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プロローグ

制服に着替えながら机の上に置いてある鞄とカロリーメイトを手に取ると、彼は部屋を出る。

キッチンで物音が聞こえるがそれを無視して無言のまま家を出る。

「……コウ……」

後ろから呼び止めようとする声が聞こえるがそれをドアの閉まる音が遮る。

「……はぁ……偶に帰ったのが間違いだったな……。今日も誰かの部屋に泊まれば良かった」

彼、『九重 コウヤ』は忌々しげに呟くと、空を見上げる。

「」
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