12月25日
12月25日…
僕がマナに拾われた日…
ねぇマナ?僕は元気だよ?
あれから僕はエクソシストになったんだ…
マナが遺してくれた力のお陰でAKUMAを見極めることもできるよ?
…‥神田は僕の力が嫌いなみたいだけど…
新しい家族も沢山できたんだ…
それから…………
………
……
「あ、アレ……?」
教団の中庭で空を見上げていたアレンに声を掛けようとしたミランダ、しかしどこか遠くを見つめているその姿は声をかけてはいけないような気がしてしまい声を途中で飲み込んだ、そして声を掛けようとしたミランダにアレンが気付き振り向く
「あれ?どうしたんですかミランダさん?」
振り返ったアレンは先程の厳粛な空気を持っておらずいつものアレンだった
「あの……そろそろミサが始まる時間だから…」
先程の空気とのギャップに少々萎縮気味なミランダにアレンが返答を返す
「あ、僕はミサには出席しません」
にっこりと笑顔で答えるアレン、ミランダはその笑顔の奥に冷たい何かを感じゾクリと体を震わせた
「…どうして?」
「え?だって……」
少し間を置いてからアレンが口を開く
「僕には祈る神はもういませんから」
僕がマナに拾われた日…
ねぇマナ?僕は元気だよ?
あれから僕はエクソシストになったんだ…
マナが遺してくれた力のお陰でAKUMAを見極めることもできるよ?
…‥神田は僕の力が嫌いなみたいだけど…
新しい家族も沢山できたんだ…
それから…………
………
……
「あ、アレ……?」
教団の中庭で空を見上げていたアレンに声を掛けようとしたミランダ、しかしどこか遠くを見つめているその姿は声をかけてはいけないような気がしてしまい声を途中で飲み込んだ、そして声を掛けようとしたミランダにアレンが気付き振り向く
「あれ?どうしたんですかミランダさん?」
振り返ったアレンは先程の厳粛な空気を持っておらずいつものアレンだった
「あの……そろそろミサが始まる時間だから…」
先程の空気とのギャップに少々萎縮気味なミランダにアレンが返答を返す
「あ、僕はミサには出席しません」
にっこりと笑顔で答えるアレン、ミランダはその笑顔の奥に冷たい何かを感じゾクリと体を震わせた
「…どうして?」
「え?だって……」
少し間を置いてからアレンが口を開く
「僕には祈る神はもういませんから」
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