12月25日
先程の笑顔を崩さずにミランダに告げる
「えっ?」
突然の告白にミランダの心臓が揺れる
「ど、どうして……?」
「……ミランダさん、今日は僕の誕生日なんです」
「えっ?」
質問の答えをはぐらかすように話題を代えるアレン
「あっ正確には誕生日じゃなくて拾われた日なんですけどね?僕自分の誕生日知らないんです」
「アレン君……?」
先程から笑顔を崩さずに淡々と語るアレンにミランダは少し怯えていた、そしてソレを思わず口に出してしまった
「…どうしたのアレン君……ちょっと恐いわ…」
「恐い…?」
ミランダから自分へと発せられた言葉に反応を見せるアレン
「ふふふ、そうですよね…恐いですよね?」
「……アレン君?」
「そうですよ!恐がらない方がおかしいんですよ!だって僕は義父をこの手で殺しててその上呪いまで受けてて子供なのに老人のような白髪ですしね!気味が悪いですよ!」
「!!!!!!」
アレンは半ば絶叫に近い程の声を出した、ミランダは何が起こったのかわからない
「アレン君……何言ってるの?私…そんな事……」
今まで見たことの無いアレンの姿にミランダの声は小さくなる
「無理しなくていいんですよ?ミランダさん?」
「え?」
「どうせ昔助けてもらった義理で僕といるんでしょう?」
「!?」
信じられない言葉を言われた、この少年は本気で言っているのだろうか?
「アレン君!?なんて事を…!」
「いいんですよ……こんな呪われた奴の傍にいたら貴女も不幸になりますよ?」
そう言ってミランダに背を向けるアレン
「………アレン君!!!」
ミランダはアレンを背後から抱き締めた
「えっ?」
突然の告白にミランダの心臓が揺れる
「ど、どうして……?」
「……ミランダさん、今日は僕の誕生日なんです」
「えっ?」
質問の答えをはぐらかすように話題を代えるアレン
「あっ正確には誕生日じゃなくて拾われた日なんですけどね?僕自分の誕生日知らないんです」
「アレン君……?」
先程から笑顔を崩さずに淡々と語るアレンにミランダは少し怯えていた、そしてソレを思わず口に出してしまった
「…どうしたのアレン君……ちょっと恐いわ…」
「恐い…?」
ミランダから自分へと発せられた言葉に反応を見せるアレン
「ふふふ、そうですよね…恐いですよね?」
「……アレン君?」
「そうですよ!恐がらない方がおかしいんですよ!だって僕は義父をこの手で殺しててその上呪いまで受けてて子供なのに老人のような白髪ですしね!気味が悪いですよ!」
「!!!!!!」
アレンは半ば絶叫に近い程の声を出した、ミランダは何が起こったのかわからない
「アレン君……何言ってるの?私…そんな事……」
今まで見たことの無いアレンの姿にミランダの声は小さくなる
「無理しなくていいんですよ?ミランダさん?」
「え?」
「どうせ昔助けてもらった義理で僕といるんでしょう?」
「!?」
信じられない言葉を言われた、この少年は本気で言っているのだろうか?
「アレン君!?なんて事を…!」
「いいんですよ……こんな呪われた奴の傍にいたら貴女も不幸になりますよ?」
そう言ってミランダに背を向けるアレン
「………アレン君!!!」
ミランダはアレンを背後から抱き締めた