歩道橋
『歩道橋』は2017年6月ごろに完成させた曲です。
その年に好きなアーティストのミニライブがあり、それに参加するため名古屋に遊びに行ったときにアーチ状の歩道橋を見たのが曲を作るきっかけでした。
ミニライブが終わり、なんとなく写真に収めた歩道橋を見ながら、歌詞をパソコンで打ち込みながら仕上げたのを覚えています。
まず、1番のAメロとA’メロについてですが、
「気温が30℃を超えそうな暑い日には
雲一つない空の青さが目に付く
日が差しては逆上せて
水分補給をしても汗として流れて
肌は小麦色に焼けてゆく」
初夏に入り、気温も夏日から真夏日になる間際の暑い時期になると、外の青々しい空が見えたりすると思います。
直射で差込む太陽でうだりながらも町に出かけている様子を記しました。
続いて、Bメロとサビについてですが、
「今 横断歩道 交差点の向こう
赤信号 足を止めたその先に
歩道橋には見慣れない大勢の人達が
回り道しながら すれ違ってゆく
無色の風 靡かれた洋服の残像は
大きい 色鮮やかな虹になる」
アーチ状の歩道橋を渡る人たちによって、色鮮やかな服装が風に靡かれたことで虹に見えたらいいなと思いながら写真を見ながら歌詞を仕上げました。
続いて2番のA’メロについてですが、
「ついついいつもの癖で
横断歩道の白い線だけを踏んだり
鼻歌を口遊んだりする」
自分の癖でもあるのですが、横断歩道があると白線だけを踏んで渡り、曲を作るためなんとなく鼻歌もしてしまいます。
あえて自分色を出して見ました。
続いてBメロとサビについてですが、
「太陽は次第に地平線へ沈み
誰もいない階段を駆け上がる
歩道橋から見渡した幾つもの風景が
日常によって溶け込んでゆく
子供のころ焼きついたこの町の面影は
遠い過去に向かって延びてゆく」
実際にアーチ状の歩道橋を渡ったときに思ったことや、3歳まで名古屋に住んでいたらしいのですが、小さい頃見ていたであろう名古屋の風景の記憶が無いため、それを示唆する歌詞に仕上げました。
町の面影を実際の「影」になぞらえて、日が傾いてどんどん伸びていく様を過去のものになって遠ざかっていくといった感じに表現してみました。
実を言うと、2番のBメロとサビは1番にする予定で書き上げていたのですが、歌詞の内容の時間軸が「日中→夕方」と展開が変わりすぎたため、新たに1番のBメロとサビを差し込んで、違和感なく仕上げた経緯があります。
続いてラストのBメロとサビについてですが、
「昨日今日と同じ 明日もこんな感じ
変化のない一日を暮らすだろう
程なくして降り立った 変わらない歩道橋
自動車が無情に通り過ぎてゆく
街灯には 照らされた金属の光沢が
長い時間をかけて錆びてゆく」
日に日に変わっていく町の風景と裏腹に自分というのは変わらない日常を過ごしているのを自虐的に逆説的に捉えているのを表現してみました。
塗装が剥げて剥き出しになった金属もいずれは錆びてボロボロになりながら歩道橋は変わらずあり続けてほしいと思いながら歌詞を仕上げました。
当時は大学生でしたが、社会人となってからはあの歩道橋を見ていないので、この「歩道橋」を口遊みながら改めてこの町を歩いて見たいと思うこの頃です。
その年に好きなアーティストのミニライブがあり、それに参加するため名古屋に遊びに行ったときにアーチ状の歩道橋を見たのが曲を作るきっかけでした。
ミニライブが終わり、なんとなく写真に収めた歩道橋を見ながら、歌詞をパソコンで打ち込みながら仕上げたのを覚えています。
まず、1番のAメロとA’メロについてですが、
「気温が30℃を超えそうな暑い日には
雲一つない空の青さが目に付く
日が差しては逆上せて
水分補給をしても汗として流れて
肌は小麦色に焼けてゆく」
初夏に入り、気温も夏日から真夏日になる間際の暑い時期になると、外の青々しい空が見えたりすると思います。
直射で差込む太陽でうだりながらも町に出かけている様子を記しました。
続いて、Bメロとサビについてですが、
「今 横断歩道 交差点の向こう
赤信号 足を止めたその先に
歩道橋には見慣れない大勢の人達が
回り道しながら すれ違ってゆく
無色の風 靡かれた洋服の残像は
大きい 色鮮やかな虹になる」
アーチ状の歩道橋を渡る人たちによって、色鮮やかな服装が風に靡かれたことで虹に見えたらいいなと思いながら写真を見ながら歌詞を仕上げました。
続いて2番のA’メロについてですが、
「ついついいつもの癖で
横断歩道の白い線だけを踏んだり
鼻歌を口遊んだりする」
自分の癖でもあるのですが、横断歩道があると白線だけを踏んで渡り、曲を作るためなんとなく鼻歌もしてしまいます。
あえて自分色を出して見ました。
続いてBメロとサビについてですが、
「太陽は次第に地平線へ沈み
誰もいない階段を駆け上がる
歩道橋から見渡した幾つもの風景が
日常によって溶け込んでゆく
子供のころ焼きついたこの町の面影は
遠い過去に向かって延びてゆく」
実際にアーチ状の歩道橋を渡ったときに思ったことや、3歳まで名古屋に住んでいたらしいのですが、小さい頃見ていたであろう名古屋の風景の記憶が無いため、それを示唆する歌詞に仕上げました。
町の面影を実際の「影」になぞらえて、日が傾いてどんどん伸びていく様を過去のものになって遠ざかっていくといった感じに表現してみました。
実を言うと、2番のBメロとサビは1番にする予定で書き上げていたのですが、歌詞の内容の時間軸が「日中→夕方」と展開が変わりすぎたため、新たに1番のBメロとサビを差し込んで、違和感なく仕上げた経緯があります。
続いてラストのBメロとサビについてですが、
「昨日今日と同じ 明日もこんな感じ
変化のない一日を暮らすだろう
程なくして降り立った 変わらない歩道橋
自動車が無情に通り過ぎてゆく
街灯には 照らされた金属の光沢が
長い時間をかけて錆びてゆく」
日に日に変わっていく町の風景と裏腹に自分というのは変わらない日常を過ごしているのを自虐的に逆説的に捉えているのを表現してみました。
塗装が剥げて剥き出しになった金属もいずれは錆びてボロボロになりながら歩道橋は変わらずあり続けてほしいと思いながら歌詞を仕上げました。
当時は大学生でしたが、社会人となってからはあの歩道橋を見ていないので、この「歩道橋」を口遊みながら改めてこの町を歩いて見たいと思うこの頃です。
2/2ページ