デジモンアドベンチャー タケル
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私達は太一さんとアグモンが居なくなってから、約一月半も探していた。
「探そう、見つかるまで太一とアグモンを探そうよ」
「無理だ、一月半も探して、手がかり1つないんだぞ」
「ゲンナイさんなら、きっと何か知ってますよ、ゲンナイさんを探しに行きましょう」
「どこに居るかも分からないのに、どうやって探すんだよう」
「それより早くお家に帰りたい」
空さん達は色々話あっていた。
夜になり私達は寝ることにした、私は空さん以外が寝た頃、空さんに話かけた。
『空さん私、太一さんとアグモンを探したい!』
「キオナちゃん……、あたしとピヨモンで太一達を探そうと思ってたけど一緒にくる?」
『いいの?』
「ええ、もちろん!」
「よかったなキオナ」
『インプモン勝手に決めてごめん』
私はインプモンに謝った。
「別にいいぜオレはキオナについてくだけだ」
『グラッツェ』
私達が話をしている間に、空さんがトコモンと喋っていた。
「さ、いきましょキオナちゃん」
『うん』
私達は歩き出した。
暫く歩いていたら森があって、その中に私達は入っていった。
するとそこには……。
「誰か居る!」
「『え?』」
「ピコデビモンだ」
目の前に開けた場所がありそこで、誰かとピコデビモンが話していた。
「太一という少年は”勇気”の紋章だ、ヤマトは”友情”、タケルは”希望”、光子郎は”知識”、丈は”誠実”、ミミは”純真”、空は”愛情”そして最後キオナは”絆”の紋章だ、わかっているなピコデビモン」
「はい、分かっております」
ピコデビモンは誰かと話が終わり、その時私達がいるの方を向いた。
そしてこちらに近づいて来た。
「あなた何者なの?」
「これはこれは、とんだ所を見られてしまいましたね、紋章の話聞いちゃいました?」
「き……聞いたわよ」
『何かいけない?』
私はピコデビモンに言い返した。
「いえ、貴方達は空さんとキオナさんでしょ? 空さん……フフフッ、愛情の紋章ねえ、それに絆の紋章ねえ」
「何がおかしいのよ!」
『何が言いたいの⁉︎』
私はピコデビモンに怒った。
「お可哀想なあなた方、空さんは本当の愛情を知らずに育ってしまった、それじゃ愛情の紋章は光りません、それにキオナさんの紋章も光ったりはしないでしょうね、……愛情の紋章が光らないんじゃ、それではこれで」
ピコデビモンは言いたい事を言って私達の前からいなくなった。
「これからどうする空? ……空?」
「え?あっそうね、太一達を探しつつみんなの事も影ながら助けるってのはどうかしら」
『私はいいと思う』
「あたしも」
「オレも」
皆意見が一致した所で、今日はもう寝ることにした。
暫く経ったある日、私達は遊園地がある所まできた。
その時キノコに囲まれているガジモン2体と、空からピコデビモンがきた。
「お前達、エテモンの手下の」
「エテモン?」
「だれそれ?」
「知ってる?」
「知らない」
エテモンの事覚えてないの?
「ところでお前誰だっけ?」
「誰だろう? 忘れちゃった」
ガジモン達は互いを忘れてしまったようだ。
「何だ、こいつらこれは忘れキノコ! 一口食べれば過去の記憶を全て忘れるという、このキノコを食ったんだな、待てよそうだこれをタケルに食わせれば……」
ピコデビモンがキノコを摘み、遊園地の方へ飛んでいった。
「大変!」
『タケルくんが危ない! 空さん』
「ええ!」
私と空さんはピコデビモンが行った方に走っていった。
私達がついた場所はトイレがある場所だった。
その時アグモンが私達とは違う方向から来ているのに気付き、私達は茂みの中に隠れた。
「まずはトイレ……あ? こんな所にも同じキノコが……あっ、トイレトイレ」
『空さん今のって……』
「アグモンね、きっと太一も居るのよ、あのキノコを食べようとしてるんだわ!」
その時すぐアグモンがトイレからでてきた。
「このキノコ、本当に食えるのかな?」
『食べちゃダメ』
「そのキノコを食べると、今までの記憶を全て失うの」
「誰? おかしいな、でも今の話が本当だとしたら…うわっ! 太一が大変だあー」
アグモンは太一さん達が居るであろう方に走っていった。
「これで安心ね」
『うん』
私達はピコデビモンをまた見つけ湖の向こうえと消えたとこを見た。
「ピヨモン進化よ! きっと向こうに誰か居るのよ」
「分かった」
ピヨモンはバードラモンに進化し湖の向こう側へ私達は渡った。
私達は1つの建物を見つけた。
「あれはレストランね」
『あそこに誰かいるかも』
私達は物陰に隠れながら、様子をみていたその時、ヤマトさんの声が聞こえた。
「おい! ジャガイモの皮むきまだかよ?」
「あ……今取ってくるこれ片付けてから」
そのジャガイモが積んであるのを、ピコデビモンが1つのレンガをとった。
そしたらジャガイモがのっている板がグラグラし始めた。
空さんが走ってレンガを戻して、私達の居る方に戻ってきた。
「空?」
「いいのよ」
『大丈夫みたい』
私達は顔を見合わせて微笑んだ。
私達はヤマトさん達のところを後にして山道を歩いていた。
そしたら左右に分かれた道があった。
「どっちに行く空」
「そうねキオナちゃんはどう思う」
『うーん、右!』
「じゃあ右に行きましょう」
私達はまた歩き出した。
ある日、私達は大きい城についた。
後ろから太一さん達が来たので、私達は隠れた。
太一さん達は入っていったが暫くして出てきた。
太一さん達は何か話ていた、ここにはミミさんが居るらしい。
『ミミさん……』
「ミミちゃんを助けてあげましょう」
『うん』
私達は夜に行動を起こすことにした。
私達は夜、ミミさんの部屋に行った、ミミさんは寝ていたが魘されていた。
「太一さん、アグモン……皆待って……パルモン……」
『ミミさん』
「ミミちゃん……」
「空さんにキオナちゃん」
ミミさんが起きた。
「あなたのしてること、どういう事かもう分かってるんでしょ?」
「あたし……ごめんなさい」
「うん、じゃあどうすればいいか分かるよね?」
「うん」
「よかった、ミミちゃん本当はいい子だもんね」
私達はバードラモンにのって、ミミさんの部屋からでていった。