紅茶とコーヒーと子供と大人

Allen×Miranda
BonusTruck










朝から昼に変わる時間…
アレンは教団に頼まれていた仕事も終わり食堂へと向かっていた

(あ~今日はミランダさんと朝食が食べれなかったなぁ…)

そんな事を考えて食堂へ向かおうとしていたアレンの目に立ち話をしている団員の姿が目に映った
そしてその横を通り過ぎようとしたアレンの耳に

『ミランダが』『神田に』
と言うキーワードが聞こえて来た
慌てて通路を曲がるフリをしながら団員の会話に聞き耳を立てるアレン
………
……


『本当かよ?』

『ああ…間違いないって』

『食堂で?』

『食堂で』

『神田とミランダが?』

『神田とミランダが』

(な、なんだ?神田とミランダさんが何なんだよぉ?)

団員の会話に聞き耳を立てているアレンはヤキモキした気持ちで会話を聞いていた…
二人は朝の神田とミランダについて会話をしていたのだが…
内容が若干変化していた…
そしてその若干がアレンを地獄へと叩き落とした



『ミランダが神田にキスするなんてなあ』

(!!!!?)

『それだけじゃないんだよ』

『まだ何かあるのか?』

『あぁ…その後神田もミランダにキスして「これでおあいこだな」って言ったらしい』

(!!!!!!!)

会話を聞いていたアレンは目の前が真っ暗になっていき…

「ミランダさ~ん!!どうしてですかぁ~!?」

と泣きながらどこかへ走り去ってしまった…










その後、ミランダに真相を聞き…
嫉妬に駆られたアレンにミランダが身体中アレンにキスされるのはまた別の話
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