ハロウィンの王とパンプキンキング
第十八話 知らない方がいい真実
でも、これを知らないと、君を帰せないんだよ・・・”僕”・・・ ハロウィンの王とパンプキンキング第十九話!次々と明かされる真実、知らないほうがよかったと思える真実までも、知らなければいけないなんて・・・・ねぇ”僕”
あらすじ(復活した!?)
ブギーが、ブギーが・・・・なんで
この・・・役立たずの邪魔者・・・邪魔物!!!!
ねぇ、今度会うときからは、僕と仲良くしてくれないかい?
それ、俺も言おうとしたんだが
いなくなったブギー
そして交わされた約束
ジャック、真実を知りたい?たとえどんなに悲しい真実でも?嬉しい真実でも?
なら
解き明かしなよ
そうすれば帰してあげるよ
ねぇ、私の大好きなJack・・・
––––––
さて・・・年もあけた1/3のこと
ハロウィンタウンでは、ただジャックを待つしかないという状態が続いていた
サリー「・・・・もう・・・ジャックは戻って来れないの・・・?」
グルグルの丘の上、さみしそうにつぶやくサリーの周りを一回、二回、ゼロが飛び回り、光る鼻をサリーの額にコツン、とあてる
サリー「あなたも心配よね、ゼロ・・・」
ゼロ「クゥーン・・・」
ジャック、どうか、無事でいて
ブギーとともに戻ってきて・・・お願い・・・
ーハロウィンウォールドー
ジャック「サリー達、今なにしてるかな・・・」
彷徨いの墓場、冬ということだけあって肌寒い、まだ陽はそう高くのぼっていないこともある
細長い両手を天に伸ばす。そして空気を掴む
ジャック「はぁ・・・・どうすればいいんだろう・・・・」
謎をとく鍵は、ウィーンタウンに・・・
ジャック「・・・・まてよ・・・?」
ースケルトンの城ー
スケルトン「惑星ハロウィンの世界地図?」
ジャック「そう、いくつか町があるんだよね、その、どこかに僕の知る町がないか調べたいんだ」
スケルトン「ミクリ!世界地図だ、持ってきてくれ」
ミクリ「はい」
そう言ってミクリは部屋を出て、地図をとりに行った。数分待つと丸められた紙を持ったミクリが戻ってくる。それを丁寧に広げ、ジャックは地図に目をとおす。
ナイトタウン、メアルタウン、キラータウン、ハロウィンウォールド
そしてウィーンタウンもあった
ウィーンスタウン・・・
ジャック「ウィーンスタウンは・・・行ったことがあるな・・・たしか、サリーと・・・」
そう言って記憶を探る。去年のハロウィン後、時間があいたから、この町に行った・・・そうだ、ブギーに町を乗っ取られた年、町をでていた時に行ったからサリーを連れて去年行った
ジャック「ナイトタウンもキラータウンも・・・メアルタウンだって行った覚えがある・・・だけど、ハロウィンウォールドなんて町はなかった・・・・未来であることはやっぱり確実だな・・・」
では、未来、ハロウィンタウンはウィーンタウンとなってしまったのか
だが誰もいない理由はなんなのか、なぜハロウィンを行っている町が変わったのか・・・ってそれはハロウィンタウンに誰もいない状態になったから・・・
––––––
ウギーが言っていた解くべき謎は四つ
スケルトンの親が誰か
スケルトンの胸が歌を聴くと痛む理由
ウギーとフェイクの正体
ハロウィンタウンがああなった理由
ただし・・・もしウギーが嘘をついていたのなら
この謎を解いても無駄・・・
というかウギーとフェイクの正体って・・・
ジャック「・・・スケルトン、君の親って・・・・誰?」
スケルトン「僕の親?父だけだが・・・えっと・・・・あの・・・・あー・・・おかしい・・・もういないのは知ってる、母は元からいないのもわかる、でも、父さんの名を思い出せない・・・・・」
ジャック「え・・・じゃ、え、僕どうすればいいの!?スケルトンの親が誰かわからないと・・・」
スケルトン「うーん・・・うーーん・・・・ダメだ!君のことを思い出せないのと同じだ・・・記憶の中からスッポリ抜け出されたこの感じ・・・わからない・・・」
ジャック「・・・・やっぱり書物か・・・」
ー書斎ー
ジャック「しかし、この城には膨大な量の本がある、種類わけされているとはいえ、見つけるのには骨が折れる・・・!!」
スケルトン「君それって体が「困難って意味だから」あ・・・はい・・・(というかなぜナレーション調?)」
まさにジャックの言うとおり、やはり町の中心施設であるだけあって、書斎は広く本棚の大きさもすごい
種類わけされているが、歴史の本は中でも多い
ジャック「歴史のとこなに順だい?」
スケルトン「題名五十音順だ」
ジャック「OK、知りたいのは君の親のことなんだ、わかったかい?」
スケルトン「わかった」
ーそれから三十分ー
ジャック「・・・・まただ」
スケルトン「こっちもだよ・・・」
肩を落とす二人、それもそのはず、いくら調べても調べても、親のことに関することは黒くぬりつぶされているのだ、この三十分間調べた本全てである
ジャックは高いところにある本をとるための梯子(ジャックの部屋にあるのと同じく簡単に動かせる)をのぼり元の場所に手に持っていた本を戻す
ジャック「このままだと全部黒く塗りつぶされているんじゃないかって考えちゃうよ・・・」
スケルトン「・・・・じゃあ、この奥にあるすごく貴重で大切に保管されている本・・・見に行ってみるかい?そこにあるかも・・・ついでに僕の父の手紙も「そんなのあるのかい!?」あるよ。僕が目覚めた時机の上に置いてあったんだ」
目覚めたところは椅子の上、いろいろな実験道具が置かれた鉄の床、鉄の壁でできた暗い部屋
そこに難しい方程式のかかれた黒板があってそれをまじまじと見ていると気づいたのが研究する時の机の上に置かれた手紙
そこに父親の名も書かれていたという
内容としてはスケルトンをハロウィンの王とするみたいな内容だそうだ
––––––
それを見れば父親の名がわかるし、その本も見よう
これでなにかわかればいいのだが
ーそしてー
人生は、そんなにあまくないんだって、実感させられた今日この頃
僕は現在、絶望が体の三分の一を支配している
ジャック「手紙が見つからない!?そしてやっぱり本は黒く塗りつぶされている!重要な部分だけ!!」
スケルトン「これは・・・もう・・・」
ジャック「でも一つわかったことはある!!君!!!作られた存在だろう!?」
スケルトン「そりゃ、父親しかいないわけだし・・・なにより目覚めた場所研究所っぽいところだし手紙にも書かれていたから、それは知っていたことだよ」
それがわかっても特に意味はない・・・わけでもない。スケルトンを作れるような人物を探せばいいのだ。
ハロウィンタウンなら博士だが・・・ん?
ジャック「君、生まれたの何年前?」
スケルトン「えっと・・・眠っていたのが13年、目覚めてから7年だよ、だいたいね」
ジャック「約20年・・・20年前にはハロウィンタウンは・・・」
スケルトン「そのハロウィンタウン自体詳しく知ってる人はここにはいないよ」
ジャック「ウィーンスタウンに行くんだ、それかナイトタウン、メアルタウン、キラータウンだ、僕のいた時代の時にもあった町に行けばなにかわかるかもしれないんだ」
そういいジャックは部屋をでて書斎を通り広い廊下にでて階段へ向かい、おりて外へと出る。その後を走って追いつくスケルトン
急いで車をだしてまず一番近いナイトタウンへ向かう
元新人でナイトタウンなどからきた者たちはみな詳しく知らない
だが、誰か一人でも知っている人がいればいいと希望をもちジャックはむかう
まさか、ハロウィンウォールドにそういう人物がしかも教えてくれる人物が一人いるなんて知らないジャックであった
––––––
ジャック「・・・・・ノウ・イット・オールなんて面白い名ですね、全てを知っている・・・わけでもないクノウさん・・・・」
クノウ「・・・・なぜわかったのだ?ジャック・・・・過去のジャック・スケリントン・・・」
ジャック「忘れれませんし、見ればわかりますよ、僕、あなたの話を興味深く聞いてましたから、クリスマスについてをね・・・結局サンディに関しては間違っていたようでしたが」
ジャックにクリスマスを教えたのは、クノウというヴァンパイア
スケルトン「ジャック、なにかわかったのかい?」
ジャック「・・・・・まぁ、ね」
知りたくなかった・・・
(え?まさか、前回のラストといい・・・これ、次回予告?しかも台詞は違ってくるってやつ?)
でも、これを知らないと、君を帰せないんだよ・・・”僕”・・・ ハロウィンの王とパンプキンキング第十九話!次々と明かされる真実、知らないほうがよかったと思える真実までも、知らなければいけないなんて・・・・ねぇ”僕”
あらすじ(復活した!?)
ブギーが、ブギーが・・・・なんで
この・・・役立たずの邪魔者・・・邪魔物!!!!
ねぇ、今度会うときからは、僕と仲良くしてくれないかい?
それ、俺も言おうとしたんだが
いなくなったブギー
そして交わされた約束
ジャック、真実を知りたい?たとえどんなに悲しい真実でも?嬉しい真実でも?
なら
解き明かしなよ
そうすれば帰してあげるよ
ねぇ、私の大好きなJack・・・
––––––
さて・・・年もあけた1/3のこと
ハロウィンタウンでは、ただジャックを待つしかないという状態が続いていた
サリー「・・・・もう・・・ジャックは戻って来れないの・・・?」
グルグルの丘の上、さみしそうにつぶやくサリーの周りを一回、二回、ゼロが飛び回り、光る鼻をサリーの額にコツン、とあてる
サリー「あなたも心配よね、ゼロ・・・」
ゼロ「クゥーン・・・」
ジャック、どうか、無事でいて
ブギーとともに戻ってきて・・・お願い・・・
ーハロウィンウォールドー
ジャック「サリー達、今なにしてるかな・・・」
彷徨いの墓場、冬ということだけあって肌寒い、まだ陽はそう高くのぼっていないこともある
細長い両手を天に伸ばす。そして空気を掴む
ジャック「はぁ・・・・どうすればいいんだろう・・・・」
謎をとく鍵は、ウィーンタウンに・・・
ジャック「・・・・まてよ・・・?」
ースケルトンの城ー
スケルトン「惑星ハロウィンの世界地図?」
ジャック「そう、いくつか町があるんだよね、その、どこかに僕の知る町がないか調べたいんだ」
スケルトン「ミクリ!世界地図だ、持ってきてくれ」
ミクリ「はい」
そう言ってミクリは部屋を出て、地図をとりに行った。数分待つと丸められた紙を持ったミクリが戻ってくる。それを丁寧に広げ、ジャックは地図に目をとおす。
ナイトタウン、メアルタウン、キラータウン、ハロウィンウォールド
そしてウィーンタウンもあった
ウィーンスタウン・・・
ジャック「ウィーンスタウンは・・・行ったことがあるな・・・たしか、サリーと・・・」
そう言って記憶を探る。去年のハロウィン後、時間があいたから、この町に行った・・・そうだ、ブギーに町を乗っ取られた年、町をでていた時に行ったからサリーを連れて去年行った
ジャック「ナイトタウンもキラータウンも・・・メアルタウンだって行った覚えがある・・・だけど、ハロウィンウォールドなんて町はなかった・・・・未来であることはやっぱり確実だな・・・」
では、未来、ハロウィンタウンはウィーンタウンとなってしまったのか
だが誰もいない理由はなんなのか、なぜハロウィンを行っている町が変わったのか・・・ってそれはハロウィンタウンに誰もいない状態になったから・・・
––––––
ウギーが言っていた解くべき謎は四つ
スケルトンの親が誰か
スケルトンの胸が歌を聴くと痛む理由
ウギーとフェイクの正体
ハロウィンタウンがああなった理由
ただし・・・もしウギーが嘘をついていたのなら
この謎を解いても無駄・・・
というかウギーとフェイクの正体って・・・
ジャック「・・・スケルトン、君の親って・・・・誰?」
スケルトン「僕の親?父だけだが・・・えっと・・・・あの・・・・あー・・・おかしい・・・もういないのは知ってる、母は元からいないのもわかる、でも、父さんの名を思い出せない・・・・・」
ジャック「え・・・じゃ、え、僕どうすればいいの!?スケルトンの親が誰かわからないと・・・」
スケルトン「うーん・・・うーーん・・・・ダメだ!君のことを思い出せないのと同じだ・・・記憶の中からスッポリ抜け出されたこの感じ・・・わからない・・・」
ジャック「・・・・やっぱり書物か・・・」
ー書斎ー
ジャック「しかし、この城には膨大な量の本がある、種類わけされているとはいえ、見つけるのには骨が折れる・・・!!」
スケルトン「君それって体が「困難って意味だから」あ・・・はい・・・(というかなぜナレーション調?)」
まさにジャックの言うとおり、やはり町の中心施設であるだけあって、書斎は広く本棚の大きさもすごい
種類わけされているが、歴史の本は中でも多い
ジャック「歴史のとこなに順だい?」
スケルトン「題名五十音順だ」
ジャック「OK、知りたいのは君の親のことなんだ、わかったかい?」
スケルトン「わかった」
ーそれから三十分ー
ジャック「・・・・まただ」
スケルトン「こっちもだよ・・・」
肩を落とす二人、それもそのはず、いくら調べても調べても、親のことに関することは黒くぬりつぶされているのだ、この三十分間調べた本全てである
ジャックは高いところにある本をとるための梯子(ジャックの部屋にあるのと同じく簡単に動かせる)をのぼり元の場所に手に持っていた本を戻す
ジャック「このままだと全部黒く塗りつぶされているんじゃないかって考えちゃうよ・・・」
スケルトン「・・・・じゃあ、この奥にあるすごく貴重で大切に保管されている本・・・見に行ってみるかい?そこにあるかも・・・ついでに僕の父の手紙も「そんなのあるのかい!?」あるよ。僕が目覚めた時机の上に置いてあったんだ」
目覚めたところは椅子の上、いろいろな実験道具が置かれた鉄の床、鉄の壁でできた暗い部屋
そこに難しい方程式のかかれた黒板があってそれをまじまじと見ていると気づいたのが研究する時の机の上に置かれた手紙
そこに父親の名も書かれていたという
内容としてはスケルトンをハロウィンの王とするみたいな内容だそうだ
––––––
それを見れば父親の名がわかるし、その本も見よう
これでなにかわかればいいのだが
ーそしてー
人生は、そんなにあまくないんだって、実感させられた今日この頃
僕は現在、絶望が体の三分の一を支配している
ジャック「手紙が見つからない!?そしてやっぱり本は黒く塗りつぶされている!重要な部分だけ!!」
スケルトン「これは・・・もう・・・」
ジャック「でも一つわかったことはある!!君!!!作られた存在だろう!?」
スケルトン「そりゃ、父親しかいないわけだし・・・なにより目覚めた場所研究所っぽいところだし手紙にも書かれていたから、それは知っていたことだよ」
それがわかっても特に意味はない・・・わけでもない。スケルトンを作れるような人物を探せばいいのだ。
ハロウィンタウンなら博士だが・・・ん?
ジャック「君、生まれたの何年前?」
スケルトン「えっと・・・眠っていたのが13年、目覚めてから7年だよ、だいたいね」
ジャック「約20年・・・20年前にはハロウィンタウンは・・・」
スケルトン「そのハロウィンタウン自体詳しく知ってる人はここにはいないよ」
ジャック「ウィーンスタウンに行くんだ、それかナイトタウン、メアルタウン、キラータウンだ、僕のいた時代の時にもあった町に行けばなにかわかるかもしれないんだ」
そういいジャックは部屋をでて書斎を通り広い廊下にでて階段へ向かい、おりて外へと出る。その後を走って追いつくスケルトン
急いで車をだしてまず一番近いナイトタウンへ向かう
元新人でナイトタウンなどからきた者たちはみな詳しく知らない
だが、誰か一人でも知っている人がいればいいと希望をもちジャックはむかう
まさか、ハロウィンウォールドにそういう人物がしかも教えてくれる人物が一人いるなんて知らないジャックであった
––––––
ジャック「・・・・・ノウ・イット・オールなんて面白い名ですね、全てを知っている・・・わけでもないクノウさん・・・・」
クノウ「・・・・なぜわかったのだ?ジャック・・・・過去のジャック・スケリントン・・・」
ジャック「忘れれませんし、見ればわかりますよ、僕、あなたの話を興味深く聞いてましたから、クリスマスについてをね・・・結局サンディに関しては間違っていたようでしたが」
ジャックにクリスマスを教えたのは、クノウというヴァンパイア
スケルトン「ジャック、なにかわかったのかい?」
ジャック「・・・・・まぁ、ね」
知りたくなかった・・・
(え?まさか、前回のラストといい・・・これ、次回予告?しかも台詞は違ってくるってやつ?)
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