A×L短編集




「いいなぁ…」

と、ぽつり呟いたアレンの目線をリナリーが追うと
男の人と手を繋いで歩くスタイル抜群の美人の女の人が映った…

(何よ!彼女とデート中に他の女なんて見て!ラビじゃないんだから!(偏見)見損なったわアレン君!彼女の目の前で他の女を見て『いいなぁ』だなんて…!)

途端に不機嫌になるリナリー…
アレンが目線をリナリーに戻すがアレンはリナリーが不機嫌になっているのに気付いていない

「あ、あのリナリー…」

恥ずかしそうにリナリーを見るアレン
リナリーはそんなアレンを見て更に苛々を募らせた

(何よ!どうして顔が赤いのよ!)

「僕…今の人が羨ましくなっちゃって…」

(! な、何よ…何でそんな事言うのよ…)

「だから…その…」

もじもじと顔を赤らめているアレンの姿を見てリナリーは心臓に穴が開いたような気持ちになったが…




「…僕たちも手を繋ぎませんか?」

「…え?」

「あ!嫌だったらいいんです!」

「…え!?あ、ぜ、全然嫌じゃないです!」

「本当ですか?あの…じゃあ…」

リナリーに手を差し出すアレン
リナリーはその手を


(…疑ってごめんなさい)

と心の中で呟いてから握り返したのだった……

END
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