【小さくて大きな事】
突然のリナリーの発言にミランダが真っ赤になって固まる…
そしてアレンはリナリーに抱き抱えられながら何とも言えない困った顔をしている…
リナリーはアレンを抱き上げながら顔を輝かせている
「も~!君、お父さんそっくりだね!名前はなんて言うの?」
「……アレンです」
「アレン?お父さんと同じ名前なんだ~?」
「…違います、アレン・ウォーカーです」
「え…アレン……君?」
自分が抱き抱えている子供の発言に、リナリーの動きが止まった
ゆっくりとアレンを床に降ろすリナリー…
そして降ろされたアレンが気まずそうに朝の挨拶をした
「…おはようございます、リナリー」
「…………」
アレンに朝の挨拶をされたリナリーは無言でアレンを見ている、そして…
ゆらぁ…
リナリーの身体が揺らめいて…
バッターン!
「あぁ!リナリー!!」
「リナリーちゃん!!」
アレンの目の前で、ついさっきの出来事が再び繰り返されたのだった…
………
……
…
「も、もう大丈夫…」
目を覚ましたリナリーが深呼吸しながら言葉を吐き出した
そして三人でベッドに腰掛けながら今の現状について話し合った
「…そうよね、よく考えたらこんなに大きな子供がいるなんて有り得ないわよね」
「残念ですけど今の所そんな予定も無いですしね」
「ア、アレン君!!」
アレンのリナリーへの返答にミランダが顔を赤らめた…
「でも…どうするのアレン君?」
「本当に…どうしよう…」
「あ~…うん、確かにこれからの事もあるけど私が言ってるのは『今日』の事なんだけど…?」
「…『今日』?」
リナリーの言葉に不思議そうな顔をするアレンだったが、ミランダはその意味に気付いていた
「アレン君、今日はクリスマスとアレン君の誕生日を合同で祝うのよ…」
「えっ!?」
「主役が顔を出さない訳にはいかないわよね?」
さっき私がアレン君を呼びに来たのはその為ですもの?
ニコニコと笑顔を見せるリナリー、これは明らかに今の出来事を面白がっている顔である
「だ、駄目ですよ!こんな姿じゃ…!」
小さくなったアレンがリナリーの顔を見て怯えたような仕草を見せたが…
その仕草がリナリーの中のスイッチを入れてしまったようだ
「駄目!今の姿だからいいんじゃない!行くわよ!」
ふわっ
「…え?」
何が起きたのかアレンには解らなかったが、横で見ていたミランダには全て解った
急にリナリーが立ち上がったかと思うといきなりアレンを抱きかかえたのだ
この姿は世間一般で言ういわゆる【お姫様だっこ】の形である
「リ、リナリー!降ろしてください!」
「駄目!もう時間がないんだから!ミランダ、そう言う訳だから私達は先に行くわね?」
「え、えぇ…」
ミランダは目の前で起きている出来事に少々ついて行けていない気がした
「じゃあ行くわよ!」
言うが早いか、リナリーはアレンを抱きかかえたまま勢いよく部屋を飛び出した
開け放たれた扉の向こうから
『リナリーィィ!!!降ろしてええぇぇ……』
と、アレンの絶叫が廊下に反響してエコーで聞こえてから、すぐに小さな音になって消えた…
………
……
…
そしてアレンはリナリーに抱き抱えられながら何とも言えない困った顔をしている…
リナリーはアレンを抱き上げながら顔を輝かせている
「も~!君、お父さんそっくりだね!名前はなんて言うの?」
「……アレンです」
「アレン?お父さんと同じ名前なんだ~?」
「…違います、アレン・ウォーカーです」
「え…アレン……君?」
自分が抱き抱えている子供の発言に、リナリーの動きが止まった
ゆっくりとアレンを床に降ろすリナリー…
そして降ろされたアレンが気まずそうに朝の挨拶をした
「…おはようございます、リナリー」
「…………」
アレンに朝の挨拶をされたリナリーは無言でアレンを見ている、そして…
ゆらぁ…
リナリーの身体が揺らめいて…
バッターン!
「あぁ!リナリー!!」
「リナリーちゃん!!」
アレンの目の前で、ついさっきの出来事が再び繰り返されたのだった…
………
……
…
「も、もう大丈夫…」
目を覚ましたリナリーが深呼吸しながら言葉を吐き出した
そして三人でベッドに腰掛けながら今の現状について話し合った
「…そうよね、よく考えたらこんなに大きな子供がいるなんて有り得ないわよね」
「残念ですけど今の所そんな予定も無いですしね」
「ア、アレン君!!」
アレンのリナリーへの返答にミランダが顔を赤らめた…
「でも…どうするのアレン君?」
「本当に…どうしよう…」
「あ~…うん、確かにこれからの事もあるけど私が言ってるのは『今日』の事なんだけど…?」
「…『今日』?」
リナリーの言葉に不思議そうな顔をするアレンだったが、ミランダはその意味に気付いていた
「アレン君、今日はクリスマスとアレン君の誕生日を合同で祝うのよ…」
「えっ!?」
「主役が顔を出さない訳にはいかないわよね?」
さっき私がアレン君を呼びに来たのはその為ですもの?
ニコニコと笑顔を見せるリナリー、これは明らかに今の出来事を面白がっている顔である
「だ、駄目ですよ!こんな姿じゃ…!」
小さくなったアレンがリナリーの顔を見て怯えたような仕草を見せたが…
その仕草がリナリーの中のスイッチを入れてしまったようだ
「駄目!今の姿だからいいんじゃない!行くわよ!」
ふわっ
「…え?」
何が起きたのかアレンには解らなかったが、横で見ていたミランダには全て解った
急にリナリーが立ち上がったかと思うといきなりアレンを抱きかかえたのだ
この姿は世間一般で言ういわゆる【お姫様だっこ】の形である
「リ、リナリー!降ろしてください!」
「駄目!もう時間がないんだから!ミランダ、そう言う訳だから私達は先に行くわね?」
「え、えぇ…」
ミランダは目の前で起きている出来事に少々ついて行けていない気がした
「じゃあ行くわよ!」
言うが早いか、リナリーはアレンを抱きかかえたまま勢いよく部屋を飛び出した
開け放たれた扉の向こうから
『リナリーィィ!!!降ろしてええぇぇ……』
と、アレンの絶叫が廊下に反響してエコーで聞こえてから、すぐに小さな音になって消えた…
………
……
…
