デジモンアドベンチャー 光子郎 ヒカリ
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子ども達は太一とアグモンが居なくなってから、約一月半も探していた。
「探そう、見つかるまで太一とアグモンを探そうよ」
「無理だ、一月半も探して、手がかり1つないんだぞ」
「ゲンナイさんなら、きっと何か知ってますよ、ゲンナイさんを探しに行きましょう」
「どこに居るかも分からないのに、どうやって探すんだよう」
「それより早くお家に帰りたい」
子ども達は色々話あっていた。
夜になり子ども達は寝ることにした、流紀は空以外が寝た頃、空に話かけた。
「空さん私、太一さんとアグモンを探したい!」
「流紀ちゃん……、あたしとピヨモンで太一達を探そうと思ってたけど一緒にくる?」
「いいの?」
「ええ、もちろん!」
「よかったね流紀」
ヌイモンにそう言われた流紀は笑顔が浮かんでいた。
「タケルと雷也には泣かれると困るから……シィー、あたし達やっぱり太一を探しに行くからね」
「元気でね、トコモン」
「クダモンもね」
「クダモン、雷也をよろしくね」
「さ、いきましょ流紀ちゃん」
「うん」
流紀達は歩き出した。
暫く歩いていたら森があって、その中に流紀達は入っていった。
するとそこには……。
「誰か居る!」
「「え?」」
「ピコデビモンだ」
目の前に開けた場所がありそこで、誰かとピコデビモンが話していた。
「太一という少年は”勇気”の紋章だ、ヤマトは”友情”、タケルは”希望”、光子郎は”知識”、丈は”誠実”、ミミは”純真”、空は”愛情”、流紀は”親愛”、雷也は”心”の紋章だ、わかっているなピコデビモン」
「はい、分かっております」
ピコデビモンは誰かと話が終わり、その時流紀達がいるの方を向いた。
そしてこちらに近づいて来た。
「あなた何者なの?」
「これはこれは、とんだ所を見られてしまいましたね、紋章の話聞いちゃいました?」
「き……聞いたわよ」
「何か、いけない?」
流紀はピコデビモンに言い返した。
「いえ、貴方達は空さんと流紀さんでしょ? 空さん…フフフッ、愛情の紋章ねえ、それに親愛の紋章ねえ」
「何がおかしいのよ!」
「何が言いたいの⁉︎」
空と流紀はピコデビモンに怒った。
「お可哀想なあなた方、空さんは本当の愛情を知らずに育ってしまった、それじゃ愛情の紋章は光りません、それに流紀さんも本当の親愛を知らないあなたに親愛の紋章は光はしません、それではこれで」
ピコデビモンは言いたい事を言って流紀達の前からいなくなった。
「これからどうする空? ……空?」
「え?あっそうね、太一達を探しつつみんなの事も影ながら助けるってのはどうかしら」
「私はいいと思う」
「あたしも」
「ぼくも」
皆意見が一致した所で、今日はもう寝ることにした。
暫く経ったある日、流紀達は遊園地がある所まできた。
その時キノコに囲まれているガジモン2体と、空からピコデビモンがきた。
「お前達、エテモンの手下の」
「エテモン?」
「だれそれ?」
「知ってる?」
「知らない」
ガジモン達はエテモンの事覚えてないみたいだった。
「ところでお前誰だっけ?」
「誰だろう? 忘れちゃった」
ガジモン達は互いを忘れてしまったようだ。
「なんだ、こいつらこれは忘れキノコ! 一口食べれば過去の記憶を全て忘れるという、このキノコを食ったんだな、待てよそうだこれをタケルに食わせれば……」
ピコデビモンがキノコを摘み、遊園地の方へ飛んでいった。
「大変!」
「タケルくんが危ない! 空さん」
「ええ!」
流紀と空はピコデビモンが行った方に走っていった。
流紀達がついた場所はトイレがある場所だった。
その時アグモンが流紀達とは違う方向から来ているのに気付き、流紀達は茂みの中に隠れた。
「まずはトイレ……あ? こんな所にも同じキノコが……あっ、トイレトイレ」
「空さん今のって……」
「アグモンね、きっと太一も居るのよ、あのキノコを食べようとしてるんだわ!」
その時すぐアグモンがトイレからでてきた。
「このキノコ、本当に食えるのかな?」
「食べちゃダメ」
「そのキノコを食べると、今までの記憶を全て失うの」
「誰? おかしいな、でも今の話が本当だとしたら…うわっ! 太一が大変だあー」
アグモンは太一達が居るであろう方に走っていった。
「これで安心ね」
「うん」
流紀達はピコデビモンをまた見つけ湖の向こうえと消えたとこを見た。
「ピヨモン進化よ! きっと向こうに誰か居るのよ」
「分かった」
ピヨモンはバードラモンに進化し湖の向こう側へ流紀達は渡った。
流紀達は1つの建物を見つけた。
「あれはレストランね」
「あそこに誰かいるかも」
流紀達は物陰に隠れながら、様子をみていたその時、ヤマトの声が聞こえた。
「おい! ジャガイモの皮むきまだかよ?」
「あ……今取ってくるこれ片付けてから」
そのジャガイモが積んであるのを、ピコデビモンが1つのレンガをとった。
そしたらジャガイモがのっている板がグラグラし始めた。
空が走ってレンガを戻して、流紀達の居る方に戻ってきた。
「空?」
「いいのよ」
「大丈夫みたい」
流紀達は顔を見合わせて微笑んだ。
流紀達はヤマト達のところを後にして山道を歩いていた。
そしたら左右に分かれた道があった。
「どっちに行く空」
「そうね流紀ちゃんはどう思う」
「うーん、右!」
「じゃあ右に行きましょう」
流紀達はまた歩き出した。
ある日、流紀達は大きい城についた。
後ろから太一達が来たので、流紀達は隠れた。
太一達は中に入っていったが暫くして出てきた。
太一達は何か話ていた、ここにはミミが居るらしい。
「ミミさん……」
「ミミちゃんを助けてあげましょう」
「うん」
流紀達は夜に行動を起こすことにした。
流紀達は夜、ミミの部屋に行った、ミミは寝ていたが魘されていた。
「太一さん、アグモン……皆待って……パルモン……」
「ミミさん」
「ミミちゃん……」
「空さんに流紀ちゃん」
ミミさんが起きた。
「あなたのしてること、どういう事かもう分かってるんでしょ?」
「あたし……ごめんなさい」
「うん、じゃあどうすればいいか分かるよね?」
「うん」
「よかった、ミミちゃん本当はいい子だもんね」
流紀達はバードラモンにのって、ミミの部屋からでていった。