夢の続き

「いつになるかは分かりませんけど僕はあの夢で見た光景を自分の目で見たいんです…」

「……はい」

「だから…その…この戦いが終わったら僕と一緒に…」

「はい、お父さん?」

「ミ、ミランダさん!?」

「ふふっ良かったぁ、アレン君が見た夢の中で私はお母さんかあ…それじゃあアレン君はお父さんなのよね?」

「………はい、お父さんでした!」

「ふふアレン君?私もアレン君がお父さんて呼ばれる光景が見たいわ?」

「ミランダさん…」

「私もその時が来るのを楽しみにしててもいい?」

「……はいっ!」

「ふふっじゃあ私の用事はおしまい、アレン君この後は?」

「えっとさっき書いた報告書をコムイさんに見せに行かなくちゃ…」

「…私も行っていい?」

「へっ?」

「今日はずっとアレン君と一緒に居たいんだけど……ダメ?」

「だっダメなんかじゃないですよ!はい!一緒に行きましょう!」

「それじゃあ、お父さん?」

手をアレンに向けるミランダ
その手を掴むアレン

「うん、行こうか?お母さん?」
ふふふ
あはは
そうして二人手を繋いで研究室へ。
夢の続きはまた今度………

END
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