序章
喫茶テガソードの里……コウヤ達の活動拠点でもある其処の、【close】の看板の掛けられた扉を潜り、コウヤと千束は【staff only】とある調理室の奥の扉を開ける。
コウヤの赤い指輪、千束の緑の指輪が輝くと二人の姿が消えた。
「遅いですよ、二人とも」
二人にそんな声を掛けてくるのは黒い指輪を嵌めた銀髪の少女、花園リリィ。なお、姓として使っている【花園】は元の世界でのスパイとして活動していた際のコードネームらしい。
なお、コウヤ、千束と組む事の多い一般人(他の二人に比べて)組である。
「学校が終わったのが先ほどですから、それも仕方ないですよ」
穏やかな口調で、青い指輪を付けた白い着物の様な衣装を着た白い肌の少女がそう言う。雪女を思わせる格好の巨乳美少女の名は雪泉。忍者(否一般人)である。
「それじゃあ、全員揃った所で次のセンタイリングの争奪戦がある世界について話しましょう」
議長席とでも言う様な位置に座っている小柄な少女、黄色の指輪を嵌めている彼女はサラサ・フィード。錬金術師である。
その場に揃う五人の男女。
新庄コウヤ、錦木千束、花園リリィ、雪泉、サラサ・フィード。それがセンタイリングを集めるチームである五人だ。
全ては各々の願いを叶えるために。
「それじゃあ、センタイリングのある世界について説明します」
サラサがそう言うとモニターが現れる。
「次元No.10780とされている別の世界の地球です。確認されているリングの数は不明ですね」
「他の次元世界での活動か」
「私達が活動を始めてから久しぶりの指輪の反応なんだよねー」
思わず感慨深げに呟くコウヤと千束。今まで何個かこの世界で発見したが、他の次元世界での発見も初めてであり、同時に久しぶりにセンタイリングが見たかったのだ。
「ふっ、ふふふ。前回はコウヤさんに譲りましたが、今回こそ私がいただきですよ」
リリィが不敵な笑みを浮かべながらそう呟く。
「ですが、この世界で見つかった指輪はまだ五つだけですよ」
「それも全部所持者なしのですね」
雪泉とサラサの言葉に「うっ」と言う表情を浮かべるリリィ。提示されたNo. 1バトルの勝敗、それが見つかったセンタイリングの所持の資格になる。
そんな訳で今のところ五人全員が一つずつ所持していると言う訳だ。
「まあ、俺が一番遅れたのは認めるしか無いけどな」
【ドン・ブラザーズ】のセンタイリングを手の中に眺めながらそう呟くコウヤ。
「ふふふっ! それでも、横一列、次で私が一歩リードして上げましょう!」
【ゴーオンジャー】のリングを手の中に握りながら宣言するリリィ。
「まあまあ、ほら、私達一般人トリオなんだから、もっと協力しないと」
コウヤとリリィにそう言う千束の手の中に有るのは、【ジュウオウジャー】のリング。
「……一般人トリオと名乗るのは良いのですが、私達だけ仲間外れなのは寂しいですね」
ちょっと不満げに呟く雪泉。彼女の手の中に有るのは【ニンニンジャー】のリング。
「それに、それだと私達が異常みたいじゃ無いですか!」
ネーミングにツッコミを入れるサラサの手の中にある【マジレンジャー】のリング。
それが各々の手に入れた最初のセンタイリングだ。
「この世界についての情報は皆さんの携帯端末に転送されてますから、各自確認しておいてくださいね」
……なお、そう言うサラサの場合、元々の世界が機械と縁の無い世界だった影響で五人の中で一番年下な割にスマホとの相性は一番悪かったりする。
「私たちの願いの為にも」
そう言って言葉を締めるサラサの言葉に五人の空気が変わる。
長い戦いの中で願いは変わることもあるだろう。だが、それでも、叶えたい願いは各々の胸の中に確かに存在しているのだ。
「ああ、そうだな」
赤い指輪、ゴジュウウルフのセンタイリングを握りしめながらコウヤは言葉を返す。
「えー、でも、コウヤの願いなら私の願いでも叶いそうじゃん」
「私のでも、そうですね」
千束とサラサの言葉に思わずズッコケそうになるが、なんとか耐えるコウヤを他所に。
「そりゃ、捨てた縁に2度とか関わりたく無い、ですからね」
「元の世界に戻りたいと言う二人の願いなら、コウヤさんも着いていけば叶いますね」
「お前らな……」
リリィと雪泉がそう続ける。
「私達の場合、元の世界に戻っても立場は悪そうですから、皆んなの事を知れればそれで良いですし」
元スパイと忍者なだけに、迂闊に元の世界に戻っても立場が悪くなりそうなだけに、元の世界の仲間達のことを知りたいと言うのが願いなのがリリィと雪泉の二人だ。
「兎も角、次の指輪争奪戦の舞台となる世界の名前は」
サラサの言葉に四人がその世界が表示されたモニターを見る。
「【シンフォギアバース】」
コウヤの赤い指輪、千束の緑の指輪が輝くと二人の姿が消えた。
「遅いですよ、二人とも」
二人にそんな声を掛けてくるのは黒い指輪を嵌めた銀髪の少女、花園リリィ。なお、姓として使っている【花園】は元の世界でのスパイとして活動していた際のコードネームらしい。
なお、コウヤ、千束と組む事の多い一般人(他の二人に比べて)組である。
「学校が終わったのが先ほどですから、それも仕方ないですよ」
穏やかな口調で、青い指輪を付けた白い着物の様な衣装を着た白い肌の少女がそう言う。雪女を思わせる格好の巨乳美少女の名は雪泉。忍者(否一般人)である。
「それじゃあ、全員揃った所で次のセンタイリングの争奪戦がある世界について話しましょう」
議長席とでも言う様な位置に座っている小柄な少女、黄色の指輪を嵌めている彼女はサラサ・フィード。錬金術師である。
その場に揃う五人の男女。
新庄コウヤ、錦木千束、花園リリィ、雪泉、サラサ・フィード。それがセンタイリングを集めるチームである五人だ。
全ては各々の願いを叶えるために。
「それじゃあ、センタイリングのある世界について説明します」
サラサがそう言うとモニターが現れる。
「次元No.10780とされている別の世界の地球です。確認されているリングの数は不明ですね」
「他の次元世界での活動か」
「私達が活動を始めてから久しぶりの指輪の反応なんだよねー」
思わず感慨深げに呟くコウヤと千束。今まで何個かこの世界で発見したが、他の次元世界での発見も初めてであり、同時に久しぶりにセンタイリングが見たかったのだ。
「ふっ、ふふふ。前回はコウヤさんに譲りましたが、今回こそ私がいただきですよ」
リリィが不敵な笑みを浮かべながらそう呟く。
「ですが、この世界で見つかった指輪はまだ五つだけですよ」
「それも全部所持者なしのですね」
雪泉とサラサの言葉に「うっ」と言う表情を浮かべるリリィ。提示されたNo. 1バトルの勝敗、それが見つかったセンタイリングの所持の資格になる。
そんな訳で今のところ五人全員が一つずつ所持していると言う訳だ。
「まあ、俺が一番遅れたのは認めるしか無いけどな」
【ドン・ブラザーズ】のセンタイリングを手の中に眺めながらそう呟くコウヤ。
「ふふふっ! それでも、横一列、次で私が一歩リードして上げましょう!」
【ゴーオンジャー】のリングを手の中に握りながら宣言するリリィ。
「まあまあ、ほら、私達一般人トリオなんだから、もっと協力しないと」
コウヤとリリィにそう言う千束の手の中に有るのは、【ジュウオウジャー】のリング。
「……一般人トリオと名乗るのは良いのですが、私達だけ仲間外れなのは寂しいですね」
ちょっと不満げに呟く雪泉。彼女の手の中に有るのは【ニンニンジャー】のリング。
「それに、それだと私達が異常みたいじゃ無いですか!」
ネーミングにツッコミを入れるサラサの手の中にある【マジレンジャー】のリング。
それが各々の手に入れた最初のセンタイリングだ。
「この世界についての情報は皆さんの携帯端末に転送されてますから、各自確認しておいてくださいね」
……なお、そう言うサラサの場合、元々の世界が機械と縁の無い世界だった影響で五人の中で一番年下な割にスマホとの相性は一番悪かったりする。
「私たちの願いの為にも」
そう言って言葉を締めるサラサの言葉に五人の空気が変わる。
長い戦いの中で願いは変わることもあるだろう。だが、それでも、叶えたい願いは各々の胸の中に確かに存在しているのだ。
「ああ、そうだな」
赤い指輪、ゴジュウウルフのセンタイリングを握りしめながらコウヤは言葉を返す。
「えー、でも、コウヤの願いなら私の願いでも叶いそうじゃん」
「私のでも、そうですね」
千束とサラサの言葉に思わずズッコケそうになるが、なんとか耐えるコウヤを他所に。
「そりゃ、捨てた縁に2度とか関わりたく無い、ですからね」
「元の世界に戻りたいと言う二人の願いなら、コウヤさんも着いていけば叶いますね」
「お前らな……」
リリィと雪泉がそう続ける。
「私達の場合、元の世界に戻っても立場は悪そうですから、皆んなの事を知れればそれで良いですし」
元スパイと忍者なだけに、迂闊に元の世界に戻っても立場が悪くなりそうなだけに、元の世界の仲間達のことを知りたいと言うのが願いなのがリリィと雪泉の二人だ。
「兎も角、次の指輪争奪戦の舞台となる世界の名前は」
サラサの言葉に四人がその世界が表示されたモニターを見る。
「【シンフォギアバース】」
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