CALL ME
う~ん…
僕とミランダさんがお付き合いを始めてもう大分経つのになぁ?
そろそろいいと思うのになぁ………
「アレン君?」
ああ……やっぱり……
「どうしたのアレン君?下向いて?……あ!気分が悪いの!?」
「違います……」
「じゃあ…どうしたの?」
「…なまえ」
「えっ?」
「僕の事名前で呼んでください」
「えっ!?アレン君!?」
「違います アレン です」
「……うぅ」
今度はミランダが下を向いてしまった
下を向いたミランダは耳まで真っ赤になっている
「どうしたんですか?」
「突然そんな事言うから驚いたの!……」
顔を赤らめながら言うミランダに声を掛けようとしたアレンは次の言葉にその言葉を飲み込んだ
「……アレン」
「!」
いつも呼ばれている言葉よりたった二文字少ないだけなのに、それだけで距離がずっと近くに感じる……
もっと歩み寄りたいと思ったのは自分…
だけど恥ずかしがり屋の彼女の事だからそんな風に呼んでもらうのはもっと後の事だと思っていた…
なんて嬉しいんだろう!
なのに……なのに!
「どっどうしたの!ア…アレン…?」
ミランダが見るとアレンは顔を両手で隠している
よく見ると元より色白な肌が耳までも、隠している両手までもが真っ赤に染まっている
「ご、ごめんなさい」
「…アレン?」
ミランダがそう言うとアレンは更に真っ赤になった
「ダメなんです…」
「え?」
「……嬉しすぎて…貴女にそう言われるだけで心臓が破裂しちゃいそうです…」
「アレン君……」
しばらくアレンが落ち着くまで待ってからアレンが口を開く
「ごめんなさい…望んでいたのは僕なのに…」
そう言って申し訳なさそうにミランダを見るアレン
「いいのよ…私だってまだ勇気が出ないもの…それに…」
「それに?」
「……私もアレン君に名前で呼ばれたらそうなっちゃうと思うわ…」
そういってアレンに微笑むミランダ
「ミランダさん……」
「ふふふ…焦らないでねアレン君?」
「……はい!」
そんな二人のやりとりを遠くから眺めている影が…
僕とミランダさんがお付き合いを始めてもう大分経つのになぁ?
そろそろいいと思うのになぁ………
「アレン君?」
ああ……やっぱり……
「どうしたのアレン君?下向いて?……あ!気分が悪いの!?」
「違います……」
「じゃあ…どうしたの?」
「…なまえ」
「えっ?」
「僕の事名前で呼んでください」
「えっ!?アレン君!?」
「違います アレン です」
「……うぅ」
今度はミランダが下を向いてしまった
下を向いたミランダは耳まで真っ赤になっている
「どうしたんですか?」
「突然そんな事言うから驚いたの!……」
顔を赤らめながら言うミランダに声を掛けようとしたアレンは次の言葉にその言葉を飲み込んだ
「……アレン」
「!」
いつも呼ばれている言葉よりたった二文字少ないだけなのに、それだけで距離がずっと近くに感じる……
もっと歩み寄りたいと思ったのは自分…
だけど恥ずかしがり屋の彼女の事だからそんな風に呼んでもらうのはもっと後の事だと思っていた…
なんて嬉しいんだろう!
なのに……なのに!
「どっどうしたの!ア…アレン…?」
ミランダが見るとアレンは顔を両手で隠している
よく見ると元より色白な肌が耳までも、隠している両手までもが真っ赤に染まっている
「ご、ごめんなさい」
「…アレン?」
ミランダがそう言うとアレンは更に真っ赤になった
「ダメなんです…」
「え?」
「……嬉しすぎて…貴女にそう言われるだけで心臓が破裂しちゃいそうです…」
「アレン君……」
しばらくアレンが落ち着くまで待ってからアレンが口を開く
「ごめんなさい…望んでいたのは僕なのに…」
そう言って申し訳なさそうにミランダを見るアレン
「いいのよ…私だってまだ勇気が出ないもの…それに…」
「それに?」
「……私もアレン君に名前で呼ばれたらそうなっちゃうと思うわ…」
そういってアレンに微笑むミランダ
「ミランダさん……」
「ふふふ…焦らないでねアレン君?」
「……はい!」
そんな二人のやりとりを遠くから眺めている影が…
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