第1章
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可笑しくないのに笑って、
哀しくないのに涙して、
好きでもない男と枕を共にして、
欲しい情報を手に入れる。
使えるものはなんだって使う。
物も、人も、その生命すらも
情報屋なんてそんなもの
私のように穢れた人間は
汚れた欲と金にまみれて生きるしか道はない。
一歩退がれば絶壁。進めば銃口。
この仕事が嫌だなんて言ってないわ。
これが私の天職だと思ってるから
死に怯えながら暮らすよりも、
命の駆け引きをした方がよっぽどオモシロく生きられると思わない?