刻龍(こくりゅう)

神器のひとつ。死霊の魂を食う短剣である。元々は短剣だったのだが長年死霊を喰らい続けた為に今では並の長さをしている。金属だけで出来ていない都合上一般の鍛冶屋では治すことが出来ない。宿主に望むものは「膨大な力」と「純粋な魔力」1万年前に契約を交わしたアルバンと家族同然の状態で過ごしている。神器の中で唯一単体で戦闘能力を持つのも特徴である。人型になっている時に使用する魔法は毒性の強い金属を浴びせるというもの。短剣を操り単騎で戦場を走る事もある。

感情を持つ神器が多いが彼らには欠陥が多く人間的な神器は少ないが刻龍は死霊の感情を覚え自らの感情を豊かにしている。感覚も同様で痛覚や快楽を感じ取ることも可能なようだ。余談だが人型になる場合毎回体を生成しているため常に処女である。

アルバンのことは「かけがえのない主」だと思っているらしい。