A×M短編集

ロードの世界から無事に帰還したというていの話



「いんやぁ…酷い目にあったさぁ…」

「でも皆無事に戻って来れてよかったですよね」

「本当に…皆、無事でよかったわ」

仲間の無事な姿を見て安心するミランダ

「いやぁでもアレンが今回1番の被害者さぁ」

「「え?」」

「なんてったってロードに唇奪われてんだから」

「!!」

「ラビ!!!」

ラビの一言にアレンが慌てたような声を出す
ミランダはラビの一言に沈黙してじっとアレンを見ている

「…アレン君」

「ち、違うんですよミランダさん!あれは僕の意志じゃ…!」

「アレン君!」

「は、はい!?」



ちゅっ



「…へ?」

突然の唇への柔らかな感触にアレンの思考が止まる
目の前には顔を真っ赤にしたミランダ

「わ、私の方がアレン君の事好きだから!」

「ミランダさん…!」


END
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