キスして欲しい
「……落ち着いたか?」
リナリーが泣くのが治まってきたのを見たティキはリナリーの肩を抱き二人ベッドに腰掛けた
「は、はい…もう大丈夫です…」
「そうか、良かった…いきなり泣き出すからどうしたらいいかわからなくなっちまって…ゴメンなリナリー」
「そんな…私が悪いんです…ティキさんのせいじゃないんです…」
「そうなのか?俺が何かしちまったんなら云ってくれよ…じゃないと…」
ティキが続きを言う前にリナリーが慌てたように言った
「違うんですティキさん…!……その」
「え?」
「その…ごめんなさいっ!」
「え!?何が!?ごめんなさいって…」
まさか…俺は本気で嫌われちまうような事を…!?
「その…昨日ティキさんが…」
うわぁ…
「ティキさんの顔が側にあって…あの、嬉しくて…」
え?
「その…ティキさんに…キスしちゃったんです…」
キ……ス…?
「ごめんなさい…私…」
キスって…え?リナリーから!?
「そ、そうなのか……はは……」
安心したような…衝撃を受けたと言うか…
「ごめんなさい…私…!」
「あ、ああ…大丈夫だよ」
寝ている間に…リナリーが俺にキスを…
「ごめんなさい…何で私あんな事を…」
なんだ…リナリーは俺にキスしたのが恥ずかしくてあんな態度とってたんだ
そう思うと今朝の布団での慌てぶりが想像できて
可愛いらしいやら可笑しいやらで…
何やら…
変な気分に…
なってきた…
あぁ…
「そうなんだ…じゃあ俺のファーストキスの相手はリナリーだな…」
「えっ…!?あの…ええっ!?」
「意外?」
なんだろう…
凄くリナリーを虐めてやりたいな…
「いえ、あのっ、はいっ…あっ、いえ!?」
俺の返答にどう返事をしていいのか解らなくなっているリナリーは軽いパニックを起こしている…
「…リナリーは?」
「えっ!?」
「…初めてだった?」
「えっ!?…は、はい…あの…ティキさんが…初めて…です」
語尾に向かうたびにリナリーの声は小さくなっていった…
リナリーが泣くのが治まってきたのを見たティキはリナリーの肩を抱き二人ベッドに腰掛けた
「は、はい…もう大丈夫です…」
「そうか、良かった…いきなり泣き出すからどうしたらいいかわからなくなっちまって…ゴメンなリナリー」
「そんな…私が悪いんです…ティキさんのせいじゃないんです…」
「そうなのか?俺が何かしちまったんなら云ってくれよ…じゃないと…」
ティキが続きを言う前にリナリーが慌てたように言った
「違うんですティキさん…!……その」
「え?」
「その…ごめんなさいっ!」
「え!?何が!?ごめんなさいって…」
まさか…俺は本気で嫌われちまうような事を…!?
「その…昨日ティキさんが…」
うわぁ…
「ティキさんの顔が側にあって…あの、嬉しくて…」
え?
「その…ティキさんに…キスしちゃったんです…」
キ……ス…?
「ごめんなさい…私…」
キスって…え?リナリーから!?
「そ、そうなのか……はは……」
安心したような…衝撃を受けたと言うか…
「ごめんなさい…私…!」
「あ、ああ…大丈夫だよ」
寝ている間に…リナリーが俺にキスを…
「ごめんなさい…何で私あんな事を…」
なんだ…リナリーは俺にキスしたのが恥ずかしくてあんな態度とってたんだ
そう思うと今朝の布団での慌てぶりが想像できて
可愛いらしいやら可笑しいやらで…
何やら…
変な気分に…
なってきた…
あぁ…
「そうなんだ…じゃあ俺のファーストキスの相手はリナリーだな…」
「えっ…!?あの…ええっ!?」
「意外?」
なんだろう…
凄くリナリーを虐めてやりたいな…
「いえ、あのっ、はいっ…あっ、いえ!?」
俺の返答にどう返事をしていいのか解らなくなっているリナリーは軽いパニックを起こしている…
「…リナリーは?」
「えっ!?」
「…初めてだった?」
「えっ!?…は、はい…あの…ティキさんが…初めて…です」
語尾に向かうたびにリナリーの声は小さくなっていった…