エイリア学園/真帝国編
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no side
ゆうの顔色はどんどん青ざめていく。
自分の行動が"鬼道を選んだ"と捉えられてたなんて考えてもなかったのだ。
「ちがっ、違う!わたしはサッカーが、大好きだから…。」
サッカー大好きこれは本心だ。だが、それ以上言葉を続けようとしても震えて声が出ない。
目の前の男の唯ならぬ気迫、手首に込められる力がゆうの過去を脳裏によぎらせる。
その恐怖で彼女は身体が震え始め、動けなくなる。
ゆうの様子に異常を感じた鬼道が彼等に近づいて止めに入る。
「佐久間、やめろっ!!ゆうの手首を折る気か!」
その声を聞き、更に佐久間の胸の内は嫉妬と憎悪が渦巻く。
「…ナイト気取りか、鬼道?…はっ、笑えるな。」
佐久間も怯えるゆうの様子に気が付いてたのか、鬼道が自分からゆうを引き離す前に手を離す。
鬼道はゆうに近寄り「大丈夫か?」と労る。そんな鬼道にゆうは安心した表情で「ありがとう。」と呟く。
鬼道とゆう、彼等の活躍をコンビネーションをテレビ越しに観ていたからこそサッカーでの2人の相性の良さを目の当たりにしている。
それだけでなく鬼道の今のゆうに対する気遣い、そして自分に対して激しい怒りの瞳を感じ取り、察するものがあった。
更に佐久間の瞳はゆうに対する愛憎を蠢かせ2人を睨みつける。
彼等のやり取りを見ていた不動は舌打ちをして「痴情の縺れかよ。」とつまんなそうにボヤき、佐久間に対し催促する。
「佐久間もう時間だっ!そんな事してないでさっさと準備するぞ。」
「あぁ…、分かった。なぁ、鬼道。今度はお前が敗北の屈辱を感じることになる。」
その佐久間の顔は悪辣に嘲笑う様な表情をしている。
鬼道達はその様子を固唾を飲んで見ている。
そして、佐久間は言い残した事があったのか振り返る。
「俺たちには秘策があるのさ」
不動はその発言を面白がり、鬼道達を挑発する様に佐久間を咎める。
「おーとそれまで。敵に情報教えちゃダメだぜぇ。ま、せいぜい頑張るんだなぁ。」
そう言い残し、三人はその場を後にする。
・
・
・
佐久間、源田、不動の3人と別れた後、他雷門イレブンメンバーと合流し真帝国戦の準備をする。
ウォーミングアップ中、ゆうは先程佐久間に掴まれた右手首を哀しそうに見つめる。
佐久間の愛故の憎が形に現れたのか、内出血を起こし少しアザになっている。
その様子に気付いた鬼道は心配なのかゆうに声を掛ける。
「…ゆう、まだ手首痛むのか?」
「あっ、…もう痛みはないよ。ただ…。」
あの佐久間の狂気のはらんだ圧に恐怖はあったが、それと同時に……求められる喜びもあった。
改めて自分の歪みに自覚したからこそ、哀しくなっていたのだ。
鬼道にそんなことを言える訳なくゆうは仕切り直して笑顔で話す。
「ううん、やっぱり何でもない。心配してくれて、ありがとう。」
「そうか。それなら良かった。」
鬼道はゆうを或いは自分を鼓舞するかの如く語る。
「…アイツらを、俺たちのサッカーで必ず助けよう。」
ゆうは鬼道と顔を合わせず「うん…。」とだけ答える。
・
・
・
ゆうside
ねぇ、鬼道。
私、佐久間がこうなってしまったのは自分の限界に絶望したからだと思うの。
負け続けたからだよね。雷門中に、世宇子中に。
貴方が何を言っても円堂が正しい事を言っても納得しない。
だって、佐久間にとって貴方達は勝者側の持ってる側の人間だから…。
彼も理に反してるなんて事分かってると思う。
自分たちを裏切った影山総帥やエイリア石に頼るなんて普通の人ならしない。
だけど、彼の感情は心は納得してない。
きっと、悔しさは絶望はこの試合でしか晴らす事は出来ないのかもね。
——とっくに、覚悟はできてる。捧げるよ、何もかも。
欲しいものを手に入れるために、側にいるために。
・
・
・
no side
ホイッスルが鳴り、試合がスタートする。
不動から佐久間にパスが繋がり、佐久間は雄叫びを上げてから口笛を吹きシュート体制に入る。
鬼道がその動作で何かに気付いたのか「やめろ!佐久間!」と止めに入ろうとする。
「それはっ!禁断の技だー!!」
ペンギンがふくらはぎを喰うが如く噛みつき放たれる。
この場にいた全員、佐久間の凄味に誰もが気圧されるだろう。
「皇帝ペンギン1号っ!!!」
ゆうの顔色はどんどん青ざめていく。
自分の行動が"鬼道を選んだ"と捉えられてたなんて考えてもなかったのだ。
「ちがっ、違う!わたしはサッカーが、大好きだから…。」
サッカー大好きこれは本心だ。だが、それ以上言葉を続けようとしても震えて声が出ない。
目の前の男の唯ならぬ気迫、手首に込められる力がゆうの過去を脳裏によぎらせる。
その恐怖で彼女は身体が震え始め、動けなくなる。
ゆうの様子に異常を感じた鬼道が彼等に近づいて止めに入る。
「佐久間、やめろっ!!ゆうの手首を折る気か!」
その声を聞き、更に佐久間の胸の内は嫉妬と憎悪が渦巻く。
「…ナイト気取りか、鬼道?…はっ、笑えるな。」
佐久間も怯えるゆうの様子に気が付いてたのか、鬼道が自分からゆうを引き離す前に手を離す。
鬼道はゆうに近寄り「大丈夫か?」と労る。そんな鬼道にゆうは安心した表情で「ありがとう。」と呟く。
鬼道とゆう、彼等の活躍をコンビネーションをテレビ越しに観ていたからこそサッカーでの2人の相性の良さを目の当たりにしている。
それだけでなく鬼道の今のゆうに対する気遣い、そして自分に対して激しい怒りの瞳を感じ取り、察するものがあった。
更に佐久間の瞳はゆうに対する愛憎を蠢かせ2人を睨みつける。
彼等のやり取りを見ていた不動は舌打ちをして「痴情の縺れかよ。」とつまんなそうにボヤき、佐久間に対し催促する。
「佐久間もう時間だっ!そんな事してないでさっさと準備するぞ。」
「あぁ…、分かった。なぁ、鬼道。今度はお前が敗北の屈辱を感じることになる。」
その佐久間の顔は悪辣に嘲笑う様な表情をしている。
鬼道達はその様子を固唾を飲んで見ている。
そして、佐久間は言い残した事があったのか振り返る。
「俺たちには秘策があるのさ」
不動はその発言を面白がり、鬼道達を挑発する様に佐久間を咎める。
「おーとそれまで。敵に情報教えちゃダメだぜぇ。ま、せいぜい頑張るんだなぁ。」
そう言い残し、三人はその場を後にする。
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佐久間、源田、不動の3人と別れた後、他雷門イレブンメンバーと合流し真帝国戦の準備をする。
ウォーミングアップ中、ゆうは先程佐久間に掴まれた右手首を哀しそうに見つめる。
佐久間の愛故の憎が形に現れたのか、内出血を起こし少しアザになっている。
その様子に気付いた鬼道は心配なのかゆうに声を掛ける。
「…ゆう、まだ手首痛むのか?」
「あっ、…もう痛みはないよ。ただ…。」
あの佐久間の狂気のはらんだ圧に恐怖はあったが、それと同時に……求められる喜びもあった。
改めて自分の歪みに自覚したからこそ、哀しくなっていたのだ。
鬼道にそんなことを言える訳なくゆうは仕切り直して笑顔で話す。
「ううん、やっぱり何でもない。心配してくれて、ありがとう。」
「そうか。それなら良かった。」
鬼道はゆうを或いは自分を鼓舞するかの如く語る。
「…アイツらを、俺たちのサッカーで必ず助けよう。」
ゆうは鬼道と顔を合わせず「うん…。」とだけ答える。
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ゆうside
ねぇ、鬼道。
私、佐久間がこうなってしまったのは自分の限界に絶望したからだと思うの。
負け続けたからだよね。雷門中に、世宇子中に。
貴方が何を言っても円堂が正しい事を言っても納得しない。
だって、佐久間にとって貴方達は勝者側の持ってる側の人間だから…。
彼も理に反してるなんて事分かってると思う。
自分たちを裏切った影山総帥やエイリア石に頼るなんて普通の人ならしない。
だけど、彼の感情は心は納得してない。
きっと、悔しさは絶望はこの試合でしか晴らす事は出来ないのかもね。
——とっくに、覚悟はできてる。捧げるよ、何もかも。
欲しいものを手に入れるために、側にいるために。
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no side
ホイッスルが鳴り、試合がスタートする。
不動から佐久間にパスが繋がり、佐久間は雄叫びを上げてから口笛を吹きシュート体制に入る。
鬼道がその動作で何かに気付いたのか「やめろ!佐久間!」と止めに入ろうとする。
「それはっ!禁断の技だー!!」
ペンギンがふくらはぎを喰うが如く噛みつき放たれる。
この場にいた全員、佐久間の凄味に誰もが気圧されるだろう。
「皇帝ペンギン1号っ!!!」