未来編
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「はい、あ~ん♪」
「う"・・・」
ヤマト家の食卓にて、
ソラの思いつきな行動に
キラは闘っていた。
ニンジンという最大の敵と
「はぁ・・・、キラってば、何でニンジン残すかなぁ・・・」
「ニンジンが僕に食べないでって」
「言うわけないでしょ」
事の始まりは、やはり思いつきなのだけれど、
生まれてくる子供の躾の為にもキラの食べ物の好き嫌いを克服してもらいたいのだ。
「この子が生まれて、好き嫌いの多い子にならないように、キラも頑張ろうよぉ~、この子だって応援してるよ、ねぇ~」
「・・・・・・っ//」
そこでピクリと反応してしまうキラは、
ポッコリと主張するお腹を【母親の顔】で
優しく撫でるソラの姿にとても弱いからだ。
「・・・分かったよ、食べるよ」
そのキラの言葉に、キラーンと目を光らせたのは、
やはり夫よりも妻の方が一枚上手だからだろう。
「じゃあキラ、このニンジンを私だと思って、しっかり食べてね?はい、あ~ん♪」
「――っっ///」
この後、ナニを想像したのか、キラは急いでトイレへ駆け込んだのは、言うまでもない・・・
「・・・そんなにニンジン、嫌いなのかなぁ」
キラの気も知らず、ポツリと呟いたその言葉に反応するかのように、元気に動くお腹の子。
(絶対ワザとだ!ワザとじゃないなら尚更タチが悪いよ!!)
今すぐ抱きたい衝動と必死で闘うキラの禁欲生活もあとわずか・・・
「・・・生まれたら、覚えておいてよね」
【キラ新婚夢】(元拍手夢)