奇跡の軌跡
「二人とも、お待たせ」
「おかえり!」
「あぁ…」
「はいミランダ、ハンバーグ」
「わぁ!ありがとう!」
差し出された旗付きのお子様ランチにミランダは目を輝かせている
「それと神田は天麩羅蕎麦ね」
「ん…」
蕎麦を神田に差し出すリナリー
「…待ってくださいよリナリー…」
大量の食器を抱えたアレンが席に着く
「うわぁ…アレンおにいちゃん凄い…」
運ばれて来た大量の食べ物にミランダが感嘆の声をあげる
「それじゃあ食べましょう?」
『『いただきます』』
四人の声が重なる
「…おいしい!」
お子様ランチのチキンライスを頬張ったミランダ
「ふふ…お代わりもあるから沢山食べてね?」
「うん!」
美味しそうにお子様ランチを頬張るミランダを見ながら三人は食事を続けた
その時ご飯を食べていたミランダがふと気付いた様に言った
「…ねぇリナリーおねぇちゃん?ここは病院なんだよね?」
「ええぇそうよ?」
「私以外に病気の人はいないの?」
「えぇと…」
リナリーが質問の答えをどうしようか迷っていた時…
「あれぇ?皆ズルいさぁ、俺達も誘ってよぉ?」
声のした方を振り返るとそこにはラビとクロウリーが立っていた
「あれぇミランダ、変わった物食べてるね?」
「…おにいちゃん誰?」
「……え?ミランダ?」
「はい二人ともちょっとこっちに…」
アレンがラビとクロウリーを連れて部屋の端っこへ
実は…
ええ!?嘘!?
本当であるか!?
……
…
説明を終え戻ってくる三人
「あ~ミランダ?俺はラビって言うんだ?」
「ラビおにいちゃん?カワイイ名前だね?」
「う、うん…ありがとう」
「私はクロウリーである」
「くろうりー?」
「あ~呼びにくいからクロちゃんて呼べばいいさぁ」
「クロちゃん…」
(何故我輩だけ…)
「ねぇおにいちゃん達は患者さんなの?」
「ん~違うよぉ?」
「ここ人達…皆同じ服を着てるのはどうして?」
「それはねぇ…あの服を着てるのは皆医者の卵だからさぁ」
「タマゴ?」
「まぁもうすぐ医者になる人さぁ…ここには沢山の医者がいるからね?皆直ぐに病気を治して退院していっちまうから患者さんはそんなにいないんさぁ?」
「そうなんだ!凄い!」
「ミランダも直ぐに治っちゃうさあ」
リナリーが困っていた返答を代わりに答えたラビ…
何とかその場をやり過ごすことが出来た
……
…
ミランダとご飯を食べながら談笑していた五人…
ふとリナリーが…
「そろそろドクターの検査が終わってるんじゃないかしら?」
「ん……もういい頃合いか」
「そうですね、行ってみましょう」
席を立った六人は医務室へと向かった
……
…
「おかえり!」
「あぁ…」
「はいミランダ、ハンバーグ」
「わぁ!ありがとう!」
差し出された旗付きのお子様ランチにミランダは目を輝かせている
「それと神田は天麩羅蕎麦ね」
「ん…」
蕎麦を神田に差し出すリナリー
「…待ってくださいよリナリー…」
大量の食器を抱えたアレンが席に着く
「うわぁ…アレンおにいちゃん凄い…」
運ばれて来た大量の食べ物にミランダが感嘆の声をあげる
「それじゃあ食べましょう?」
『『いただきます』』
四人の声が重なる
「…おいしい!」
お子様ランチのチキンライスを頬張ったミランダ
「ふふ…お代わりもあるから沢山食べてね?」
「うん!」
美味しそうにお子様ランチを頬張るミランダを見ながら三人は食事を続けた
その時ご飯を食べていたミランダがふと気付いた様に言った
「…ねぇリナリーおねぇちゃん?ここは病院なんだよね?」
「ええぇそうよ?」
「私以外に病気の人はいないの?」
「えぇと…」
リナリーが質問の答えをどうしようか迷っていた時…
「あれぇ?皆ズルいさぁ、俺達も誘ってよぉ?」
声のした方を振り返るとそこにはラビとクロウリーが立っていた
「あれぇミランダ、変わった物食べてるね?」
「…おにいちゃん誰?」
「……え?ミランダ?」
「はい二人ともちょっとこっちに…」
アレンがラビとクロウリーを連れて部屋の端っこへ
実は…
ええ!?嘘!?
本当であるか!?
……
…
説明を終え戻ってくる三人
「あ~ミランダ?俺はラビって言うんだ?」
「ラビおにいちゃん?カワイイ名前だね?」
「う、うん…ありがとう」
「私はクロウリーである」
「くろうりー?」
「あ~呼びにくいからクロちゃんて呼べばいいさぁ」
「クロちゃん…」
(何故我輩だけ…)
「ねぇおにいちゃん達は患者さんなの?」
「ん~違うよぉ?」
「ここ人達…皆同じ服を着てるのはどうして?」
「それはねぇ…あの服を着てるのは皆医者の卵だからさぁ」
「タマゴ?」
「まぁもうすぐ医者になる人さぁ…ここには沢山の医者がいるからね?皆直ぐに病気を治して退院していっちまうから患者さんはそんなにいないんさぁ?」
「そうなんだ!凄い!」
「ミランダも直ぐに治っちゃうさあ」
リナリーが困っていた返答を代わりに答えたラビ…
何とかその場をやり過ごすことが出来た
……
…
ミランダとご飯を食べながら談笑していた五人…
ふとリナリーが…
「そろそろドクターの検査が終わってるんじゃないかしら?」
「ん……もういい頃合いか」
「そうですね、行ってみましょう」
席を立った六人は医務室へと向かった
……
…