『ずっと傍に居るから。』
「お~いアレン!」
「ラビ?」
教団の廊下を歩いていたアレンにラビが声を掛ける
手を見ると何やら四角い物体を持っている
「アレン、これやるさ」
「え…?」
ラビが手に持っていた物体をアレンに差し出す
アレンが差し出された物体を見るとそれは…
『怪奇!世界の怪談・怪奇現象スペシャル!!』
「……何です…この本?」
「ん~、任務先のおみやげ」
「……いりませんよ、こんなの」
「まあまあ、その中にイノセンスに関係する怪奇現象が有るかもしれないだろ?いいからとっとけよ」
アレンに本を渡し終えるとさっさとどこかへ行ってしまうラビ
「あ、ラビ……っまったく…こんな本…」
パラパラと中をめくり本の内容を見てみると中身はありがちな怪談話などが載っているだけだった(挿し絵もかなり安っぽい)
「…まあいいか、ミランダさんの所に行こう」
こうしてアレンは本を持ってミランダの部屋へ向かった……
コンコンッとミランダの部屋の扉をノックするアレン
するとすぐに部屋の主が扉から現れアレンを部屋の中へと招き入れた
「いらっしゃいアレン君……あら?」
そしてアレンが持っている物に気付く
「ああコレですか…ラビのおみやげなんですけどね?」
特に興味なさげに、何気なく本をミランダの部屋の机に置く
そしてアレンがミランダの部屋に入って談笑を始めて数分後…何者かがミランダの部屋の扉を叩いた
「はい、どうぞ」
ミランダがノックに応じると扉を叩いた人物が部屋に顔を覗かせた
「邪魔するよミランダ…お、アレン、やっぱここにいたか」
「リーバーさん?」
「アレン、室長がこの間の任務の報告書で少し聞きたいことがあるから来て欲しいそうだ」
「え~?今ですか?」
「今、だ」
「仕方がない…ミランダさんちょっと行ってきます」
「ふふふ…行ってらっしゃいアレン君」
名残惜しそうにドアから出て行ったアレンをミランダは優しく見送る
(さて…どうしようかしら…あ)
そして一人になった部屋で、ある本を見付けた
(これはラビ君のおみやげ…どんな本なのかしら)
そして興味本位でミランダはその本を読み始めた…
……
…
「ラビ?」
教団の廊下を歩いていたアレンにラビが声を掛ける
手を見ると何やら四角い物体を持っている
「アレン、これやるさ」
「え…?」
ラビが手に持っていた物体をアレンに差し出す
アレンが差し出された物体を見るとそれは…
『怪奇!世界の怪談・怪奇現象スペシャル!!』
「……何です…この本?」
「ん~、任務先のおみやげ」
「……いりませんよ、こんなの」
「まあまあ、その中にイノセンスに関係する怪奇現象が有るかもしれないだろ?いいからとっとけよ」
アレンに本を渡し終えるとさっさとどこかへ行ってしまうラビ
「あ、ラビ……っまったく…こんな本…」
パラパラと中をめくり本の内容を見てみると中身はありがちな怪談話などが載っているだけだった(挿し絵もかなり安っぽい)
「…まあいいか、ミランダさんの所に行こう」
こうしてアレンは本を持ってミランダの部屋へ向かった……
コンコンッとミランダの部屋の扉をノックするアレン
するとすぐに部屋の主が扉から現れアレンを部屋の中へと招き入れた
「いらっしゃいアレン君……あら?」
そしてアレンが持っている物に気付く
「ああコレですか…ラビのおみやげなんですけどね?」
特に興味なさげに、何気なく本をミランダの部屋の机に置く
そしてアレンがミランダの部屋に入って談笑を始めて数分後…何者かがミランダの部屋の扉を叩いた
「はい、どうぞ」
ミランダがノックに応じると扉を叩いた人物が部屋に顔を覗かせた
「邪魔するよミランダ…お、アレン、やっぱここにいたか」
「リーバーさん?」
「アレン、室長がこの間の任務の報告書で少し聞きたいことがあるから来て欲しいそうだ」
「え~?今ですか?」
「今、だ」
「仕方がない…ミランダさんちょっと行ってきます」
「ふふふ…行ってらっしゃいアレン君」
名残惜しそうにドアから出て行ったアレンをミランダは優しく見送る
(さて…どうしようかしら…あ)
そして一人になった部屋で、ある本を見付けた
(これはラビ君のおみやげ…どんな本なのかしら)
そして興味本位でミランダはその本を読み始めた…
……
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