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デジモンアドベンチャー 光子郎 ヒカリ

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流紀
雷也


 子ども達が崖から落ちている中で、飛べるデジモン達はパートナーを引き上げ様とするも下へと落ちていく。

 流紀雷也はそのまま落ちるすると……。

 「マーチングフィッシィーズ!」

 と言う声が聞こえて子ども達は魚の上に落ちた。

 「ふー」

 「魚?」

 「おい!あれ」

 「急げー!」

 ヤマトの声で子ども達は後ろを振り向くと、クワガーモンが落ちてきていた。

 そのせいで大きな津波が出来上がり子ども達に襲いかかってくる。

 そして子ども達は幸運にも陸に乗り上げた。

 「助かった感じ?」

 流紀が周りを見渡した。

 「みたいだな」

 「なんだったんだ、さっきの魚は……」

 「あれはね、マーチングフィッシィーズさ。オイラ魚を自由に操る事が出来るんだ」

 「そうか、お前のおかげだったのか、ありがとう。プカモン……じゃなくて」

 「ゴマモンだよ」

 デジモン達は姿が変わっていて、名前も変わっていた。

 「「今の名前は?」」

 「ぼくはヌイモン」

 「わたしはクダモンだ」

 「「よろしくね」」

 流紀雷也はそれぞれを抱きしめた。

 「僕達進化したんだ」

 「進化? なんだ進化って」

 「普通はある生物の種全体がより高度な種に、変化する事ですけど……」

 「そうですがな! その進化!」

 「おお、光子郎さんってやっぱり頭がいい!」

 「いや、そんな……」

 流紀の言葉に照れる光子郎。

 「とにかく前より強くなったみたいだな、その進化してもデジタルモンスターなのか?」

 「そーだよ、太一と会えてよかったよ」

 「え? なんで」

 「僕は自分だけだと、進化出来なかったんだ、きっと太一と会ったおかげで進化出来たんだよ」

 それを聞いた流紀雷也は顔を見合わせた。

 「ヌイモンと」

 「クダモンも?」

 「「だろうね」」

 ヌイモンとクダモンが声を揃えてそう言った。

 「それより、これからどうする?」

 「元の場所に戻ろう、大人達が助けに来るのを待つんだ」

 「戻るって言ってもなー」

 「ずいぶん流されちゃったし」

 「崖の上にまで戻るのは簡単じゃなさそうだぜ」

 子ども達は元居た所を眺めた。

 「じゃあ、どうしたらいいんだ、どこか道を探して……」

 年長組の人達が戻る戻らないの話をしている。

 ここはキャンプ場とは違うと思った流紀雷也

 「他の人間は?」

 「人間? 太一みたいなの?」

 「うん」

 「見た事ないよ、ここはデジモンしか居ないんだ」

 「デジモンしか居ないって言っても、お前ら結構色んなカッコしてるよな」

 太一は周りに居るデジモン達を見渡した。

 「とにかく、行こうぜここでじっとしててもしょうがないや」

 「おい! どこに行く気だ」

 「さっき海が見えたんだよ」

 「海?」

 「そう、だから行ってみようぜ」

 太一は1人歩き始めた。

 「行ってみるか?」

 「ええ」

 何かをぶつぶつ言っている丈を置いて、子ども達は太一の後に続いた。

 「丈、早くおいでよ」

 ゴマモンにそう言われた丈が慌ててついて行く。

 「ヌイモン大きくなったから手繋いで歩けるよね」

 「うん、いいよ」

 流紀とヌイモンは手を繋いで歩いた。

 「雷也、首キツくないか?」

 「うん、大丈夫だよ」

 クダモンは雷也の首元に巻きついている。

 他の子ども達も自分のパートナーと喋りながら歩いている。

 「ん? 海の匂いがしてきた」

 「見えたよ! 海だー!」

 少し遠くに海が見える。

 その時。

 「こんな所で電話の音?」

 電話の鳴る音が子ども達の耳に聞こえてきた。

 子ども達はその正体を確かめる為に海がある方に走った。

 「どうした、太一?」

 「止まった」

 太一が電話ボックスに近づくと音がやんでしまった。

 「こんな所に電話ボックスなんて……」

 「不合理です」

 「でもこれは何時も見る電話ボックスだな、普通の」

 「あたしんちのそばにもあるわ」

 「私達の家の近くにもあるなー」

 すると丈が。

 「と言う事はここは……ここは日本なんだ」

 と言った。

 「日本? 丈、なんだそれ?」

 だがすぐにゴマモンが日本とは何かと聞いた。

 「やっぱり違うかも」

 「光子郎、10円貸してくれよ」

 「え?何するんですか?」

 「決まってんだろ、電話かけるだよ、うちに」

 「それならテレカありますよ」

 光子郎が太一にテレカを渡した。

 「私達も電話しましょ!」

 「あ、待ってお姉ちゃん!」

 流紀雷也は空いている電話ボックスに入って10円を入れた。

 だが家には繋がらず、デタラメな事を言っている声だけが聞こえてきた。





 「どうだ」

 「ダメ」

 「私達のも駄目だったよ」

 「やっぱりそうか……なんなんだよ、この電話」

 丈を残した子ども達は、デタラメな情報しか出ない電話を諦めて、少し離れた所で休憩していた。

 「結構、しつこい性格してるんですね」

 「丈らしいよ」

 「どこにかけても聞こえてくるのは、デタラメな情報ばかりか」

 「もう、諦めて移動しようぜ」

 「ちょっと待て、こっちからかけられなくても、向こうからかかってくる可能性があるんじゃないか、さっきみたいに」

 「ここでじっとしてても時間の無駄だよ」

 「暫く様子を見たらどうだと言ってるんだ、皆疲れてるんだぞ」

 ヤマトの言う通りタケル、ミミ、雷也は疲れていた。

 「太一さん、僕歩けないよ」

 「お腹も減ってきましたね」

 「そうだな、お昼もまだだったもんな、よし、休憩だ休憩!」

 太一の言葉に空と流紀が胸を撫でおろす。

 「誰か、食べる物持ってる? あたしが持ってるのはこの……あれ? これって、あの時空から降ってきた……」

 「あ、それ、俺も持ったままだ」

 子ども達は皆空から降ってきた機械を持っていた。

 「どうやらこれは何か……あ、ところで誰か食べ物をって話でしたよね」

 光子郎のお腹が鳴って話が戻った。

 「あたしが持ってるのは旅行用の救急セット……絆創膏と消毒薬、それに針と糸くらいよ」

 「僕はこのノートパソコンとデジカメ、携帯電話でもここに来てからどれも使えなくなってるんです、まだバッテリー残ってたはずなのに」

 「よく持ってくるよなー、こんなのサマーキャンプに」

 「太一さんは?」

 「え? オレ? これだけ、単眼鏡!」

 太一は皆に出して見せた。

 「オレも食べ物は持ってないな」

 「僕持ってるよ! ほら」

 タケルも皆に見える様にリュックを出して見せた。

 「あー、お菓子! 美味しそうね、あなたうちの子ども会の子じゃなかったわよね」

 「うん、夏休みだから、お兄ちゃんの所に遊びに来たんだ、ね、お兄ちゃん」

 「流紀ちゃんは何持ってるの?」

 「私達は水筒かな、後雷也がスケッチブックとペンをもってるわ」

 「ミミちゃんは何持ってるの?そのバック大きいけど」

 「これ? これはね……これでしょ、固形燃料でしょ、釣り糸セット、コンパス、懐中電灯、それから……」

 ミミのバックからは次々と色んな物が出てきた。

 「結構本格的なサバイバル用品だな」

 「せっかくキャンプに行くんだから、パパの道具借りてきたの、内緒で」

 「普通は持ってこないぞこんなの」

 「だが、これからは役に立つかもしれないな」

 ヤマトの言う通りこれから何が子ども達を、待ち受けているか分からない以上必要だろう。

 「そっか、それもそうだな、ところで丈はまだ電話してるけど、食いもんなんか持ってきてな……あ! あれ! 非常食だ!」

 「「「えー!」」」

 「本当だ」

 「おい丈!非常食持ってるじゃないか!」

 太一がまだ電話をかけていた丈に声をかける。

 「え?なんで僕がそんな物持たなきゃいけないんだよ」

 「だってそのバック……」

 「バック? あ、そうだ! これをミミくんに届けに行く所だったんだ!」

 「ミミだって」

 「あたし?」

 丈はミミのそばまでやってきた。

 「ミミくん! 君は非常食当番だったろ、ちゃんと管理しておかなくちゃ駄目じゃないか」

 「えー、だって重たいしー」

 「そういうわがまま言ってちゃ……」

 「まあまあ、食べ物があるって分かっただけでもめっけもんだ、昼飯にしようぜ」

 「そうそう」





 子ども達は非常食を全部出した。

 「非常食は1班につき、3日分支給されている、僕の班は6人だったから……6×3×3で」

 「54食ですね」

 「そうだ、それを、9人で分けて食べると」

 「2日ですね」

 「でもデジモン達の分もあるから、実際にはその半分1日くらいよ」

 「俺達はいいよ、自分の食べる分は自分で探すから」

 ガブモンの言葉に子ども達は本当にいいのかという顔をした。

 「ヌイモンいいの?」

 「ああ」

 「クダモンもいいの?」

 「勿論だ」

 流紀雷也はヌイモンとクダモンに確認をとった。

 「どうだ? うまいか? アグモン」

 「うん」

 太一はアグモンにあげてしまった。

 それを見た丈は。

 「だからそれは人間用!」

 「いいじゃないか、ケチだなぁ」

 「ダメッ!」





 ピヨモンが突然立ち上がった。

 「どうしたの、ピヨモン」

 「来る」

 「え?」

 そしたら突然水の柱が立って、電話ボックスが被害にあった。

 子ども達はそこから少し離れた。

 「なんだ」

 「シェルモンや」

 「シェルモン?」

 「この辺はあいつの縄張りやったんかー!」

 シェルモンは大きい貝を背負ったデジモンだ。

 「行くぞ皆!」

 「頼んだぞアグモン」

 「ベビーフレイム!」

 「プチファイヤー……あれ?」

 「マジカルファイヤー……あ?」

 アグモン以外のデジモンの技が出ていなかった。

 「どうしたんです?」

 「技が全然出てない」

 アグモン達はシェルモンに攻撃された。

 「アグモン!」

 「くそっ! ベビーフレイム!」

 「いいぞ、アグモン」

 「なぜアグモンだけが?」

 「すんません、腹減って……」

 アグモン以外のデジモン達はお腹が空いて力が出せない様だ。

 「そうか! アグモンはさっきご飯食べたから」

 「なるほど」

 「じゃ他のデジモンに戦う力はないってのか!」

 それを聞いた太一は。

 「アグモン、俺達だけでなんとかするぞ」

 「分かった太一!」

 「ほら! こっちだシェルモン」

 「ベビーフレイム!」

 太一は元は電話ボックスだった、鉄の棒でシェルモンに攻撃するも効かない。

 シェルモンの触手に太一は捕らわれてしまった。

 「「「わあー!/きゃー!」」」

 太一以外の子ども達も攻撃を食らってしまった。

 「くそー、このままじゃ皆が……なんとかならないのか……ぐわー」

 「太一」

 「アグモン」

 するとアグモンが光りだして、現れたのはアグモンが進化した姿だった。

 「アグモン進化グレイモン!」

 そのおかげで、シェルモンから太一は逃れられた。

 シェルモンとグレイモンは戦って勝ったのは勿論グレイモンだ。

 戦い終わったらグレイモンはアグモンに退化した。

 「戻ったんだ大丈夫か、アグモン」

 「太一、腹減った……」





 「ここにいる理由はなくなったな」

 「ああ……」

 「さあ、どんどん食べてね」

 「食べて力つけてね」

 「美味しいよ」

 空と流紀雷也はデジモン達にご飯を食べさせていた。

 「シェルモンも完全に倒したわけではありません、また襲ってくる前に、ここから離れた方がいいと思います」

 「確かにな」

 「ここに電話ボックスがあったって事は誰かが設置した人間が居るはずです、その人間を探した方がいいかもしれません」

 「なるほど」

 光子郎の意見に子ども達が賛成した。

 それから、自分達の荷物を確認してその場所から移動した。

 「よーし、出発だー!」

 「「「おー!」」」

 こうして9人と9匹は歩き始めた、誰も知らない冒険の世界へ。
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