私は神田の何なんだろう？

恋人……でいいんだろうか？

その割りに神田は私に少し冷たい気がする……

アレン君とミランダが羨ましいな……

「どったのリナリー？」

「ラビ？」
教団の通路を下を向きながら歩いていた私にラビが話しかけて来た

「下なんて向いちゃってどうしたさ？」

「……ねえラビ？」

「んー？」

「私って神田の何？」

「何って……恋人だろ？」

「！……な何言ってんのよもう……///」
あまりにもあっけなく欲しかった言葉を言われ照れたリナリーはラビの背中をバンバンと叩いた

「イテ！イテ！な、何だよ…」
（な、何で俺ばっか皆の恋愛話聞かされんのかなぁ？）

「……神田は私の事本当に好きなのかしら？」

「何で？」

「だってアレン君とミランダがしてるみたいな事してくれないし……」

「……それってあんな事？」
ラビが指を指す方を見るとアレンとミランダが話をしながらいちゃついていた……………
………
……
「ねぇミランダさん？僕の事どれくらい好きですか？」

「えっ！？///えっとアレン君と同じくらい…かな？」

「じゃあこれくらいですか？」
そう言って両手を広げてみせるアレン

「……アレン君は私の事それぐらいなの？」
思っていたより小さかったのかミランダは少しがっかりした､しかし

「そうですよ？だって……これくらいですからね！」

「きゃ！？」
アレンは広げた両手で突然ミランダを抱きしめた

「僕はこれぐらい好きなんですぅ～」

「もう…アレン君たら…」
…………
………
……