短編
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私なんかとはずっと遠い存在なんだって思ってたキラ・ヤマト。
初めて同じクラスになれたけど、私には遠い存在。
だから影から見ているだけなんだって、ずっと思ってた。
だけど実際はそうじゃなくて、きっと、ただの偏見。
だって・・・・
「私ね、キラと付き合う前まで、キラの事ずっと遠い存在なんだって思ってたの。」
「えー?僕、別にお金持ちとかじゃないよ?」
そう言いながら笑うキラと居ると、安心する。
「そうじゃなくて、何かオーラがキラキラしてて、」
「・・・それってギャグ?」
「違うよ!も~っ!!」
「ごめんって、でも僕、ホント普通だよ?!」
「だーかーら、付き合うまでだってば。」
「・・・それも何か微妙~」
「あ、ちがうっ!変な意味でとらないでよ~?」
だって、私が遠くから見てたキラ・ヤマトって人はね、
「何だってできちゃう完璧人間でね、失敗なんてしないの。」
「それ、ホントにありえないから」
「何ていうか、王子様みたいな存在で、見てるだけで終わると思ってたのに、
カガリの家に、いるんだもんキラが(笑)」
「親戚だからね。」
「キラが話しかけてくれて、初めてキラと喋ったんだよね。クラス同じなのに
喋ったことないってのが不思議なくらいだったけど」
「そうそう、ソラってば、何回キラって呼んでって言ってもずっとヤマト君で、
なかなか距離縮まらなくて結構悩んでたんだよ?僕。」
「だって、何か名前で呼ぶと全国のキラファンの皆さんに悪いなーって…」
「そんなのいないってば。てか、ソラは気付いてないみたいだから言うけど、
うちの学校、ソラ狙ってる人、多いよ?」
「・・・・・え、有り得ないから!!」
「事実だし、僕もその中の一人だったし。」
「えぇ~?!皆、趣味悪っ!!」
「ソラ、自分の事貶しすぎだから;
まぁ、誰にも渡さないけどね。」
「っ・・・さり気無くカッコイイ事言わないで下サーイ//」
「だって僕はソラの王子様らしいからソラと永遠の愛を誓うんだ。
それよりソラ・・・・・」
「へ?」
「顔赤いけど、どうしたの?」
「ばっ///確信犯のくせに!!」
冒頭続き・・・
だってキラ・ヤマトは、もの凄く変態で黒いんですもの。
「まぁ、あながち外れでもないけどね。」
「え”、そこを一番否定してよ!!」
(06.04.06)