デジモンアドベンチャー タケル
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「撃て! 撃て! 撃てなのでアール!」
デラモンとフローラモンは、次から次へと大砲を放ち続ける。
「おいおい、もうそのぐらいでいいんじゃないか?」
「なんか、日頃の鬱憤が爆発したって感じね」
『それだけ、本当にピノッキモンが嫌いだったんだね』
「そうだね……」
私とタケルくんは苦笑いをした。
デラモンとフローラモンが突然逃げ出したので、私達は下に行き玄関扉を開いた。
「そろそろ、決着を着けようぜ、ピノッキモン!」
「へ、分かったよ! そんなに僕と遊びたいなら、こっちで勝負だ!」
私達は、ピノッキモンの後を追う。
森の中に入って行ったので、追いかけていたら突然、足元の土が盛り上がり、その中から赤いデジモンが姿を現した。
「しまった……」
「うはははははー、バーカー!」
そんな私達を見て、ピノッキモンはお腹を抱えて笑っていた。
「ほら、タケル! 嘘じゃないだろ? 僕にだって友達は居るんだ! ははははは、やっちゃえ! レッドベジーモン」
「よーし。皆、進化だ!」
太一さんの言葉に皆進化し、レッドベジーモンへと攻撃しだした。
「なにやってんだよ、もう! 使えない奴ばっかりだよ!」
「ピノッキモン、勝負だ!」
太一さんがピノッキモンの近くへと行く。
アグモンがウォーグレイモンに進化し、ピノッキモンへと攻撃を仕掛ける、だが操られてしまう。
「皆、避けてくれ!」
そう言うウォーグレイモンから私達は逃げる。
「キオナ!」
バアルモンが、アスタモンに進化し私を助けてくれた。
そして、デジモン達は息を合わせ、ピノッキモンを追い詰めていく。
ピノッキモンが持っていたハンマーをガルダモンが壊す、そしてピノッキモンを囲む様にデジモン達が集まる。
「なんだよー」
「ピノッキモン、勝負あったな!」
「バーカ! これくらいで勝ったと思うなよ!」
そう言う、ピノッキモンの目が光る。
「やっつけちゃえ!」
ピノッキモンはそう言うとどこかへ行ってしまった。
私達は後ろを振り向くと、ピノッキモンの館が大きなロボットになっていた。
そして私達を踏みつけ様と足をあげる。
私達はそれから逃げる為走った。
そしてウォーグレイモンが足をキャッチする。
デジモン達皆で攻撃するもあまり効いていなかった。
『アスタモン!』
暫く戦っていると、突然ロボットが音を立てて崩れ始める。
「ヤマトくん」
空さんの言葉に私達は振り返る。
見るとそこにはヤマトさんとメタルガルルモンと塵になって消えていくピノッキモンが居た。
ヤマトさんは私達の方を見た後、森の奥へと消えていった。
その時、地面が大きく揺れ始めた。
「地震!?」
「ピノッキモンを倒したから、森が消えていくんですよ」
「逃げろ、とにかく、この森から出るんだ!」