裏返しな君と…
「ねぇねぇ神田?私の事どう思ってる?」
「あぁー?」
またこの質問か…
まあ…少し冷たくしてるからな…たまには…
「……好きだよ」
少し顔を赤らめながらリナリーに呟く、その返事にリナリーは…
「えぇ!嘘っ!?」
驚きの声をあげるリナリー
神田は少し戸惑った
(…なんだこの反応?俺はそんなに冷たくしてたか?)
今までの自分を少し振り返る神田
「ねぇ、本当に私の事 スキ なの!?」
「…二度も言わせんなよ……好きだよ」
「えぇ…なんでぇ…」
「!?」
(何?なんで、だと!?)
「おい、どういう事だ?」
「神田は私の事好きじゃないんだ…」
暗い顔をしだしているリナリー、神田には何が何やらサッパリわからない
(なんだ?俺は確かに好きだと言ったぞ…何で悲しい顔されなきゃいけないんだ?………まさか!)
「おい……」
「何?」
「お前…まさかと思うが…俺と別れたいのか…?」
「? なんで?違うよ?」
リナリーの言葉を聞いて安心する神田
(違うのか…よかった………ハッ!よかったじゃねえ!)
「おい!どういう事だ!?」
「何が?」
「何で俺が好きだって言ったら悲しい顔すんだよ!?訳を言え!」
「だってラビが…」
「ラビが何だ!」
「『ユウはアマノジャクだ』って言うから…」
「何?アマノジャク?」
「うん…」
ラビに教えてもらった出来事を話すリナリー
…………
………
……
『ねぇラビ?神田は私に少し冷たいとは思わない?』
(……来たよ恋愛話…でもちゃんとした対応を…)
『う~ん、ユウはアマノジャクだからねぇ?』
『アマノジャク?何それ?』
『アマノジャクってのはユウの国の言葉で思ってたり言いたいことの逆の事をしちまうやつの事さぁ?』
『逆の事?』
『ほら?ユウって照れ屋だからさ?本当はリナリーといちゃいちゃしたくても恥ずかしいからついつい逆の事しちゃうのさ』
『逆の事…』
………
……
…
「ってラビが言うから…」
(あの野郎……余計な事を…!)
「あー?なんだ?俺に嫌いって言ってほしかったのか?」
「うん…恥ずかしがって逆の事言うんだったら…嫌いって言ってほしかった…」
うつむいて暗い顔しているリナリー
「…逆の事か……」
ふと思い付いたように呟く神田
「だったらさっき言った事の逆の事をしてやろう」
「え…?好きの反対………嫌い?」
「違ぇよ…これだよ」
そう言ってツカツカとリナリーに歩み寄る神田、リナリーの顎にそっと手をやる
「目ぇ閉じろよ…」
「え?」
言われて目を閉じるリナリー
目を閉じた瞬間唇に温かい温もりを感じる、驚いて目をあけるリナリー
「何だよ…まだ開けるなよ……」
「!なんで!?」
「言っただろ?好きの反対の事してやるって」
「えっ?えっ?えっ?」
突然の神田の行為にパニックのリナリーは次の神田の言葉の最後の部分が聞き取れなかった
「俺の国じゃあな……」
好きの反対はキスになるんだよ…
END
「あぁー?」
またこの質問か…
まあ…少し冷たくしてるからな…たまには…
「……好きだよ」
少し顔を赤らめながらリナリーに呟く、その返事にリナリーは…
「えぇ!嘘っ!?」
驚きの声をあげるリナリー
神田は少し戸惑った
(…なんだこの反応?俺はそんなに冷たくしてたか?)
今までの自分を少し振り返る神田
「ねぇ、本当に私の事 スキ なの!?」
「…二度も言わせんなよ……好きだよ」
「えぇ…なんでぇ…」
「!?」
(何?なんで、だと!?)
「おい、どういう事だ?」
「神田は私の事好きじゃないんだ…」
暗い顔をしだしているリナリー、神田には何が何やらサッパリわからない
(なんだ?俺は確かに好きだと言ったぞ…何で悲しい顔されなきゃいけないんだ?………まさか!)
「おい……」
「何?」
「お前…まさかと思うが…俺と別れたいのか…?」
「? なんで?違うよ?」
リナリーの言葉を聞いて安心する神田
(違うのか…よかった………ハッ!よかったじゃねえ!)
「おい!どういう事だ!?」
「何が?」
「何で俺が好きだって言ったら悲しい顔すんだよ!?訳を言え!」
「だってラビが…」
「ラビが何だ!」
「『ユウはアマノジャクだ』って言うから…」
「何?アマノジャク?」
「うん…」
ラビに教えてもらった出来事を話すリナリー
…………
………
……
『ねぇラビ?神田は私に少し冷たいとは思わない?』
(……来たよ恋愛話…でもちゃんとした対応を…)
『う~ん、ユウはアマノジャクだからねぇ?』
『アマノジャク?何それ?』
『アマノジャクってのはユウの国の言葉で思ってたり言いたいことの逆の事をしちまうやつの事さぁ?』
『逆の事?』
『ほら?ユウって照れ屋だからさ?本当はリナリーといちゃいちゃしたくても恥ずかしいからついつい逆の事しちゃうのさ』
『逆の事…』
………
……
…
「ってラビが言うから…」
(あの野郎……余計な事を…!)
「あー?なんだ?俺に嫌いって言ってほしかったのか?」
「うん…恥ずかしがって逆の事言うんだったら…嫌いって言ってほしかった…」
うつむいて暗い顔しているリナリー
「…逆の事か……」
ふと思い付いたように呟く神田
「だったらさっき言った事の逆の事をしてやろう」
「え…?好きの反対………嫌い?」
「違ぇよ…これだよ」
そう言ってツカツカとリナリーに歩み寄る神田、リナリーの顎にそっと手をやる
「目ぇ閉じろよ…」
「え?」
言われて目を閉じるリナリー
目を閉じた瞬間唇に温かい温もりを感じる、驚いて目をあけるリナリー
「何だよ…まだ開けるなよ……」
「!なんで!?」
「言っただろ?好きの反対の事してやるって」
「えっ?えっ?えっ?」
突然の神田の行為にパニックのリナリーは次の神田の言葉の最後の部分が聞き取れなかった
「俺の国じゃあな……」
好きの反対はキスになるんだよ…
END
1/1ページ