第1章
エリレオとカシルが兵士の見習いになってから数か月が経ったころ――
集会が始まる前。
会場には、見習いの兵士たちが30人ほど集まっていた。
「大変だ!街に魔物が集団で侵入してきてるぞ!」
「何!?早く行くぞ!」
廊下にいる兵士達が慌てている様子だった。
「おい、なんかヤバイんじゃないか?」
「でも、見習いの俺たちが勝手に行動して足を引っ張ったりしたらどうすんだよ」
見習い兵士たちがざわつき始めた。
その集団の中にはカシルがいる。
エリレオは用を済ませてから来ると言っていた。
(僕も街の人を助けに行かなきゃ…!でも…)
カシルは迷っており、なかなか一歩を踏み出せないでいた。
少し考え、
(…やっぱり行こう!街の人達が危ないのに黙っているわけにはいかないよ)
カシルは勇気を出して行く決意をした。
――
後から会場に来たエリレオが、見習い兵士に話しかけられた。
「カシルから魔物を倒しに街へ行くって伝言があったぞ」
「なんだって!?」
見習い兵士の言葉を聞いたエリレオは、即座に走っていった。
――
集会が始まる前。
会場には、見習いの兵士たちが30人ほど集まっていた。
「大変だ!街に魔物が集団で侵入してきてるぞ!」
「何!?早く行くぞ!」
廊下にいる兵士達が慌てている様子だった。
「おい、なんかヤバイんじゃないか?」
「でも、見習いの俺たちが勝手に行動して足を引っ張ったりしたらどうすんだよ」
見習い兵士たちがざわつき始めた。
その集団の中にはカシルがいる。
エリレオは用を済ませてから来ると言っていた。
(僕も街の人を助けに行かなきゃ…!でも…)
カシルは迷っており、なかなか一歩を踏み出せないでいた。
少し考え、
(…やっぱり行こう!街の人達が危ないのに黙っているわけにはいかないよ)
カシルは勇気を出して行く決意をした。
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後から会場に来たエリレオが、見習い兵士に話しかけられた。
「カシルから魔物を倒しに街へ行くって伝言があったぞ」
「なんだって!?」
見習い兵士の言葉を聞いたエリレオは、即座に走っていった。
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