こんなにも自由なプレイをするんだな、ゆうは。
俺は鬼道と肩を並べて同じ景色を見てみたかった、ゆうの隣で笑い合いたかった。
だが、これは俺がサッカーをしている最初の理由じゃない。
ただひたすらにボールを蹴るのが楽しかった。
だからもっと上手くなりたかった。
きっと、これだけで十分だったはずだ。
…次のシュートは鬼道を越えるためでも、ゆうを取り戻すためでもない。
俺が……俺自身の為だけのゴールを決めるっ!
そう決意した矢先、不動からパスがくる。
シュートコースは誰もいない。
「これで決めるっ!!!」
皇帝ペンギン1号を放つ寸前、右サイドから人影が現れる。
そして、シュートを撃たせないようにボールを蹴り返そうとする。
「ゆう…何故ッ!?」
「ずっと、ずっっと見てた…だから、分かるっ!!!!
——アンタの"傷"、私も勝手に貰うよ。」
…ずっと、見てたかぁ。それなら、仕方ないな。
そのゆうの行動に勝手に勇気付けられてたなんて、今の俺には口が裂けても言えないな。
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no side
佐久間とゆうの両者の苦痛の悲鳴がフィールド上に響き渡る。
ゆうは吹き飛ばされ、佐久間が放ったシュートは無慈悲にも円堂へ向かう。
間一髪でゴール前まで戻ってきていた染岡の右足の犠牲を払い
何とか一点を防せぎ、
雷門VS真帝国は2対2の同点で引き分けとなった。
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その後、影山の手により戦艦が爆破され真帝国、雷門メンバー全員退避を余儀なくされた。
道中、意識が朦朧としていたゆうを一之瀬と土門が肩を貸してその場から逃げていた。
「あ…れ?試合…は。」
目を覚ましたゆうに土門は怒りや悲しみを抱いていたのか質問には答えずに捲し立てるように話す。
「お前は、無茶し過ぎだ!!何で…何でこんな無茶するんだよぉ…。」
その顔は怒りや悲しみをはらんでいたが、ひとえに仲間を思っているからこそ怒っている。
そんな土門の悲痛な思いを制するように、一之瀬は止める。
「きっと夢見さん達は俺達とは違う経験をしてきた。だから…あの時は怒ってごめん。」
「ううん…私も貴方達のこと全然理解してなかったから。ごめん。
ねぇ…感情って、心ってほんっと厄介よね。」
一之瀬も土門も思い当たる節があるのか俯きながら、3人は逃げる為進み続ける。
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真帝国の戦艦を後にし、佐久間は鬼道に自分の思いの丈を話し源田と一緒に瞳子が手配した病院へ救急搬送される。
その際、ゆうも右足首を痛め腫れ上がっていたので救急隊に診てもらうことになった。
その結果、複雑骨折をしている可能性があると。
その為、緊急性があるため入院の必要があると判断がくだり、彼女はイナズマキャラバンを降りる事となった。
ゆうも佐久間達と一緒の病院にて治療を受けることになり、鬼道を始め雷門イレブン皆がゆうの周りに集まり別れの言葉を交わす。
「きどー君、みんな。…最後まで戦えなくて、ごめん。」
鬼道は皆より一歩前に出て口を歪ませ震える声を絞り出すかのように話しかける。
「…ごめん。俺は何も理解できてなかったんだな…。佐久間達の事も…、お前の事も…。」
そんな鬼道の様子にびっくりしたのか、ゆうは落ち着かせるように優しく諭す。
「…私も分からない事ばっかりだよ。きどー君、貴方は背負いやすいから…。私や、多分じろーちゃん達も思いのまま戦った結果だから大丈夫だよ。思い詰めないで。」
そう言うとゆうは鬼道の手を取り、両手で優しく握り込む。
鬼道はギョッとし、良い意味でも悪い意味でも緊張が走る。手先からゆうの熱が伝わり、身体が熱くなる。
そして、鬼道の状態の事なんてつゆ知らず、ゆうは満足そうに微笑む。
「きどー君、私はイナズマキャラバンに参加できて楽しかったよ。…ありがとね。」
この想いも彼女の本心の一つであった。
そして、ゆうは別れを告げて救急搬送された。