エイリア学園/真帝国編
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no side
——夢見先輩の印象を教えてください!
漫遊寺中に向かう途中の休憩時に、いきなり春奈から質問された風丸はその問いに、少しびっくりしながらも答える。
「いきなり急だな。そうだな、夢見はサッカーセンスが凄いよ。特にドリブル。独創的というか、自由だな。」
近くで聞いていた吹雪、染岡も話に乗ってくる。
「本当に夢見さん凄いよねぇ。パスくれる時も、僕の打ちやすいパスをくれるから助かるよ。」
「初めは女だから舐めてたが、吹雪の言う通りすげーよ。練習でも俺たちはよくボールを貰うから分かる。アイツ、パサーとしての技術もドリブルと引けを取らないぜ。」
「それに夢見さん、美人で可愛いよね。ね!風丸くん、染岡くん!」
「「えっ!?」」
風丸、染岡はいきなり吹雪に女子の話題を振られて、どう答えようかと戸惑う。
2人とも吹雪の意見に同意はしているが、こういった話題には免疫がないし目の前に春奈がいるので素直な感想も言えないでいる。
「どうしたの2人とも、固まって。この前2人がお風呂上がりに夢見さんとすれ違った時、可愛い子は匂いも「「ストップ!!」「やめろっ!!」」
慌てて吹雪の口を2人して塞ぐが、時は既に遅し。
春奈は冷めた目で3人を見つめてながら「ありがとうございました。」と伝え、その場をさる。
後ろから思春期男子達の騒がしい声が聞こえたが、春奈にとってはこれ以上聞いても実りはないので聞かないようにした。
・
・
・
人を変え、春奈は同じ質問をする。
秋はそうだなぁ、と昔を思い返すように答える。
「夢見さんとは中学一年生の頃、同じクラスだったけど今と変わらず色々とお仕事手伝ってくれてたよ。少しふざける所はあるけど、協力的だし良い子だよね。」
夏未もうんうん、と頷く。
「まあ、そのふざける所が多いのが玉に傷よね。なつみんって呼ばれた時は、礼儀を叩き込もうと思ったわ。」
「とか言いつつ、夏未さん許しちゃってるのが現状だよね。」
夏未は少しムッとしてるが照れつつも、「それはそれ、これはこれ!」とそっぽを向く。
秋と夏未のやり取りに苦笑いしつつ、春奈も話題に乗る。
「それにしても、夢見先輩は愛嬌ありますよね!私、普通の人ならえ?って思う事でも、夢見先輩なら可愛く思ってしまいます!」
その話を聞いた秋、夏未も本当に不思議と言わんばかりに、うんうんと頷く。
・
・
・
鬼道は春奈が夢見について周囲の人に聞いて回ってることに、疑問を感じ春奈に話しかける。
サッカーに対する真剣な気持ちは信用してるが、どうしても影山の側近であったことで鬼道の疑念を拭いきれないようだ。
「春奈、少し時間良いか?」
「あ!お兄ちゃん。どうしたの?」
「夢見のこと聞いた回ってるみたいだが、何かあったのか?」
その顔は少し強張っていた。まるで、夢見の事を疑ってるような雰囲気だ。
兄が夢見の事を良く思えてない事を理解していたのに、迂闊な事をしてしまったと春奈は思った。
春奈は雰囲気を変えようと明るく、また誤解を解くために理由を説明する。
「そのことね!私、夢見先輩がたまに寂しそうな顔をしてるように思えて…。だからね!皆んなに印象を聞いて回ってたの。」
「そうか。…特に怪しい行動とかはしてなかったんだな?」
「もう!お兄ちゃん、夢見先輩が裏切るとかはしないよ!私が勝手に心配になって聞いて回ってただけだから、気にしなくて大丈夫だよ。」
春奈は仕切り直して、鬼道に質問をする。
「だけど、お兄ちゃんも気付かなかった?夢見先輩、いつもは楽しそうだけど時々、遠くを見つめて寂しそうな顔するの。本人に聞けたら1番良いんだけど、何だか話を逸らされちゃって…。」
「…だから、周囲の人間にそれとなく話を聞いて理由を探ってたんだな。」
「けどね、これが全然ダメでぇ。寂しそうな顔してる理由は分からなかったんだ。」
春奈はうーん、どうしたものか…と頭を悩ませる。
そんな、妹の様子を見てまた鬼道も夢見の事を考える。
「俺たちが今悩んでも解決しないだろう。俺も夢見の事、注意深く観察してみる。だから、春奈は側で見守ってやったらどうだ?」
「…そうだね。お兄ちゃんの言う通りだね!側に居て、悩みを話しても良いって思えるように頑張るよ!」
春奈はそう言って納得した。そのすぐ後、急に思い出したのか仕事が溜まってるんだったと慌てて洗濯を取り込みに行く。
鬼道には心当たりがあった。春奈から話を聞いて、思い出したのだ。
以前バスでの会話で"見舞い"について聞いた時にしっかりとした答えが返ってきてなかったのだ。
鬼道が見てた限りでは、そこまで帝国サッカー部に入れ込んでたとは思えない。
ただ、1人だけ距離が近かった佐久間以外は——。
恐らく、アイツは——。
影山のことで疑っていた、彼女の気持ちも察していた。
ただ何故なのか、認めたくなかった自分がいたのだ。
——夢見先輩の印象を教えてください!
漫遊寺中に向かう途中の休憩時に、いきなり春奈から質問された風丸はその問いに、少しびっくりしながらも答える。
「いきなり急だな。そうだな、夢見はサッカーセンスが凄いよ。特にドリブル。独創的というか、自由だな。」
近くで聞いていた吹雪、染岡も話に乗ってくる。
「本当に夢見さん凄いよねぇ。パスくれる時も、僕の打ちやすいパスをくれるから助かるよ。」
「初めは女だから舐めてたが、吹雪の言う通りすげーよ。練習でも俺たちはよくボールを貰うから分かる。アイツ、パサーとしての技術もドリブルと引けを取らないぜ。」
「それに夢見さん、美人で可愛いよね。ね!風丸くん、染岡くん!」
「「えっ!?」」
風丸、染岡はいきなり吹雪に女子の話題を振られて、どう答えようかと戸惑う。
2人とも吹雪の意見に同意はしているが、こういった話題には免疫がないし目の前に春奈がいるので素直な感想も言えないでいる。
「どうしたの2人とも、固まって。この前2人がお風呂上がりに夢見さんとすれ違った時、可愛い子は匂いも「「ストップ!!」「やめろっ!!」」
慌てて吹雪の口を2人して塞ぐが、時は既に遅し。
春奈は冷めた目で3人を見つめてながら「ありがとうございました。」と伝え、その場をさる。
後ろから思春期男子達の騒がしい声が聞こえたが、春奈にとってはこれ以上聞いても実りはないので聞かないようにした。
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人を変え、春奈は同じ質問をする。
秋はそうだなぁ、と昔を思い返すように答える。
「夢見さんとは中学一年生の頃、同じクラスだったけど今と変わらず色々とお仕事手伝ってくれてたよ。少しふざける所はあるけど、協力的だし良い子だよね。」
夏未もうんうん、と頷く。
「まあ、そのふざける所が多いのが玉に傷よね。なつみんって呼ばれた時は、礼儀を叩き込もうと思ったわ。」
「とか言いつつ、夏未さん許しちゃってるのが現状だよね。」
夏未は少しムッとしてるが照れつつも、「それはそれ、これはこれ!」とそっぽを向く。
秋と夏未のやり取りに苦笑いしつつ、春奈も話題に乗る。
「それにしても、夢見先輩は愛嬌ありますよね!私、普通の人ならえ?って思う事でも、夢見先輩なら可愛く思ってしまいます!」
その話を聞いた秋、夏未も本当に不思議と言わんばかりに、うんうんと頷く。
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鬼道は春奈が夢見について周囲の人に聞いて回ってることに、疑問を感じ春奈に話しかける。
サッカーに対する真剣な気持ちは信用してるが、どうしても影山の側近であったことで鬼道の疑念を拭いきれないようだ。
「春奈、少し時間良いか?」
「あ!お兄ちゃん。どうしたの?」
「夢見のこと聞いた回ってるみたいだが、何かあったのか?」
その顔は少し強張っていた。まるで、夢見の事を疑ってるような雰囲気だ。
兄が夢見の事を良く思えてない事を理解していたのに、迂闊な事をしてしまったと春奈は思った。
春奈は雰囲気を変えようと明るく、また誤解を解くために理由を説明する。
「そのことね!私、夢見先輩がたまに寂しそうな顔をしてるように思えて…。だからね!皆んなに印象を聞いて回ってたの。」
「そうか。…特に怪しい行動とかはしてなかったんだな?」
「もう!お兄ちゃん、夢見先輩が裏切るとかはしないよ!私が勝手に心配になって聞いて回ってただけだから、気にしなくて大丈夫だよ。」
春奈は仕切り直して、鬼道に質問をする。
「だけど、お兄ちゃんも気付かなかった?夢見先輩、いつもは楽しそうだけど時々、遠くを見つめて寂しそうな顔するの。本人に聞けたら1番良いんだけど、何だか話を逸らされちゃって…。」
「…だから、周囲の人間にそれとなく話を聞いて理由を探ってたんだな。」
「けどね、これが全然ダメでぇ。寂しそうな顔してる理由は分からなかったんだ。」
春奈はうーん、どうしたものか…と頭を悩ませる。
そんな、妹の様子を見てまた鬼道も夢見の事を考える。
「俺たちが今悩んでも解決しないだろう。俺も夢見の事、注意深く観察してみる。だから、春奈は側で見守ってやったらどうだ?」
「…そうだね。お兄ちゃんの言う通りだね!側に居て、悩みを話しても良いって思えるように頑張るよ!」
春奈はそう言って納得した。そのすぐ後、急に思い出したのか仕事が溜まってるんだったと慌てて洗濯を取り込みに行く。
鬼道には心当たりがあった。春奈から話を聞いて、思い出したのだ。
以前バスでの会話で"見舞い"について聞いた時にしっかりとした答えが返ってきてなかったのだ。
鬼道が見てた限りでは、そこまで帝国サッカー部に入れ込んでたとは思えない。
ただ、1人だけ距離が近かった佐久間以外は——。
恐らく、アイツは——。
影山のことで疑っていた、彼女の気持ちも察していた。
ただ何故なのか、認めたくなかった自分がいたのだ。