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こぼれ話(設定や短編)

旧文明において罪人の刑場とその周辺地域。
現在でも外の穢れが持ち込まれる地と謂われており、他里との交流はほぼ無い。
 
里から山脈を目指して丸一日北進すると旧里の跡地がある。
旧里は数百年(千年超えるかもしれない)前、罪人と関係を持った護人が外の病を里に蔓延させ、多くの氏族が亡くなった事を理由に破棄されている。
病が蔓延した際、葬送の掟【男性の身体は土に還し(土葬ではなく死した場所で自然に任せる)、女性の身体は水に還す(簡易舟で川に流し沈める)、髪を精霊の炎で燃やして魂を天の海に還す】に反して土葬・水葬をせず森の木を刈り火葬を行った。
病を大地に残さない為の苦渋の決断ではあったが、それに怒った精霊は氏族から森の声を聴く力を奪い、現在に至るまで声を聴けるものはごくごく稀である。

尚、精霊の加護を失った旧里近辺は荒地となっており、度々魔物が発生する。
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