第三話 ハロウィンタウンでは


あらすじ

ハロウィンタウンへの道を探すためまずはこの世界でのハロウィンタウンに関しての情報を集めるため情報屋へ行った主人のデータズはハロウィンタウンが絶対禁止世界にあるということは知っていた、しかしそれ以上の情報がないためある人物の元に行ったジャックとスケルトン

ある人物とは年寄りヴァンパイア、ノウ・イット・オール、彼はこの頃物忘れが酷くなったという、王の名を忘れるくらいの物忘れ、しかし彼はなんとかという扉達の一つということを知っていた、なんとかという扉達とは七つの祝日の扉のことだろう

さて、今回はジャックが次の日になっても帰ってこなかったハロウィンタウンでの話だ



町長「ジャーーーック！！ジャック！！！ジャーーーック！！！？」

町長が焦りながらジャックを呼び続ける

もちろん返事は返ってこない、今彼はハロウィンウォールドにいるのだから

ゼロに聞こうにもジャックが合図しなければ出てきてはくれない

まぁ必死になって呼べば出てきてくれるかと思うが・・・


サリー「ジャックが、帰ってない？」
町長「ジャックが昨日どこに行ってたかわからないんです！」
サリー「ジャックなら・・・七つの祝日の扉に「ありがとうございますサリーーーー！！」あ」

町長は道を急ぐ、180度頭を回転させて笑いながら


が、道がよくわからないため困った
顔をくるっと180度回転させて嘆く


サリー「私が道案内をします・・・」
町長「ありがとうございます・・・」


サリーと共に昨日ジャックがいた七つの祝日の扉にやってきた

サリー「いない・・・」
町長「ジャーーーック！！」

・・・はい、いませんよ

いくら叫ぼうとね


まぁ、とにかく皆で探しますよ

町長は皆を集めてジャック探しを開始した

しかし、いくら探そうと黒い渦に飲み込まれない限りあなたがたはジャックに会えません

ジャックはまだ戻る手がかりをつかめていませんし

さぁハロウィンタウンの皆はジャックにめぐり会えるのだろうか・・・


そんな町長が焦ってみんなが必死に探している時にジャックは歩き回ったから疲れたのか寝ています

はい、もうグッスリと

スケルトンも一緒になって、ベンチで


ジャックはそういえば渦に巻き込まれるまえも後も・・・今まで一切寝ていなかったんですよね・・・クリスマスだからって言って徹夜したのにも関わらず(町長からの頼まれごとをやってました)早起きをしたんです、サンディ・・・サンタが降らした雪で遊ぶ子供を見ていた時は眠たそうではなかった、だが、やはり扉の前にずっといたら眠く歩く気力さえも失せかけていたんだっけな・・・

判断力まで鈍ったのか、ジャック！(渦になんの躊躇いもなく触れたから・・・)



まぁそんな話はどうでもよい


で、ジャックが昼頃まで寝ている間に(探し始めたのは朝方)皆頑張った、よく頑張った！だが、無駄な頑張りだった、骨折り損のくたびれもうけですな、実際一本骨が折れた方がいますし


トール・ウィッチさん「どこを探しても」
ウェアウルフくん「いやしない・・・」
町長「ジャーック！君は一体どこへいってしまったんですかー！！」
サリー「(ジャック・・・)」
クラウンさん「今思い出したけど、七つの祝日の扉、八つになってなかった？」
スパイダーヘアーモンスターさん「たしかに一つ多かったような・・・」

町長は急いで数えに行く


町長「一本二本三本四本五本六本七本・・・・八本！？」


八本あるのに七つの祝日である、もう一つの、なかったはずの扉の形は、割れたカボチャ(パンプキン)の形(実際に割れてはいない、模様だ)をしていた

しかし

その扉は開けれない、とてもかたくて開かない

しかしおかしなところにあるものだ
ハロウィンの扉を隠すように扉のある木がたっている

そこでなにかがあったからそこにあるのだと

しかし、最初サリーと町長が行った時にはなかった


サリー「ジャックになにかあったんじゃ・・・・」

「{なにかはあったさ、彼は帰ってこれない、秘密を知るまでは真実をしるまでは}」


ジャックが映画の最初の登場時の衣装にマント(パンプキンかぶったあの衣装)をまとった男の言葉


ジャックが、なにかの秘密を、真実をしるまでは帰って来れない


なんなのだろうか


今のは


サリー「ジャック！？」
「{僕はジャックじゃない、僕は・・・}」



「{おっと・・・じゃあ、伝えたからね、サリー}」


マントを体に巻くと消えた

サリーはジャックにしか思えなかった

町長「・・・ジャックが、帰ってこない？」
サリー「秘密・・・真実・・・？」



今はただ、そこでジャックが危険なめにあっていないことを祈るしかなかった

扉をどうにかして開けようとするも割ろうとしたら跳ね返され、必死に取っ手をひねろうともうんともすんともいかない

その扉が開きしとき、ジャックは戻ってくるのだろうか