奇跡の軌跡
「アレン君何やってるの?」
扉の前で頭を抱えうずくまっているアレンを見てリナリーが声をかけてきた
「あっリナリー!いい所に!」
「いい所に?何かあったの?」
「実は今ミランダさんが大変な事に…」
「え!?何があったの!?」
「見てもらえばわかります……」
そう言って部屋のノブを回してリナリーを中に入れる
部屋に入ってリナリーが見たものは…部屋のベッドの上できょろきょろと辺りを見回しているミランダだった…
「なんだ……別に何も…」
「おねえちゃん誰?」
「え?……ミランダ?」
「おねえちゃんも私の名前知ってるね?どうして?」
不思議そうに首を傾げるミランダ…
その姿を見たリナリーは
「……ちょっと待っててね?」
「?」
アレンの手を引いて部屋の外に出るリナリー
バタンッ
「どういう事よ!?ミランダどうしちゃったの!?」
「それはこっちが聞きたいですよぅ…」
「なんで!?記憶喪失!?」
「わからないんです…朝起きたら…」
「起きたら?」
「……自分の事5歳児だと思ってるんです…」
「………どういう事なの」
力無くリナリーが呟いた…
そこに…
「…リナリー、モヤシ、何話してるんだ?」
リナリーを探しにきた神田が現れた…
「「……神田かぁ」」
現れた人物に二人して溜息を吐く
「おい!何だその反応は!」
「だって神田じゃ…」
「…ねぇ?」
「なんだ!?俺がここに来ちゃ悪ぃのかよ!」
「……神田…実は今ミランダさんが大変な事になってるんです」
「何?」
「私達じゃどうしようもできないの…」
「何だと!?ミランダに何が起きたんだ!?」
「「それは自分の目で確かめて…」」
そう言って二人ドアを指差す…
「?」
不思議に思いながら神田が中へと入って行った…
…………
数秒後…扉から出て来た神田の開口一番のセリフは…
「なんだありゃあ!?」
「「……やっぱり」」
「あんなもん誰だってどうしようも出来ねえよ!!何があったんだ!」
「それがわからないから困ってるんです…」
「ねぇミランダ大丈夫かな?」
「……ミランダは頭でも打ったのか?」
「いえ…そんな事は…」
「……記憶が混乱してるんなら一度医療班に見せに行ったらどうだ?」
「……それがいいわね」
「そうですね…何かの病気だったら大変ですから」
意を決して三人部屋の中に入る
中では先程と変わらずに部屋の中をきょろきょろと見回しているミランダの姿があった
「え~と…ミランダ?」
「なぁに?」
「えっと…ちょっと私達と一緒に来てくれないかしら?」
「……ヤダ」
「「「え?」」」
「……パパとママが知らない人達には付いていっちゃイケマセンっていつも言ってるもん……おにいちゃん達は誰?ここはドコ?」
ベッドの上で不安になったのか枕を抱きしめ今にも泣き出しそうな顔になっているミランダ
その姿を見たアレンは一歩前に出た…
「突然ごめんねミランダ?僕はアレン、それで二人が…」
「…リナリーよ」
「……神田ユウだ」
「アレンおにいちゃんと…リナリーおねえちゃんと…カンダユウおにいちゃん?」
「……ユウだ」
「…ユウおにいちゃん」
自己紹介を済ませた後にアレンがミランダに喋りだした
「実はねミランダ?君は昨日病気になってこの病院に運ばれてきたんだよ?」
「え?」
(アレン君!?)
(モヤシ!?)
扉の前で頭を抱えうずくまっているアレンを見てリナリーが声をかけてきた
「あっリナリー!いい所に!」
「いい所に?何かあったの?」
「実は今ミランダさんが大変な事に…」
「え!?何があったの!?」
「見てもらえばわかります……」
そう言って部屋のノブを回してリナリーを中に入れる
部屋に入ってリナリーが見たものは…部屋のベッドの上できょろきょろと辺りを見回しているミランダだった…
「なんだ……別に何も…」
「おねえちゃん誰?」
「え?……ミランダ?」
「おねえちゃんも私の名前知ってるね?どうして?」
不思議そうに首を傾げるミランダ…
その姿を見たリナリーは
「……ちょっと待っててね?」
「?」
アレンの手を引いて部屋の外に出るリナリー
バタンッ
「どういう事よ!?ミランダどうしちゃったの!?」
「それはこっちが聞きたいですよぅ…」
「なんで!?記憶喪失!?」
「わからないんです…朝起きたら…」
「起きたら?」
「……自分の事5歳児だと思ってるんです…」
「………どういう事なの」
力無くリナリーが呟いた…
そこに…
「…リナリー、モヤシ、何話してるんだ?」
リナリーを探しにきた神田が現れた…
「「……神田かぁ」」
現れた人物に二人して溜息を吐く
「おい!何だその反応は!」
「だって神田じゃ…」
「…ねぇ?」
「なんだ!?俺がここに来ちゃ悪ぃのかよ!」
「……神田…実は今ミランダさんが大変な事になってるんです」
「何?」
「私達じゃどうしようもできないの…」
「何だと!?ミランダに何が起きたんだ!?」
「「それは自分の目で確かめて…」」
そう言って二人ドアを指差す…
「?」
不思議に思いながら神田が中へと入って行った…
…………
数秒後…扉から出て来た神田の開口一番のセリフは…
「なんだありゃあ!?」
「「……やっぱり」」
「あんなもん誰だってどうしようも出来ねえよ!!何があったんだ!」
「それがわからないから困ってるんです…」
「ねぇミランダ大丈夫かな?」
「……ミランダは頭でも打ったのか?」
「いえ…そんな事は…」
「……記憶が混乱してるんなら一度医療班に見せに行ったらどうだ?」
「……それがいいわね」
「そうですね…何かの病気だったら大変ですから」
意を決して三人部屋の中に入る
中では先程と変わらずに部屋の中をきょろきょろと見回しているミランダの姿があった
「え~と…ミランダ?」
「なぁに?」
「えっと…ちょっと私達と一緒に来てくれないかしら?」
「……ヤダ」
「「「え?」」」
「……パパとママが知らない人達には付いていっちゃイケマセンっていつも言ってるもん……おにいちゃん達は誰?ここはドコ?」
ベッドの上で不安になったのか枕を抱きしめ今にも泣き出しそうな顔になっているミランダ
その姿を見たアレンは一歩前に出た…
「突然ごめんねミランダ?僕はアレン、それで二人が…」
「…リナリーよ」
「……神田ユウだ」
「アレンおにいちゃんと…リナリーおねえちゃんと…カンダユウおにいちゃん?」
「……ユウだ」
「…ユウおにいちゃん」
自己紹介を済ませた後にアレンがミランダに喋りだした
「実はねミランダ?君は昨日病気になってこの病院に運ばれてきたんだよ?」
「え?」
(アレン君!?)
(モヤシ!?)