夢の続き
「あれ?ミランダじゃない?」
教団の廊下を歩いていたリナリーと神田は廊下で見るからに困っているミランダを見付けた
そっと近づいてミランダに声を掛ける
「どうしたのミランダ?」
「きゃあっ!」
後から声を掛けただけなのだがミランダは驚いて大声を上げた
「どっどうしたの!?ミランダ!?」
「あっ…ああリナリーちゃん……ゴメンなさい…ちょっと人を探してて…」
「……アレン君?」
「えっ!?」
ずばり図星を突かれたミランダは一瞬で真っ赤になった
「えっと…違うのよ!?あのね昨日アレン君が任務から帰って来たでしょ!?それで私まだ任務に慣れてないから!?それで話をね…」
何かを弁解するように早口でまくし立てるミランダ…
「任務だったらラビも一緒に行ったけど?」
「……えっ?」
そんなミランダに冷静に言葉を述べるリナリー
その言葉にミランダの口が止まる
「ラビの方がエクソシストとしての歴も長いしブックマンの知識もあるから参考になるわよ?」
「あ…えっと…はい」
リナリーの言葉を聞いたミランダは静かになってしまう
「………………」
「………………」
「………ふふっ」
「えっ?」
「あははっ!ごめんねミランダ?意地悪言って」
「リナリーちゃん…?」
「大丈夫よ?誰も離れ離れになってた恋人同士を会わせないなんて非道い真似しないから」
「こっ……!」
恋人同士と言う言葉を聞いたミランダは先程にも増して赤くなった
「でもごめんね?私今日はアレン君を見ていないの」
「そっ…そう……」
リナリーの言葉を聞いてミランダの顔は段々と色を失っていくようだった
「えっと…食堂じゃないかしら?アレン君ジェリーの食事が恋しくなってたり!」
そんなミランダをフォローする様にリナリーが喋り出す
「ううん、食堂はもう見たわ?それに談話室も見たし研究室にもいなかったわ」
余程アレンに会いたかったのか、ミランダは教団内の人が集まる場所はすでに回ったようだった
「うーん、他に行きそうな場所は……」
「………書室だ…」
「「えっ?」」
今まで二人のやりとりを聞いているだけだった神田の言葉に二人の声が重なった
「モヤシなら任務の報告書を書くための資料探しに図書室に行ってる」
淡々と語る神田の言葉にミランダの顔はみるみるうちに色を取り戻した
「本当!?ありがとう神田くん!リナリーちゃん!」
それだけ言うとミランダは図書室へと走っていった
「あら?優しいじゃない?」
「…ふんっ」
……………
………
…
教団の廊下を歩いていたリナリーと神田は廊下で見るからに困っているミランダを見付けた
そっと近づいてミランダに声を掛ける
「どうしたのミランダ?」
「きゃあっ!」
後から声を掛けただけなのだがミランダは驚いて大声を上げた
「どっどうしたの!?ミランダ!?」
「あっ…ああリナリーちゃん……ゴメンなさい…ちょっと人を探してて…」
「……アレン君?」
「えっ!?」
ずばり図星を突かれたミランダは一瞬で真っ赤になった
「えっと…違うのよ!?あのね昨日アレン君が任務から帰って来たでしょ!?それで私まだ任務に慣れてないから!?それで話をね…」
何かを弁解するように早口でまくし立てるミランダ…
「任務だったらラビも一緒に行ったけど?」
「……えっ?」
そんなミランダに冷静に言葉を述べるリナリー
その言葉にミランダの口が止まる
「ラビの方がエクソシストとしての歴も長いしブックマンの知識もあるから参考になるわよ?」
「あ…えっと…はい」
リナリーの言葉を聞いたミランダは静かになってしまう
「………………」
「………………」
「………ふふっ」
「えっ?」
「あははっ!ごめんねミランダ?意地悪言って」
「リナリーちゃん…?」
「大丈夫よ?誰も離れ離れになってた恋人同士を会わせないなんて非道い真似しないから」
「こっ……!」
恋人同士と言う言葉を聞いたミランダは先程にも増して赤くなった
「でもごめんね?私今日はアレン君を見ていないの」
「そっ…そう……」
リナリーの言葉を聞いてミランダの顔は段々と色を失っていくようだった
「えっと…食堂じゃないかしら?アレン君ジェリーの食事が恋しくなってたり!」
そんなミランダをフォローする様にリナリーが喋り出す
「ううん、食堂はもう見たわ?それに談話室も見たし研究室にもいなかったわ」
余程アレンに会いたかったのか、ミランダは教団内の人が集まる場所はすでに回ったようだった
「うーん、他に行きそうな場所は……」
「………書室だ…」
「「えっ?」」
今まで二人のやりとりを聞いているだけだった神田の言葉に二人の声が重なった
「モヤシなら任務の報告書を書くための資料探しに図書室に行ってる」
淡々と語る神田の言葉にミランダの顔はみるみるうちに色を取り戻した
「本当!?ありがとう神田くん!リナリーちゃん!」
それだけ言うとミランダは図書室へと走っていった
「あら?優しいじゃない?」
「…ふんっ」
……………
………
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