デジモンアドベンチャー 光子郎 タケル
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ユキナと空はバードラモンの足に捕まって空を飛んでいた。
その時、太一を見つけた。
「ビックサイトよ! 皆ヴァンデモンに捕まってるの」
「ビックサイトだって?」
ユキナと空はバードラモンの足を離し太一が居る所に降り立った。
「そうなの!」
「ミミちゃんもナツキちゃんも、太一のご両親もよ」
「え? クソ! ヴァンデモンめ。空とユキナはヤマトを連れてきてくれ、ヒカリと一緒にアクアシティに居る」
「うん!分かったわ」
「分かったよ、太一さん!」
またユキナと空はバードラモンの足に捕まる。
「ヤマトー!」
「ヒカリちゃーん!」
バードラモンが地面に降りる。
「空、ユキナ」
「ここだって太一に聞いたの、皆ビックサイトに捕まってるのよ」
「助けに行かないと!」
「ビックサイトか……」
どこからか笑い声が聞こえた。
「10人目を探さずともお前らを倒せば同じ事。ここで果てるがよい、出でよ!」
「タスクモンにスナイモンだ」
ガブモンとテリアモンが進化してバードラモンも敵に襲いかかる。
だが効いてはいなかった。
ファントモンはヤマトの首に鎖を巻きつけた。
「ヤマト!」
「ヤマトさん!」
ナツキと空はヤマトを助けようとするがファントモンに返り討ちにあう。
その時バードラモンとガルゴモンが進化するだが敵に攻撃される。
「お願い……やめてー! あたしが10人目なのどこにでもついていくから。もう、皆を傷つけるのはやめて」
「ヒカリちゃん⁉︎ ダメよ!」
「ユキナちゃん、いいの……」
「いい心がけだ、よかろう」
ファントモンは敵を下げさせ、ヤマトの首から鎖を取る。
「ありがとう」
ヒカリは黒い結界の中に入れられる。
「なんて事……」
「オレは……オレは……太一からヒカリを守ってくれと頼まれていたのに!」
「ヤマト、ヤケを起こしてもなんにもならないわヒカリちゃんを助けるのよ!」
「そうだよ、助けなくっちゃ!」
「そうだな、分かった」
ナツキ達は子ども達が居る所に来させられた。
「バンデモン様」
「なんだ?」
「10人目が見つかりましてございます」
「なに?」
ナツキ達はビックリした。
「見つかった……」
「え、見つかったの?」
ナツキとミミは顔を見合わせた。
その時、白い霧がでて、眠くなりナツキ達は眠った。
だが突然紋章が光りナツキ達は起きた。
「今のうちに逃げましょう」
「うん」
出口に行ったら、太一とアグモンが居た。
「あっ、太一さーん!」
「みんなは?」
「眠らされちゃった」
「それより、ヴァンデモン”10人目が見つかった”って言ってたよ」
「なに? まさかヒカリの身に……」
それを聞いてナツキ達はまた吃驚した。
「「え……ヒカリちゃん?」」
「行こう!」
ナツキ達は急いで、ヒカリ達の所へ向かう。
「ヤマトさん、空さん、ユキナさん」
「光子郎くん! ここに居たの?」
ユキナ達はフジテレビの近くに来た。
「ヤマト!」
「親父!」
「なぜ、隠れて居なかった!」
「悪かったよ……」
その時、丈とタケルの声がした。
「おーい!」
「そのデジモンは?」
「何をするつもりだ!」
「ヴァンデモンのデッドスクリームを受けたのですね」
魔法使いみたいなデジモンがリリモンとアンティラモンに近づく。
「だったらなんなの?」
「もしかして、直してくれるの⁉︎」
ユキナの言葉に頷く。
緑色の光りが出てリリモンとアンティラモンが動き出した。
「リリモン?」
「アンティラモン!」
リリモンとアンティラモンはガルダモンの手の中から降りる。
「このデジモンは悪いデジモンじゃないよ。タグと紋章を持ってるんだ」
「ええ? 紋章を?」
「ホントだ、ウソじゃない、ほら!」
そのデジモンは紋章を出した。
「ヒカリの紋章とタグだ。ヴァンデモンに捕まっているテイルモンを助けたい」
「テイルモン?」
「テイルモンが10番目のデジモンなんだって!」
「「「「ええっ!」」」」
ユキナ達は吃驚して声を上げる。
「ヒカリは一体どこに?」
「それが……」
「先程ゲンナイさんからメールが届いたんですが、それによると、あそこにはヴァンデモンの結界の中心があるそうです」
フジテレビの丸い部分を見上げたらヴァンデモンが飛んできた。
「皆、展望台へ行くぞ!」
「よし、案内しよう」
その時スナイモンとタスクモンが現れた。
そしてガルルモンが進化した。
「ここはあたし達に任せて」
「ヒカリを助けるんだ」
「分かった、よし行こう!」
子ども達はフジテレビの中に入っていった。
ユキナ達は階段を必死に登っていた。
「急げこの上だ」
「分かった、ありがとう、親父!」
階段を登りきるとヴァンデモンが居た。
その時、テントモンが進化した。
「メガブラスター!」
「フラウカノン!」
「ラピッドファイア!」
だが技を逸らされてしまった。
「煩くなってきた、静かな所へ場所をうつそう」
「させるか、ワーガルルモン!」
ヴァンデモンは余裕があるのか笑っている。
「笑ってる余裕などないわよ」
ガブテリモンが進化した。
「アトラーガブテリモン、ヒカリさんを助けてください!」
「ホーンバスター!」
だが手で軌道を変えてしまった。
「時間の無駄だ……うがっ、ううっ……何?」
「ヒカリ、受け取れ!」
「ウィザーモン!」
ウィザーモンはタグをヒカリに投げ渡す。
「むっ、まだ生きていたのか」
「借りは返さないと、気が済まないタイプでね」
「黙れ、フンッ」
ヴァンデモンはウィザーモンに攻撃を仕掛けもろに食らった。
「娘、それを渡せ!」
「嫌!」
「いい気になるな!」
「待て!」
ナツキ達はヒカリ達が居る、フジテレビの建物の中に入って階段を上って行った。
「ついたわ」
「うん」
「ミミ」
「ナツキ」
私とミミは、空達が居る所まで行った。
「オレの妹に手を出したら承知しないぞ! ヒカリ受け取れ!」
デジヴァイスを太一が、ヒカリちに投げキャッチするが、ピコデビモンに取られてしまう。
「ヴァンデモン様、これさえこちらにあれば怖いものなしです」
「よくやった、これでお前達など相手ではない!」
その時、ファントモンが太一とグレイモンに向かって行った。
その時、グレイモンはメタルグレイモンに進化した。
「行け、メタルグレイモン!」
メタルグレイモンが攻撃するもヴァンデモンはその攻撃を消した。
他のデジモン達も攻撃するが同じように消した。
「強い……強すぎる」
「よろしいかな、みなさん、これでお終いかな?」
パタモンが進化し、エンジェモンになった。
エンジェモンの攻撃が効き、ファントモンは消えた。
「ヴァンデモン観念しろ!」
「このくらいで、私を倒せるなどと思うな! ナイトレイド!」
ヒカリちに向けて放たれたが、ウィザーモンが盾になった。
「雑魚が! 邪魔しおって」
「ウィザーモン死んじゃダメ! 死なないでウィザーモン! 嫌ウィザーモン……嫌あああーっ!」
「ヒカリ受け取れ!」
太一はまたデジバイスをヒカリに渡した。
その時、テイルモンが進化しエンジェウーモンになった。
「ヴァンデモン、選ばれし子ども達の使命を邪魔し、現実世界にまで侵食した挙句、我が友ウィザーモンを亡き者にした、その罪の重さを知れ!」
「この世界を全て闇へと塗り替え、デジタルワールドと融合し全てを統べる王となる為、私は私のなすべき事をして来たまでだ!」
「ヴァンデモン、罪を悔いるつもりはないのだな?」
「……セントエアー!」
七色の光りが溢れだし、ヴァンデモンは苦しむが、他のデジモン達は力が漲って居る様だった。
「エンジェウーモンにパワーを!」
皆の攻撃を一箇所に集めた!
「ホーリーアロー!」
ヴァンデモンに当たって消えた。
「「「やったー!」」」
「ここは危ないわ、逃げましょう!」
ナツキ達はデジモンの背に乗って降りた。
「オレ達ヴァンデモンを倒したんだ!」
「やれば出来るじゃないか、なあ!」
ユキナとヒカリとタケルは空を見ていた。
「3人ともどうしたの?」
空の声に他の人たちもユキナ達を見た。
「空を……」
「よく見て……」
「霧晴れないよ」
「なんだって?」
ユキナ達の言葉に、太一は空を見た。