デジモンアドベンチャー 光子郎 タケル
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デビモンによってバラバラになった子ども達。
ナツキとロップモンが着いた島は森の中だった。
「ここって……」
「ファイル島の一部だと思うよ」
ナツキはそれを聞き、自分が服を着てないと気づき、服を着てリュックを背をった。
ナツキはロップモンにこれからどうするか聞こうとした時近くから声が聞こえた。
「あ、ニンゲンだー」
その正体のデジモンは熊の様な二足歩行のデジモンだった。
「あ、ベアモン」
「ベアモン……?」
「うん、僕ベアモン! この先の村に住んでるんだ! よろしくね」
「あたしはロップモン」
「私は黒岩ナツキ」
ナツキ達は自己紹介した。
「ねぇ、ベアモン」
「何?」
「ここもファイル島?」
「そうだよ、でもデビモンのせいで今はバラバラになっちゃったけどね」
「教えてくれてありがとう」
「どういたしまして」
疑問は解決したが次はどうするかナツキが考えてると。
「皆とムゲンマウンテンで合流する為には腹ごしらえからだね」
「でも私達食べ物持ってないよ?」
「それなら僕の村においでよ、ごちそうするよ!」
ナツキとロップモンはベアモンの言葉に二つ返事でかえし、ベアモンの村へと歩き出した。
ベアモンに案内されて村に着いた。
「ここで待っててね、今果物持ってくるから」
「「ありがとう!」」
少ししてベアモンが戻ってきた。
「はい、じゃんじゃん食べてね」
「「いただきまーす!」」
ナツキとロップモンは果物を一口かじった。
「んー!美味しい!」
「ホントだね!」
「そう言ってくれて嬉しいよ!」
ナツキ達は1つ2つと食べた。
「ふー、お腹いっぱい!」
「あー、お腹いっぱい!」
その時不穏な足音が聞こえた。
「な、何⁉︎」
「ナツキ!」
「グリズモンだ」
「あ、黒い歯車!」
大きな熊の様なデジモンの背中の所に黒い歯車があるのを見つける。
「皆ー! 逃げてーーー‼︎」
「「「うわー‼︎」」」
ナツキの言葉にベアモン達が一斉に逃げた。
「ロップモン! 私達でなんとかするよ」
「うん!」
ロップモンは駆け出しベアモンに攻撃をする。
「プチツイスター!」
だが余り効いていないようだ。
「当身返し!」
グリズモンに反撃仕返されたロップモンは直接当たってしまった。
「ロップモン!」
ナツキはロップモンの近くへ行く。
「ナツキは逃げて」
「嫌だ! ロップモンと一緒に居る!」
「ナツキ! 後ろ!」
「……えっ」
グリズモンがナツキ達の近くへと来たのだ。
「ロップモーン!」
「ナツキー!」
その時ロップモンが光り出し進化した。
「ロップモン進化トゥルイエモン!」
トゥルイエモンはナツキを抱き上げ高く飛び上がり、グリズモンの攻撃を避ける。
「ナツキはここで待ってて」
トゥルイエモンはナツキを安全な場所に下ろし、トゥルイエモンはグリズモンに近づいていく。
「巌兎烈斗!」
トゥルイエモンはグリズモンの背中の所にある黒い歯車を狙った。
そして黒い歯車は壊れた。
グリズモンはどこかへ行ってしまった。
「皆大丈夫?」
「うん! 君達のおかげで平気だよ!」
あの後、隠れて見ていたベアモン達が戻ってきた。
ベアモンに案内されたのは、ベアモン達の村から少し離れた場所だった。
「ここだよ」
そこは土に埋まってる大きな黒い歯車だった。
「これなら巌兎烈斗!」
すると黒い歯車は反対回りを始めた。
ナツキ達はファイル島がある方を見ると少しづつ近づいているのが分かった。
「やったよトゥルイエモン! これで戻れるよ!」
「うん!」
ナツキ達は今か今かとファイル島に行くのを待っていた。