Let's go カラスバ!
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私の洞窟に変な女の子が居ついた。人間の子供は厄介だ、勝手に怪我をして大人を呼び出し環境を荒らす。だからさっさと追い出そうと思ったのに、その子は100匹のズバットの羽ばたきにも怯えることなく目を輝かせた。雨の日も風の日も毎日洞窟に来て、ポケモンだけでなく植物や石、洞窟のすべてを一生懸命下手くそなスケッチに残した。そしていつも私を見て「かっこいい」と呟き、やはり一生懸命スケッチに残した。
ゴルバットなんてのは比較的嫌われ者のポケモンだ。進化前のズバットはどこにでもいる雑魚だし、羽ばたき方はみっともなく鳴き声は汚い。ゴルバットに進化してもそれは同じことで。だから私は人間が嫌いだった。この子はまぁ変わった子なんだろう、そう思っていた。毎日その子が来るから毎日見守った。
ある日、この場所を離れてパルデアというところの学校に行くのだという。寮に住むのだと。ポケモンを連れていく必要があるから、どうか洞窟の中のズバットを一匹譲ってくれないかと泣きながら言ってきた。あなたに会えなくなるのが寂しいと。せめて毎日思い出せるように、この洞窟のズバットを連れて行きたいのだと。
だから一緒にパルデアとやらについていってあげることにした。そろそろ同じ洞窟に居るのも飽きたころだったし、私以外の雑魚を選ぶなど腹立たしかった。そう思ったら私はゴルバットからクロバットに進化した。この危なっかしい女の子を守ってあげろという、使命のように感じた。バカバカしいと思いながら、この子のために生きるのはまんざらでもなかった。何かを守るというのは気分がいい。昔は洞窟を、今はこの子を。
女の子は真面目に勉強し夢だった科学者になり、今度はミアレシティというビルばかりの街に来た。「ここは窮屈だね」この子はいつもそう言って私を抱きしめた。まぁパルデアの大穴に比べれば、私もそう思った。街に来て早々、カラスバというヤクザに絡まれて、毎週地下水道に閉じこもるようになった。ああまたのめり込んで周りが見えてない。すぐにクズモーやオンバットに囲まれて、危険に気付きもしないで壁を眺めている。しょうがないから私がこの子を守った。故郷の洞窟を思い出して少し懐かしかった。
この子はあのカラスバという男に恋をしているようだった。今度はまたずいぶん厄介なのに夢中になっているなと呆れながらやはり見守った。いろいろあったが結局この子はカラスバという男の隣で今は幸せそうに笑っているから、私はこれからもこの笑顔を守りたいと思った。
どうでもいいが、私の二人称は彼ではなく彼女なのだが、この子はいつになったら気付くのだろう。
ゴルバットなんてのは比較的嫌われ者のポケモンだ。進化前のズバットはどこにでもいる雑魚だし、羽ばたき方はみっともなく鳴き声は汚い。ゴルバットに進化してもそれは同じことで。だから私は人間が嫌いだった。この子はまぁ変わった子なんだろう、そう思っていた。毎日その子が来るから毎日見守った。
ある日、この場所を離れてパルデアというところの学校に行くのだという。寮に住むのだと。ポケモンを連れていく必要があるから、どうか洞窟の中のズバットを一匹譲ってくれないかと泣きながら言ってきた。あなたに会えなくなるのが寂しいと。せめて毎日思い出せるように、この洞窟のズバットを連れて行きたいのだと。
だから一緒にパルデアとやらについていってあげることにした。そろそろ同じ洞窟に居るのも飽きたころだったし、私以外の雑魚を選ぶなど腹立たしかった。そう思ったら私はゴルバットからクロバットに進化した。この危なっかしい女の子を守ってあげろという、使命のように感じた。バカバカしいと思いながら、この子のために生きるのはまんざらでもなかった。何かを守るというのは気分がいい。昔は洞窟を、今はこの子を。
女の子は真面目に勉強し夢だった科学者になり、今度はミアレシティというビルばかりの街に来た。「ここは窮屈だね」この子はいつもそう言って私を抱きしめた。まぁパルデアの大穴に比べれば、私もそう思った。街に来て早々、カラスバというヤクザに絡まれて、毎週地下水道に閉じこもるようになった。ああまたのめり込んで周りが見えてない。すぐにクズモーやオンバットに囲まれて、危険に気付きもしないで壁を眺めている。しょうがないから私がこの子を守った。故郷の洞窟を思い出して少し懐かしかった。
この子はあのカラスバという男に恋をしているようだった。今度はまたずいぶん厄介なのに夢中になっているなと呆れながらやはり見守った。いろいろあったが結局この子はカラスバという男の隣で今は幸せそうに笑っているから、私はこれからもこの笑顔を守りたいと思った。
どうでもいいが、私の二人称は彼ではなく彼女なのだが、この子はいつになったら気付くのだろう。
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