千年伯爵…AKUMAの製造者であり私たちエクソシスト最大の敵……
「そこで僕は愚かにもマナをAKUMAにしてしまいます…ここまでは僕の人生と一緒なんですがここから悪夢が始まります…」

「悪夢…？」

「はい…夢の中で僕は………マナを壊せなかったんです」

「……」

「夢の中で僕は…僕の皮を被ったマナになって……今まで出会った人達を殺していくんです…………それが…………毎年人が増えていくんです！皆最初は僕の皮をしているから！安心してる人達をこの手で！」
アレンは夢の内容を思い出しまた欝状態になろうとしている

「いつもその夢を見た後は……僕が僕かわからなくなる…もしかしたらまだ夢の中で大切な人を殺してしまうんじゃないかって…だから誰にも会いたくなくて…あんな事…平気で…！」

アレンの言葉が悲しみと怒りに包まれた、黙って話を聞いていたミランダが唇を開いた…

「アレン君…」

「はい？」

「私を抱いて……」

「……へ！？」